北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

令和六年度二月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2025.02.01-2025.02.01)

2025-01-31 20:16:30 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 今週末は節分、セッツブーン!なのですが物凄く寒いものでして自衛隊行事を見ますとおお暖かそうな鹿児島で自衛隊行事だ。

 川内駐屯地創設39周年記念行事、明日と明後日に執り行われます、間違えて宮城県仙台市にいかれないように、鹿児島県の薩摩川内市です。ここには第8師団隷下の第8施設大隊が駐屯していますが、2025年の陸上自衛隊駐屯地祭、その第一弾は土曜日と日曜日にここ川内駐屯地からはじまります、鹿児島ほどみなみならば暖かいのかなあ。

 第8施設大隊の記念行事、土曜日は市中パレードが行われる、パレードは1355時から1410時までの予定で、短いと思われるかもしれませんが場所は国道3号線の中央公民館入口交差点から川内駅前交差点まで。変換ミスで仙台駅前と出てしまいましたが、そんなに長い距離を移動する訳ではありません。そして日曜日には駐屯地の一般開放がある。

 川内駐屯地祭は日曜日、0830時から1500時までの予定となっていて、記念式典と共に訓練展示と体験試乗が予定されている。駐屯地へは川内駅西口よりシャトルバスが運行されるということで、始発バスは0815時に出発するとの事。FH-70榴弾砲と16式機動戦闘車がポスターに描かれています、10式戦車は来ないという事なのかもしれない。

 川内駅は九州新幹線で鹿児島中央駅から13分、京都駅から新大阪までと同じくらいですね、肥薩おれんじ鉄道とJR鹿児島本線川内駅から駐屯地までは5.1kmといいますので、徒歩は厳しいかもしれえない、南九州自動車道の薩摩川内ICからが5.3km、川内駐屯地には数は限りがあるという事ですが駐車場も用意されているようです。

 奄美駐屯地・瀬戸内分屯地創設6周年記念行事、日曜日、二月二日に予定されています。鹿児島県の奄美大島にて。時代も変わったなあ、と思うのは防衛空白地帯と云われていました南西諸島においてこれほどの部隊が駐屯しているという事なのですが、その駐屯地もいよいよ6周年を迎えるという事ですので、凄いという一言に尽きるのですね。

 奄美駐屯地には、第8師団奄美警備隊、第2高射特科群第3高射特科群第344高射中隊、電子作戦体第301電子戦中隊奄美分遣隊、瀬戸内分屯地には第2特科団第7地対艦ミサイル連隊第1地対艦ミサイル中隊が駐屯しています。部隊には最新鋭の20式小銃、中距離多目的誘導弾、03式中距離地対空誘導弾システム、12式地対艦誘導弾システムが揃う。

 奄美駐屯地祭は、記念式典、観閲行進、能力展示、装備品展示、暗視装置体験、音楽演奏、など。大熊漁港と朝日中学校、朝日小学校に駐車場が用意されまして駐屯地まで無料シャトルバスが運行されるとのこと。奄美大島は、ちょっと交通が不便といいますか、旅客機でないとなかなか行けない場所にありますが、興味深い行事と云えるでしょう。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

・2月1日・2日:川内駐屯地創設39周年記念行事
・2月2日:奄美駐屯地・瀬戸内分屯地創設6周年記念行事

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-河原町,レモンスカッシュと古書とソファと広々とした店内

2025-01-31 07:01:11 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 古書を何冊も紙袋に入れてもらうとさて書架のどのあたりに並べようかとともにさっそくよみたくなる。

 京都は古都、なのだけれども古書店がかなり減ってしまって、なにか古書店巡りで学生や研究者や学者の間を渡り歩いたような興味深い書籍をさがすのが、だんだんと難しくなっている。百万遍が古書店街だったのは北大路機関発足当時の話なのだから。

 Ron-Herman-cafe,そういうなかで、いや昨年も大きな古書店、購入した古地図は北大路機関で大事に利用しているのだけれどの、少し離れた古書店で買い求めた書籍の、ちょっと斜め読みをしてみようということで、丸善最上階のカフェにやってきまして。

