■イージス艦まや
護衛艦の塗装について。
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まや、初めて視ましたのは2020年に神戸港へ初入港した際の事でした。あの頃はCOVID-19が凄いことになっていましたので、しかし大阪の方に、伝馬船というか小型船を貸し切って入港を観ようじゃあないか、とお誘いを受け、有難く乗ることに。
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神戸港初入港のイージス艦まや、神戸の摩耶山を借景に撮影、という思い切った構図を撮ったのだけれども、なにしろCOVID-19新型コロナウィルス感染症最盛期、世界中ばたばたやられている時代ですので久々の艦艇撮影に、護衛艦が輝いて見えたものです。
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輝いて見えた、それは晴天であったという背景もあるのでしょうが、実際問題、こんなに錆が目立っていたかなあ、という気もします。艦艇塗装が不十分だ、ということを暗に言いたいのですが、実際目の前にしますと、もう少し何とかならないものだろうか。
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自衛隊は忙しいのだから艦艇の塗装などよりは戦闘力だ、という反論ももしかしたらあるのかもしれませんが、国際法上、軍艦は一国を代表する法的地位を有しています、これは日本だけでなく世界に対して、日本の姿を示している訳なのです。考えてほしい。
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179の艦番号、どうも海上自衛隊はロービジ塗装にしてから艦艇の汚れが目立つようになっていると思う。汚れた軍艦、かつて東郷平八郎海軍元帥が大佐時代、清国の軍艦が汚れている様子を見て、実力を持った海軍ではない、と評したこと思い出す。
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いそしお見学、考えたなあと広報に敬意を表したい、昔これは横須賀基地のサマーフェスタで潜水艦上甲板一般公開が初めて行われた際、実質は鋼板の上をあけただけなのに人気があったのを思い出しました、最もあの頃は待ち時間五分でしたが。
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潜水艦乗艦証明書、みたいな紙片でも記念に配ることができれば、潜水艦に乗ったよ、と夏休みの絵日記でビックイベントとして小学校なんかで話題になることは間違いない。実際問題としてのったことは確かなのだからウソではないし、ねえ。
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第3師団など陸上自衛隊の装備品展示も並ぶ。陸上自衛隊が出るようになっては海洋国家ニッポンはおしまい、といわれる事が、最近身の回りで多いのですが、反撃能力整備により日本防衛の鏑矢となることが決まった、それだけ開発されている装備は凄い。
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川崎重工が開発している巡航ミサイルは、この阪神基地から撃って中国の四川省南部まで届く。ミサイルはステルス設計、四川省には核ミサイル部隊が置かれており、日本本土を狙う核の脅威に対して通常兵器の飽和攻撃により対処する事が可能に。
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専守防衛、しかし日本の場合は、無論反撃能力が不要だ、とは言わないのですが、現行憲法の状況を考えると専守防衛の本土決戦主義を貫いてほしい、本土決戦では九州は沖縄や北海道で地上戦、大阪や東京もミサイルの雨が降りますが、仕方ない。
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憲法九条、もちろん本土決戦主義を国民が分ってこの憲法を愛しているのかについては疑問符があるのですし、なにかハンナアーレントの警鐘のようなものを、これは楽天主義で理想主義という視座から感じないのでもないのですが、しかし民意でもある。
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待機車3号、中に24名分の寝台がある車両です。航空自衛隊の車両ですが、陸上自衛隊も普通科中隊に数両あってもいいような装備ではないかな、と思ったりする装備です。もう少し国は自衛官を大切にしてほしい、寝る場所くらいは、と思うのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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護衛艦の塗装について。
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まや、初めて視ましたのは2020年に神戸港へ初入港した際の事でした。あの頃はCOVID-19が凄いことになっていましたので、しかし大阪の方に、伝馬船というか小型船を貸し切って入港を観ようじゃあないか、とお誘いを受け、有難く乗ることに。
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神戸港初入港のイージス艦まや、神戸の摩耶山を借景に撮影、という思い切った構図を撮ったのだけれども、なにしろCOVID-19新型コロナウィルス感染症最盛期、世界中ばたばたやられている時代ですので久々の艦艇撮影に、護衛艦が輝いて見えたものです。
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輝いて見えた、それは晴天であったという背景もあるのでしょうが、実際問題、こんなに錆が目立っていたかなあ、という気もします。艦艇塗装が不十分だ、ということを暗に言いたいのですが、実際目の前にしますと、もう少し何とかならないものだろうか。
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自衛隊は忙しいのだから艦艇の塗装などよりは戦闘力だ、という反論ももしかしたらあるのかもしれませんが、国際法上、軍艦は一国を代表する法的地位を有しています、これは日本だけでなく世界に対して、日本の姿を示している訳なのです。考えてほしい。
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179の艦番号、どうも海上自衛隊はロービジ塗装にしてから艦艇の汚れが目立つようになっていると思う。汚れた軍艦、かつて東郷平八郎海軍元帥が大佐時代、清国の軍艦が汚れている様子を見て、実力を持った海軍ではない、と評したこと思い出す。
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いそしお見学、考えたなあと広報に敬意を表したい、昔これは横須賀基地のサマーフェスタで潜水艦上甲板一般公開が初めて行われた際、実質は鋼板の上をあけただけなのに人気があったのを思い出しました、最もあの頃は待ち時間五分でしたが。
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潜水艦乗艦証明書、みたいな紙片でも記念に配ることができれば、潜水艦に乗ったよ、と夏休みの絵日記でビックイベントとして小学校なんかで話題になることは間違いない。実際問題としてのったことは確かなのだからウソではないし、ねえ。
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第3師団など陸上自衛隊の装備品展示も並ぶ。陸上自衛隊が出るようになっては海洋国家ニッポンはおしまい、といわれる事が、最近身の回りで多いのですが、反撃能力整備により日本防衛の鏑矢となることが決まった、それだけ開発されている装備は凄い。
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川崎重工が開発している巡航ミサイルは、この阪神基地から撃って中国の四川省南部まで届く。ミサイルはステルス設計、四川省には核ミサイル部隊が置かれており、日本本土を狙う核の脅威に対して通常兵器の飽和攻撃により対処する事が可能に。
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専守防衛、しかし日本の場合は、無論反撃能力が不要だ、とは言わないのですが、現行憲法の状況を考えると専守防衛の本土決戦主義を貫いてほしい、本土決戦では九州は沖縄や北海道で地上戦、大阪や東京もミサイルの雨が降りますが、仕方ない。
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憲法九条、もちろん本土決戦主義を国民が分ってこの憲法を愛しているのかについては疑問符があるのですし、なにかハンナアーレントの警鐘のようなものを、これは楽天主義で理想主義という視座から感じないのでもないのですが、しかし民意でもある。
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待機車3号、中に24名分の寝台がある車両です。航空自衛隊の車両ですが、陸上自衛隊も普通科中隊に数両あってもいいような装備ではないかな、と思ったりする装備です。もう少し国は自衛官を大切にしてほしい、寝る場所くらいは、と思うのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
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