日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

口角を上げて-新成人たちへ-

2011-01-10 20:11:51 | ライフスタイル
今日は成人の日。
全国各地では「成人式」が行われ、テレビのニュースでも取り上げられていた。
そんな新成人たちに「口角を上げて!」と新成人の親世代である、私から言いたい。
と言うのも、いつの頃からか?若い人たちの表情が「不機嫌そう」な印象を受けることが多くなってきたからだ。

確かに若い頃は、自分の思い通りに行かないことばかりで、行き場のない不満をぶるけることが出来ないというコトは間々としてある。
それがまた「若さ」と言うコトなのだ。
でも最近感じる若い人たちの「不機嫌さ」というのは、また異質なモノを感じる時があるのだ。
「不機嫌である」コトが、一つのアピールと言う感じだろうか?

「ニコニコ」していると、自分が何となく損をしたような感覚を持っているの?と言う印象を持つほど、自分の仲間内と外とではその表情の落差がある様に感じる。
それもまた「若さ」というコトなのかも知れないのだが、それでは「人としての魅力」が伝わらないと言うコトも知って欲しい。
むしろ「笑顔でいる」コトのほうが、アピールにも繋がるし、「自分の魅力」も伝わる。
なにより「不機嫌な表情」というのは、個性がない。

そんなコトを思っていたら、昨日のFM番組でとても面白いお話を聞いた。
お話をされたのは、書家の武田双雲さん。
現在武田さんは「口角を1cm上げよう」というキャンペーンを、個人的にしていらっしゃるそうだ。
「口角を上げる」というコトは、「笑顔を作る」というコトなのだ。
そして「笑顔」程、その人の魅力を伝えるモノはない、と言うコトらしい。
事実、「笑顔」というのは、一人として同じではない。
それだけ「個性」が現れるというコトなのだと思う。
ついでに言うなら、口角を上げることで顔の表情筋が鍛えられ、小顔効果+アンチエイジング効果が得られると言う話もある。

でも・・・どうしても「笑顔が出来ない時」は、心のままに泣いたりするコトも大切。
問題なのは「何となく不機嫌」でい続けるコト。
「不機嫌」に自分の主張を通そうとするのは、人として魅力がないし、そんな人の主張が通るほど社会は甘くないのですから・・・。

新成人、おめでとう!