 レモンスカッシュ、このカフェは調度品を考えて落ち着き、というものを大切にしているのですけれども、その分時間帯によってはソファ席が満席、ということもある、ではそういうときはどうするか、といえば、かたーい木の椅子でがまん席、なんて。

 しかしゆったりした時間を愉しみたいのだからレモンスカッシュ一杯とっても、空いてる時間を探して、混雑しているようならば、丸善ビルには小粋な小物を売る店がならんでいますので、ちょっと買い物して別のお店を探すかもう37系統バスに乗ってしまう。

 レモンスカッシュ、ラムネ飲料の原型というはなしをきいたことがあるのですが、暑い日ですとファミレスのドリンクバーなんかでスプライトが水のように、トニックウォーターでなく、消費されているのだけれども、一杯を大切に頂くのもなかなか。

 ソファ、もちろんそりゃあわかっていますよ、飲み物一杯で延々席を占有されてはねえ、ですからこれは斜め読み、戦利品の確認、というくらいなのですけれども、こう深々としていますと、斜め読みというよりは休息、ぼおっと天井見上げ、という感じ。

 熱い珈琲というのもよかったかなあ、いや、ここは空調も効いているので季節問わず冷たい飲み物で、喉を潤すことだけ考えた方が良いのかなあ、そして、やはり紙の本は重いけれども、どこをどう読んだか把握しやすく、次はどこを巡ろうか考えつつ、ね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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【G3X撮影速報】富士学校開校70周年富士駐屯地祭(7)訓練展示-90式戦車と16式機動戦闘車(2024-07-21)

2025-01-30 20:21:13 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■訓練展示
 戦車の有用性というものは実物を見るとよく分かるのですよね。島国には今の反撃能力のような装備が必要という声が有りますが離島攻撃があったとしていきなり敵国の首都をミサイル攻撃するのは難しい。

 戦車大隊は250名です。こうかきますといやいや460名だよという反論が来るのかもしれませんが、戦車中隊が2個まで痩せ細った第3戦車大隊の定員が250名でした、第3偵察戦闘大隊新編時に前日廃止の第3戦車大隊のかたに聞いたので間違いありません。

 普通科連隊の定員は1200名で、これも旧陸軍の歩兵連隊と比較しますとかなり人数が少なく、いや自衛隊創設当時の管区隊普通科連隊は普通科大隊も置かれていてもっと重厚ではあったのですけれども、連隊の数が多くなった今では1200名の定員となった。

 少子高齢化の時代、この1200名という数字ですがもう少し考えられないのかと思う、いや歩兵はアタマカズだよ、といわれるのかもしれませんが中身です。現代第一線火力の発展は装甲化されていない軽歩兵には生存が難しくなっているのですから、ねえ。

 塹壕陣地にこもればどうなるか、一昔ならば装甲車やへリボーンで迂回されるという反論でしたが、2023年以降はロシアウクライナ戦争開戦一年後からロシア軍が滑空爆弾を陣地攻撃に多用するようになりまして、この威力が昔の艦砲射撃なみの一発で。

 滑空爆弾というのはSu-30戦闘爆撃機などに精密誘導型の3tくらいの有翼爆弾を装着して100kmほど先から発射するもの。短距離地対空ミサイルの射程圏外で、精密誘導爆弾は本来付随被害を局限するために威力と落として目標を狙うのが常識でしたが。

 ロシアウクライナ戦争で使用される滑空爆弾は、陣地に命中させるために100km先から投射しても目標に到達するという意味で精密誘導、225kgの500ポンドJDAMとは威力が根本から異なり、塹壕陣地をまるごと吹き飛ばすという爆弾が、日常使用されている。

 地形防御だ、歩兵は歩くことで地形を味方に、という反論もあるのでしょうが、ロシアウクライナ戦争を見ますと、ロシア軍は装甲車不足で、もともと無かった自衛隊とことなりロシアの場合は散々撃破されて数が無いという理由ですが、歩いていて。

 攻撃発起点から徒歩機動10kmの先に敵前哨陣地がある、という想定でロシア軍は徒歩攻撃を加えていますが、前哨陣地到達の頃には、迫撃砲弾や擲弾と無人機攻撃で疲労困憊していて、しかも負傷してしまうと10kmを帰れず、味方に"処置"されるという状況で。

