北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-大原,宝泉院は御茶と借景と小さな茶菓子

2025-03-01 14:44:21 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 寺院の方は先日紹介しましたが。

 お茶の一服というのは疲れているときでもそうでないときでもふっといろいろ考える幅を広げてくれるのでして、大原の宝泉院、先日雪の中の拝観と行きましたわけですが、ここで熱い抹茶を頂きましたさいのおはなしです。

 抹茶、苦みのおくに深みがあるものでして、こういうものを口に含むとともに、もう少し茶道てきなことを基礎教養としてやっておくべきだったかなあ、とおもうのですね。しかし、干天の慈雨の真逆、寒さに暖かさが染みいて。

 茶菓子ひとつを先ず眺めまして、ほのあまい粒あんを湛えた餅菓子を、どう抹茶の熱さとともに頂くかを考えつつ、そして傾いてゆく太陽とともに畳の上に映り込む抹茶の緑から、寒い季節に新緑をうらやむようなそんな雪景色と。

 煎茶をゆったりいただくのもこのみなのですが、古刹ではこういう抹茶を、そう、多すぎないなかに澄ました思考の探索を楽しむように、味と湯気と香りとそして目の前の風景とを視線を移しながら、ほんとうに楽しむのは時の移ろい。

 茶席で和菓子を嗜む、湯気の立っている内にと思いつつ、もう少しこの湯気を見ていたいとも思ってしまうものでして、その上で思考の探索を楽しむのです。難しいのはどの程度こういう場所では長居していいものか、というところ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】683系と681系-しらさぎとサンダーバードと敦賀駅での並び

2025-03-01 07:00:53 | コラム
■しらさぎとサンダーバード
寒波がきたり小春日和になったりという最中ですが寒い地域を走る特急を。

683系と681系、しらさぎ、サンダーバードと敦賀駅での並びです。北陸新幹線延伸とともに、ここ敦賀駅から先の金沢駅まで伸びていた北陸本線特急の時代は過去のものとなりまして乗り換えの通路が延びています。

北陸新幹線といえばこの延伸先の京都市では、地下水がどうのこうのとかで人気が無いのですが、ここで新幹線を断ち切ってしまえば、ここまで整備に予算を投じた新潟県や石川県、富山県や福井県が京都市のエゴで損害を被る。

しかし、この冬に何度も襲ってきました雪害により、サンダーバードはダイヤの乱れを強いられ、特に湖西線が運行を維持できるかということで米原迂回かどうかという瀬戸際が、北陸新幹線を使いにくいものとしてしまい。

小浜経由で整備される新幹線、今後は京都の地下掘削で難渋するならば、いっそ高架を建設しても、とおもうのですが、地下路線が多くなればその分雪害などの影響を受けにくくなるわけでして、この視点は重要なのかな、と。

しらさぎ、しかしこの場合でも名古屋から敦賀までを連絡する必要が出てきますので、残ると仮定しますと、いまはJR西日本が運用しているこの特急車両もどうなるのかなど考えつつ、風景が変わるのは必至、とおもうのですよね。

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