現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

門松の竹の切り口は

2013-01-01 00:51:30 | 虚無僧日記
「門松や 冥土の旅の一里塚、めでたくもあり、
めでたくもなし。ご用心、ご用心」(一休)

こんな話しをしても、「門松(かどまつ)」も
すっかり 見なくなりました。昔は「鳶職」の
人が各戸に取り付けていき、当然のごとく、
むしろ「ご苦労様、ありがとうございます」と
言って 代金をお支払いしたものです。

それが、どうも「ヤーさん一家」の資金源に
なっているとかで、急速に廃止になってしまい
ました。「門松」も 廃れ行く伝統文化の一つです。

ところで、知ってましたか? 門松の竹の切り口は、
節をまたいで斜めに切り落とします。切り口の丁度
中ほどに、節がくるように切ると、口を開けて
笑っている顔に見えるのです。

それが「正式」とテレビでやっていたそうで、
注意して見てみると、西区の白山神社の立派な
門松は、そのようになっていました。たしかに
「笑顔」に見えて、思わず笑みがこぼれます。

しかし、他は「節」が無く、あんぐり開いて
バカ面に見えました。

最近の植え木屋さんは、「門松」を知らないので
しょうか。真横に切って断面が見えないのも
ありました。

「門松の 竹の切り口 笑顔なり、知る人もあり
知らぬ人もあり」(一路)

「笑門招福」。笑いに商機あり

2013-01-01 00:51:21 | 私の尺八遍歴
「ホリエもん」が話題になっていた頃のこと、
「笑う門にはフクきたる」を、若い女性キャスターが
「笑うモンは 服着たがる?」と読んで、周囲の
失笑をかっていた。

ついでに、スーパーで若い店員が「しん、まきジャケ
いかが」と言っていた。「新巻(あらまき)鮭」を
名古屋ではそう読むのかいな。

「虚無僧(こむそう)」は「きょむそう」「うそむそう」
なんて読まれる。でも誰も笑わない。不思議。

中日新聞に「ソニーが、笑顔を検知するカメラを
セットした冷蔵庫を開発した」との記事。扉の前で
ニコッと笑顔を作ると、ドアが開く仕組み。1日
一度はのぞく冷蔵庫。開ける前に笑顔の練習という
わけ。

このシステムを会議室のドアにも取り付けたところ、
会議での発言が活発になったとの成果も。


また、落語家や漫才師を招いて、社員研修をする
企業も増えてきたよし。

“笑い”を身につけるのも お金が要る世となった。

「“笑い”を仕事に、病気治療に取り入れる“商機”
があるという。

「一休話」で、どれだけ笑いがとれるか。やってみよう。

あけおめ ことよろ

2013-01-01 00:50:17 | 私の尺八遍歴
法敬寺さんで除夜の鐘をついている間に年が越しました。
0時のカウントダウンで、みなさん一斉にケータイ、
スマホを手に・・・・、スマホで済まそ。

ケータイ・メールですっかり定着した「あけおめ」
「ことよろ」。

「あけましておめでとう。ことしもよろしく」の
略語だそうです。

「ケータイはけったいやのォ」と思う人は、もう
けったいな奴かも。

とりあえず、省略化、省略可で、私も“あけおめ、
ことよろ!”