 装甲化するほかない、そしてできるだけ戦車をつけるべきだ、とまあこういう感想になるのですね。戦車大隊の定員は250名でしかない、すると普通科連隊を思い切り縮小して、その分戦車大隊を増やせば、少なくとも人数の面では帳尻があうのではないか。

 第1普通科大隊の定員は380名である、第1普通科大隊ってどこだよ、と反論があるかもしれませんが、習志野の空挺団、普通科群が2004年に廃止されて3個普通科大隊が編成されたものの一つ。考えてみるともう普通科大隊新編から20年も経っていることに驚く。

 普通科大隊と戦車大隊を合計すると630名という。この2個大隊を基幹に連隊を組めば、本部管理中隊の関係で700名規模にはなってしまうでしょうけれども、1200名の普通科連隊よりも装備密度を高く、有事の際の生存性をかなり高く出来る部隊とはならないか。

 24式装輪装甲戦闘車の調達費用が10式戦車の費用よりも高くなっている様子を見ますと、もう戦車300両体制という時代は過去の、少なくとも台湾海峡有事の蓋然性やロシアウクライナ戦争開戦後には過去の話となっているのだから、戦車増勢を、と思うのだ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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ウクライナ情勢-ハリコフ戦線,ロシア軍がT-80戦車等を含む30両以上の機械化車輛による攻撃

2025-01-30 07:01:11 | 防衛・安全保障
■防衛情報-ウクライナ情勢
 機械化装備の計画的な備蓄を行わなければという一例か。

 ロシア軍はT-80戦車等を含む30両以上の機械化車輛による攻撃をハリコフ州において実施した、ISWアメリカ戦争研究所う1月24日付ウクライナ戦況報告によれば、ハリコフ州のウクライナ軍旅団報道官の発言として紹介、ウクライナ軍はこの攻撃を撃破したとのこと。ロシア軍は攻撃準備に一ヶ月以上を要したようですが、この規模の攻撃は珍しい。

 T-62など旧式戦車ではなくこの攻撃には近代化改修を受けたT-80戦車も含まれていたという。一方、ロシア軍はライマン方面においては歩兵突撃を多用しており、4名程度の歩兵を多方向から絶え間なく突入させる運用を採っており、一方でその結果、ロシア軍の歩兵被害は多大な規模になっているともISW報告は付け加えています。

 シヴェルスク方面においては、ロシア軍は23日、民間車両やオートバイ40両以上による攻撃を実施したとしています。ポクロフスク戦線について、ロシア軍は包囲機動をとっていたポクロフスクを、このところ北方と南方から迂回しようとしているとのこと。ただ、迂回するいっぽうで、市街地に対する火砲やミサイルによる攻撃も実施しているという。

 戦域全般の状況として、ロシア軍はスジャ北西地域と南方地域で前進、チャシブヤール南方地域で前進、クラホヴェ南西地域で前進、ヴェリカノヴォシルカ東部と中央部で前進、トレツク西方において前進、多大な死傷者を出していますが、そして距離ではわずかではあっても後退していないという点は重要なのかもしれません。

 ウクライナ軍は23日から24日にかけ、大規模な無人機攻撃を実施、攻撃目標は石油精製施設と軍需工場であり、ブリャンスク市内の電子工場、リャザン市内の石油精製視閲、リャザン市内の石油パイプ関連施設等を攻撃したとのこと。一方で、ロシア軍はこの日、121機のウクライナ軍無人機を撃墜したと発表しています。

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【京都幕間旅情】伏見稲荷大社,大神と農耕-わんだふるぷりきゅあ!ニホンオオカミと雑種犬の関係

2025-01-29 20:22:24 | 写真
■ニホンオオカミ
 大神とオオカミと農耕神と日本の歴史について。

 わんだふるぷりきゅあ!から、オオカミに関する誤解を招く表現があるのだなあ、と思いまして伏見稲荷大社の話題とともに論理展開を進めてきましたが、しかしニホンオオカミが絶滅した事は事実です、時折目撃情報が出てきますが、確認されたのは1908年まで。

