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ドーナッツも健康志向か?-トランス脂肪酸って何?-

2008-03-07 21:39:22 | CMウォッチ
テレビを見ていて、「オヤ?!」と思ったCMがある。
それがミスタードーナツの「会議編」だ。
CMの最後に、「トランス脂肪酸減らしました」というテロップが入る。

このCMを見て「トランス脂肪酸って何?」と、思われた方が少なくないだろう。
というのも、日本のドーナツやハンバーガーなどを販売しているファーストフード店で、初めてトランス脂肪酸についての対応を決めたCMだからだ。

そもそも「トランス脂肪酸って何?」と、思われて方も少なくないだろう。
だがこの「トランス脂肪酸」ということばが、話題になるのは今回のミスタードーナツのCMが初めてではない。
1年近く前だろうか?ニューヨークのファーストフード店での使用禁止が、報道された事があったのだ。
その理由は「生活習慣病」の要因である、肥満を促すだけではなく脳・血液疾患の誘引原因とされているからである。
ただ問題なのは、私たちに「トランス脂肪酸」がどんな食品に含まれているのか知らされていない事だろう。
そして日本では、健康面での使用注意をされていないことだろう。

一番身近なトコロでは、マーガリンがあげられる。
他にも、お菓子やパン作りに使われるショートニングなどが「トランス脂肪酸」を多く含んだ食品だ。
ドーナツやフライドポテトの揚げ油として、ショートニングが使われている。
もちろん「トランス脂肪酸」を多く含まないマーガリンも販売されているのだが、一般スーパーなどで販売されているマーガリンのパッケージをいくら見ても「トランス脂肪酸」の表示を見ることが無い。
まず、その表示を義務付けする事が先だろう。

今回のこのCMを皮切りに、マックをはじめとするハンバーガー、ケンタッキーフライドチキンなどファーストフード業界全体へも波及する可能性はある。
「美味しく、健康」という、当たり前の生活者心情からすれば、当然の流れだが・・・。





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