ケイの読書日記

個人が書く書評

フカザワナオコ「毎日がおひとりさま」

2011-02-17 15:19:21 | Weblog
 『ゆるゆる独身三十路ライフ』というサブタイトルがついている爆笑その後しんみりコミック。

 清く正しく美しく、という岸本葉子さんの独身女性ライフをいつも読んでいるので、フカザワさんのあまりのグータラぶりに驚いた。
 いっくらなんでも毎晩ビールで晩酌って、ゼイタクすぎやしませんか?
 そりゃ大きな仕事が終わったらビールで乾杯ってのなら分かりますが、毎晩とは…。
なんで発泡酒にしないのかな?味が違うから?
 でも、フカザワさんはカップ麺を高いといって食べず、袋入りインスタントラーメンをお鍋で作るほどの節約家なんですよ。
 うーん、よく分からん。一点豪華主義ってヤツでしょうか?

 しっかし36才フリーランスのマンガ家・イラストレーターで貯金0ってヤバかね?
 サナダさんを見習って欲しい。病気になっても入院できないよ。
 まぁ、ご実家が裕福みたいで、ナオコさんの将来を心配して、親が年金型保険を掛けてくれているようだ。(ナオコさんが60才になったら毎年37万円入ってくる)
 ああ、親はありがたいなあ。


 なんにせよ、この『毎日がおひとりさま』は売れているらしく、シリーズ化されて第二巻も出ているようなので、フカザワさんにもお金ががっぽり入ってきたと思われます。
 めでたしめでたし。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽」 | トップ | 二階堂黎人「誘拐犯の不思議」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事