 ニホンオオカミ、その絶滅は急速だったようですが、その背景には日本国内の明治維新後におけるある変化がある、ジステンパーの大流行です。ニホンオオカミは、明治維新後に猟犬として洋犬が日本に入る様になりますと、文明開化はジステンパーも開花させて。

 ジステンパーは南米から欧州に入ったウィルスです、ウィルス感染症であるジステンパーまで明治維新と共に入って来るようになりまして。パラミクソウイルス科の、つまりありふれた風邪の一種ではあるがリンパ系組織を壊死させ致死率は90%、エボラ並み。

 天然痘を南米に持ち込んで大殺戮を行った欧州の国々はジステンバーにより最良の相棒を大殺戮されるしっぺ返しを食う。人類は学ばず、ラキ火山が1783年に大噴火すると食糧不足の欧州はインドから餓死者が出るほど小麦を徴発、同時にコレラを持ち帰ってしまう。

 コレラは安政のコロリ、といわれて開国した後の日本で猛威を振るいます、文久のコロリでは江戸だけで7万から23万、数字が揺れているのは風疹大流行と重なった為ですが、関東大震災や3月10日東京大空襲よりも多くの人々が亡くなっている歴史があります。

 獣たちよ!闇をまとって吼えなさい!!、とザクロさんは作中で仰っていますが、結局、開国シテクダサイヨー、みんな なかよし!わんだふる〜!、と無理に交流を進めてしまいますとこういうことが起こるという事ですね。ジステンパーはほんとうにとどめとなった。

 北海道では、明治以降開拓が進みますと火山性地形での無理な開拓により農耕馬や農耕牛と、始まった酪農を筆頭に牧畜がおこなわれ、オオカミによる被害がでてしまったため、組織的な駆除が行われました、けれども北海道のオオカミはエゾオオカミとなっている。

 ニホンオオカミについて残念なのは、上野動物園でも一時期飼育されていましたが、数多く生息している動物という扱いであったため、まさか数年後に絶滅するとはだれも思わず研究が十分行われず、また多くの大学の学術資料は東京大空襲などでうしなわれている。

 では、ニホンオオカミは本当に絶滅したのか、という視座ですが、ニホンオオカミとヤマイヌを文化的に同一視していた地域が多く、マタギやアイヌ集落では猟犬を強化する為に意図的にニホンオオカミと交配させたという歴史があり、混血してしまっている実情が。

 純血、というものにこだわるならばニホンオオカミは絶滅しているのかもしれませんが、まったく純血の神武天皇時代から混血していない日本人が存在しないように、ニホンオオカミも、雑種、として混血してしまったことが、逆に遺伝子を紡いでいるともいえます。

 ザクロさん、ただ、注意しなければならないのは、パピヨン犬の犬飼こむぎとの触れあいです。日本人はニホンオオカミを駆逐していなかったとしても、パピヨン犬筆頭に洋犬の持ち込んだジステンパーは、ね。パピヨン犬はスパニエルから15世紀に文化したもの。

 猫屋敷ユキ、もう一つ注意したいのは農耕の守り神として活躍した場をオオカミから奪ったのはエジプト文明の時代に突如人類の前に出現したネコということ。ザクロさんは被曝国を襲った1954年のゴジラのように、戦う相手を間違えているのかも、しれませんね。。

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【京都幕間旅情】伏見稲荷大社,大神と農耕-わんだふるぷりきゅあ!ギルガメッシュ叙事詩とルガル

2025-01-29 20:01:47 | 写真
■ギルガメッシュ叙事詩
 わんだふるぷりきゅあ!は無事最終回を迎えましたが最後までニホンオオカミの名誉回復とはならなかったのが残念だ。

 オオカミと人類の関係、もともと動物学の研究では、イヌ、わんわん、これは人類が文明を持つ前に、オオカミの群れに人類の誰かが手招きをしまして、ちょっと一緒に暮らしてみようかな?と歩み出てきたオオカミの一匹が、ファーストわんわんなのでしたが。

 職業の分化、そして食糧の蓄積、考えれば簡単なことで、この時代に人類の最大の脅威はネズミによる食害、モグラなどによる灌漑施設の破壊、といったものでしたが、お気づきでしょうか、ネズミとモグラはオオカミの捕食対象であり、という当たり前のことを。

 オオカミは結局のところ、農耕には害を及ぼさないために、共存できる文化が自然形成してゆく。もちろん、人間を襲撃したオオカミは駆除対象となったのでしょうけれども、人を襲えばそれは相手がひとであっても、人が行う事にはそれほど違いはありません。

 ルガル、興味深いのは人類が農耕を続けるとともに社会というものは徐々に広範な生活領域を形成してゆきます、意外かもしれませんが、コミュニティーというものは自然形成されており、それは物々交換を行う市場や神官という職業を生みますが肝心なものがない。

 国家、というものが未だこの時代では都市国家という、コミュニティーの一部が集権的な性格を帯びてくることは確かなのだけれども、人類は未だ統治機構というものを考えるまで、つまり権力基盤を構築できるまではもう少し時間を必要としていたのですね。

 ルーという言葉の延長線上にルガル、という単語が生まれたのはその少しのち、つまり、狩猟と農耕という関係性の先に、略奪、すなわち農耕による収穫物を標的とした狩猟、速い話が略奪ですよ、こうしたものが組織的に行われる時代が人類にも到来したのでして。

 ルガルという文字の表現は、群れの大物、という意味を有していたようです。もともとのはなしですよ?、それはオオカミの群れの大物、そんな枠組みを念頭に、まあいうなればウルフパック戦術の概念を4500年ほど遡らせればある程度意味が通るのでしょうか。

 群狼をまねた群れの大物という概念が文字として記録され始めるのは、人類が戦争を始めた時代と合致します。無論当時は、人命が非常に貴重で、農耕収穫物を襲う狩猟民や略奪者、黒澤明の“七人の侍”的な事例は、いまでいう全面戦争のようなものには達しないが。

 ルガルは戦争の、いや短期的に終わるものですから戦闘の、指導者という意味を有するようになるのです。ただ、前述の国家を生む権力基盤が構築されなかった、人類文明の草創期というものはここから発展しまして、ルガルという指揮官と保護される人たち、と。

 王という意味合いをルガルが持ち始めたのは、まあみなさん、Fateとかでサブカルチャー的にご存じでしょう、古代国家ウルクの時代まで遡りますと既に定着しています。ルートルガル、味方によっては農耕を始めた人類が模した社会というものは、ルーだった。

 ギルガメッシュ王は、意外にも実在の人物なのですが、ギルガメッシュ叙事詩は死者の書を例外とするならば世界初の物語、文学作品となっています。もっとも、ギルガメッシュ叙事詩が発見された後に、世界の考古学者によりウルクの研究が進んでゆくのですが。

 ウルクにおける王の座というものは、残念ながら既に元老院の原型ができていて、権力基盤はそれほどでは無かった、すると、ギルガメッシュ叙事詩というのは、忙しい中間管理職が現実逃避に、俺ツエー的なライトノベルを書いていた的な実情が見えてくるという。

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ウクライナ情勢-イギリス政府海底戦争へ本腰,ロシア工作船海底ケーブル破壊交戦規定を変更

2025-01-29 07:01:17 | 防衛・安全保障
■防衛情報-ウクライナ戦争
 日本も海底ケーブル防衛など平時における海軍艦艇による破壊工作へのグレーゾーン事態対処の法整備を急がねばなりません。

 イギリス政府はロシア工作船による海底ケーブル破壊へ交戦規定を変更した、ロイター通信が1月22日に報じたところによれば、バルト海などで相次ぐ海底ケーブル切断を受け、特に切断された時間帯に当該海域を航行しているロシア海軍の工作船ヤンタルに対して、イギリス海軍が必要な措置を取れるよう議会を通じて交戦規定を変更したとのこと。

 イギリス海軍は情報収集艦プロメテウスとロシア海軍工作艦ヤンタルが対峙している写真を公開しています。従来の交戦規定では外国艦艇への平時における接近行動には厳しい制約がありましたが、海底ケーブルの破壊工作を受け、こうした破壊工作を事前に阻止できるよう、接近や監視活動に対する艦艇任務遂行の冗長性を確保したかたち。

 NATO全体でも、海底ケーブル防衛に案する措置は強化されており、フランス海軍とポーランド海軍、オランダ海軍など同時にこれは公海上において平時から実施される海軍艦艇に対する破壊工作に対して、その阻止を試みるという、日本でいうところのグレーゾーン事態に対するNATOの難しい取り組みというものを示したかたちとなっている。

 グレーゾーン事態、日本が緊張感を以て対応策を考えなければならない分野です、特に島国である日本には、海底ケーブル寸断という状況となれば、残念ながら衛星通信では日本国内と世界を結ぶ情報通信を維持する事はできず、この分野でのグレーゾーン事態発生の蓋然性が高まった場合への法整備、阻止や交戦規定を法整備しなければなりません。

 グレーゾーン事態への施策は既にある程度は整備されていますが、仮に海軍艦艇による平時における破壊工作が行われた場合、臨検を含む措置は取れるのか、自衛隊艦艇による破壊工作阻止活動は何処まで可能なのか、平時における海軍艦艇同士の戦闘の可能性を含め、平時の今、事態が起きる前であるからこそ、法整備しておかなければならないのです。

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【防衛情報】フランス海軍ラファール戦闘機運用開始20周年記念行事と防衛装備庁新型12SSM-ER発射実験

2025-01-28 20:00:37 | インポート
■防衛フォーラム
 本日は陸海空の話題を。

 フランス海軍はラファール戦闘機運用開始20周年記念行事を挙行しました。海軍はラファールM戦闘機を空母艦載機として42機運用しており、ランディヴィジオー海軍航空基地の第11飛行隊、第12飛行隊、第17飛行隊へ配備していうます。今考えれば驚くべき事ですが、ラファールの前にはアメリカ製F-8クルセイダー戦闘機を運用していた。

 ラファールが海軍航空隊へ評価試験用に配備されたのは2000年12月、2機のラファールMが評価試験を受けています。フランス海軍は1961年から空母クレマンソー、空母フォッシュを運用していますが、空母艦載機としてフランス製シュペルエタンダール攻撃機を運用していたものの、制空戦闘機としては独自開発を断念しF-8戦闘機を採用しています。

 F-8クルセイダー戦闘機が採用されたのは、エセックス級空母での運用を念頭として小型の機体であったことが背景にありますが、中射程空対空ミサイル運用能力を欠くなど第二世代戦闘機の水準であることは否めず、第4.5世代戦闘機のラファールが配備されたことでフランス空母艦載機部隊の能力は一気に世界第一線級となったわけです。


 ウクライナ軍はホルンジー装甲車の受領を開始しました。ホルンジー装甲車は旧ソ連製BTR-60装輪装甲車を大幅に改造した装甲車ではあるのですが、ほぼ別物といって差し支えないほどの広い改良が為されています。その主眼は防御力の抜本的な強化と戦闘能力の強化で、まずガソリンエンジンを330hpディーゼルエンジンに換装しています。

 BTR-60は車体後部にエンジンを配置しているために兵員は車体正面と側面の点検用と間違えるほどの小さなハッチから乗降しますが、ホルンジー装甲車はフィンランドから導入した箱形防弾鋼板により側面扉を廃止するとともに、装甲防御力を大幅強化しています。ただ、重量増大により最高速度は80km/h程度に妥協されているもよう。


 オーストラリア軍は最新のM-1A2-SEP-V3戦車配備を開始しました。これは陳腐化したM-1A1戦車の置き換えを図るProject Land 907として進められているもので、エイブラムスシリーズを継続して運用することとなったかたち。最初の車両は11月に納入されていますが、第一線部隊へ配備、最終的に2025年内に受領を完了するとされています。

 M-1エイブラムスシリーズの導入と共に、オーストラリア軍では従来の旅団単位で戦車隊を置き広範に薄く配備する体制から一つの騎兵連隊に戦車運用を集約するという改編を実施しており、今回導入されるM-1A2-SEP-V3戦車についてもオーストラリア陸軍第二騎兵連隊に集中配備される事となっています。なお、戦車数は増強されるとの事でした。


 防衛装備庁は新型の12SSM-ER発射実験を実施しました。12式地対艦誘導弾射程延伸型は、岸田政権時代の反撃能力整備における迅速な装備計画の先鋒として進められていたもので、時間を要する極超音速滑空弾に先行して、三菱重工に現在の12式地対艦誘導弾と最大限共通化させることにより、装備開発の速度を大幅にはやめたものという。

 12SSM-ERの特筆される点は、射程が従来の12SSMの200㎞程度であったところから1000km以上に大幅に延伸されており、このために発射器の形状も大きく変化しています。実験は防衛装備庁の新島試験場において実施、地対艦型とともに艦対艦型も発射実験が行われており、わが国の防衛力整備が大きな転換点を迎えた、象徴といえるもの。


 フランス海軍はAUV超深海無人艇を導入します。これはフランス国防調達庁が深海調査艇の開発で実績あるエグザイル社との間で開発契約を結んだもので、フランスが進める2030国防計画の一環で。広大な海洋を広く排他的経済水域に収めるフランスの海底安全保障が海洋国家としての主権と不可分であるという認識が背景にあるという。

 AUV超深海無人艇は最大6000mまでの深海での監視任務にあたるもので、自律航行を想定、また必要に応じて深海での脅威に対応するROV遠隔操作水中機の導入も併せて計画しています。エグザイル社は既に40年にわたる6000m級深海調査艇の開発実績があり、同社の開発したA-6K-MをもとにAUV超深海無人艇を開発する見込み。

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ウクライナ情勢-北朝鮮人民軍二カ月以内に更なる戦力をロシアウクライナ戦争へ増強の可能性

2025-01-28 07:01:10 | 国際・政治
■防衛情報-ウクライナ情勢
 先軍政治を掲げる北朝鮮の人民軍の損耗がロシアウクライナ戦争で嵩んだ場合は、日本周辺において補填するロシアからの技術や航空装備供与と核戦力増強など深刻な栄養を及ぼす可能性がある。

 北朝鮮軍の増援部隊が今後二カ月以内にロシアに到着する、ISWアメリカ戦争研究所は1月22日付ウクライナ戦況報告において、22日付アメリカのニューヨークタイムズ紙の報道を引用しました。このニューヨークタイムズ紙の報道は、アメリカ国防当局の高官の話を報じたものとしています、ただ、どの程度の部隊が展開するかは明らかにしていない。

 ニューヨークタイムズ紙の報道は、北朝鮮軍の増援がロシアの軍事作戦を決定的に改善する可能性は低いともしていて、既にかなりの損耗が嵩んでいる事から、逆にロシア軍がこれまでと同じように北朝鮮軍を無計画に投入するならば、高い死傷者を出し続ける事で北朝鮮軍とロシア軍の共同作戦をさらに複雑化する可能性がるとも指摘しています。

 北朝鮮軍がこれまで、どの程度派遣され、また損耗を重ねているかについて正確な情報は公開されていません、もっとも、それはロシア軍についてもウクライナ軍についても自身の損耗状況を公開していない為に致し方ない事ではありますが、一方でウクライナ軍は戦場における北朝鮮軍戦死者に関する情報は確実に集めているという。

 ウクライナへの北朝鮮軍投入について、ISWはそこまで踏み込んでいない内容ですが、朝鮮人民軍の損耗が一定以上となった場合への北朝鮮政治体制や軍事体制などへ、どの程度の影響を及ぼす可能性があるのか、具体的には政軍関係へどのような影響を及ぼすのか、軍を背景とした権力という北朝鮮の特殊性の影響への分析が重要ではないか、ということ。

 先軍政治を継続してきた北朝鮮にとり、その権力基盤を支える重責は国民の支持ではなく人民軍との関係にあります、もっとも、人民軍の影響はキムジョンイル時代とはことなるという分析もあり、大規模な損耗が続いた場合でも権力は盤石と視る可能性と、逆に盤石性に影響が及ぶ可能性というものを認識しなければ、不安定化に繋がる可能性があります。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【防衛情報】FAMOUS将来型高機動性増強装甲システムとオランダ国防省廃止戦車の58両再調達

2025-01-27 20:05:12 | インポート
■防衛フォーラム
 今週も陸軍関連の話題ですが戦車復権の流れというものをわが国はどう見守るべきなのでしょうか。

 オランダ国防省は廃止していた戦車の58両調達を実施します。オランダ軍は冷戦時代にはレオパルト2戦車を中心とした1000両単位の戦車を保有していましたが、冷戦後の情勢変化により全廃していました。陸軍も第11空中機動旅団と第43機械化歩兵旅団のみ、ただ冷戦時代の安価な装甲車に代え、歩兵支援能力の高いCV-90装甲戦闘車を導入した。

 レオパルト2A8戦車、オランダ軍が導入する戦車はレオパルト2戦車の最新型となる見込みで、これはロシアウクライナ戦争開戦後、欧州安全保障情勢の抜本変化にともない、とりあえず8両から14両、一個中隊を再編し、ドイツ軍と共同運用を行う構想としていましたが、今回、58両という独自の戦車大隊を編成できる規模の戦車部隊を編成するもよう。

 第43機械化歩兵旅団はドイツ連邦軍とともに国際師団を編成していて、ここにはドイツ連邦軍の装甲車両なども配備されています。暫定的にここにドイツ連邦軍の戦車中隊を配置して旅団の機動打撃力を確保するという運用も検討されていたようですが、防衛力強化の一環としてオランダ軍は自国旅団には自前の戦車を配備する方針に切り替えました。
■防衛フォーラム
 HIMARSの生産が間に合っていない状況を見ると自衛隊のMLRSを廃棄した後解体してしまったのが惜しく思えてきて。

 オーストラリアのロッキードマーティンオーストラリア社はGMLRSロケット弾増産を進めるべく、タレスオーストラリア社との間でSRM固体ロケットモーター部分の共同生産契約を結びました。共同生産契約は先ず、固体ロケットモーター部分からですが将来的にはGWEO誘導兵器部門全般へ提携しロケット弾生産を強化する狙い。

 GWEO誘導兵器部門のロッキードマーティンオーストラリア社とタレスオーストラリア社との提携は、オーストラリア軍が導入するHIMARS高機動ロケットシステム弾薬であるGMLRS精密誘導ロケット弾生産を円滑に行うとともに、オーストラリア国内の防衛産業をグローバルなサプライチェーンへ参画させることも大きな狙いとされています。

 HIMARS高機動ロケットシステムを筆頭にMLRS多連装ロケットシステムから運用されるGMLRS精密誘導ロケット弾はロシアウクライナ戦争で大きな戦果を挙げるとともに半年間で6500発を射撃したことでも有名となりました。射程不足が認識されたGMLRSは同じ弾薬系統である射程の長いATACMSの実戦投入により再評価されています。
■防衛フォーラム
 どの程度強化されたのかが関心事です。

 T-90主力戦車は増加装甲により戦闘重量が51tまで増大している、ウクライナ戦況報告などによればロシア軍の主力戦車であるT-90戦車はもともとの戦闘重量が46.5tであるものの、T-90戦車そのものがT-72戦車を大幅に改良するとともに1991年湾岸戦争の大打撃を受け、国際市場での汚名返上を期して名称を変えたものとなっています。

 51tに重量が増大した背景は各種防御強化で、T-90戦車はロシアウクライナ戦争緒戦の段階でスウェーデン製カールグスタフ84mm無反動砲に撃破された事例さえあるほど、脆弱な部分がありました。このため5tちかい重量の防御力強化がなされていますが、更に無人機対策として合掌造りのような住宅状の追加装甲を被せる改修も一部為されています。
■防衛フォーラム
 自衛隊は未だその前の段階ですからねえ先ずは通常のAPCを普通科部隊に全面的に普及させなければ。

 フィンランドのパトリア社はFAMOUS将来型高機動性増強装甲システム実証車を開発しました。これはノルウェーのスンドヴォルデンにてNDIS北欧防衛協力装備展として9月17日から二日間にわたり実施される装備展にコンセプトモデルを展示するもの。FAMOUS将来型高機動性増強装甲システムはNATOの次世代装甲車を目指す。

 FAMOUS将来型高機動性増強装甲システムが目指すのは北欧地域などで広範に使用されているBv-206全地形車両など連接式全地形車両の後継車両を目指すもので、具体的には費用対効果を重視し安価な装備を期しています。パトリア社は運転台型キャビンを有する装軌式車両を展示する方針で、ユーロサトリ2024に出展されたものの改良型です。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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