■弾道ミサイル100発以上
はじまった、懸念していた事態が現実となりました。恐らくミサイル戦としては歴史上最大規模のものとなっていますが今後このまま継続するのか一過性の攻撃となるのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e5/bedfecd8b135356bacbd092570ac31c3.jpg)
NHKが報じたところによれば、イスラエル軍は日本時間0130時頃、イランからイスラエルに向け多数のミサイルが発車されたと発表しました。NHKはイスラエル現地メディアの報道を引用する形で100発以上のミサイルが発射されたと報じており、ロイター通信やNHKのエルサレム支局は、支局にミサイルが着弾する音が聞こえるなどと報じています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e6/9c2e1307d0b46c09b17a6b1d49a5c5e9.jpg)
100発以上の弾道ミサイルが用いられている、今回重要であるのは4月に行われたイランからイスラエルへの初の攻撃は、自爆用無人機と巡航ミサイルとともに弾道ミサイルを発射していますが、この際には探知も迎撃も容易である自爆用無人機を使用し、イスラエルや有志連合が迎撃態勢を固めた上で弾道ミサイルを発射する段階を踏みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f2/a0df6b7890dc53483d7933268a686334.jpg)
4月のミサイル攻撃ではイスラエルの被害が迎撃により大半を抑える事が出来ましたが、この背景には、イランとしては中東における自国の位置を維持するために自国大使館空爆という状況を看過する事は出来ないが、イスラエルに大規模な被害が生じる攻撃を行う事で全面戦争に至る事も避け、最新ミサイル使用を避ける等配慮した攻撃となった構図がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/97/0a9710fa1bfba5b1b9aa26ae303e2af4.jpg)
イランが現在開始したミサイル攻撃は、第一波が弾道ミサイル100発ということですが、現在NHKが中継している映像だけでも少なくないミサイルが着弾する様子が報じられており、ミサイル防衛システムが飽和状態となっている事を示しています。イランは今回、イスラエルに被害を出さない攻撃ではなく、本格的な全面戦争を想定している可能性も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/50/b043a1b2c3fd8621c2d723881ce04703.jpg)
ミサイル攻撃は、イランが全面戦争を想定しないならば今後数十分で終了します、それは全面戦争を今回行わないならば次の為のミサイルを維持する必要があるためです。しかし、全面戦争となる覚悟で在れば、今回のミサイル攻撃によりイスラエルに一定の打撃を加える必要が生じる為で、防衛システムを飽和させたのち、別の攻撃を開始する可能性もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/43/a8668729a289d038f258174bc5d133f4.jpg)
現時点で、イスラエルの救急当局をNHKが0245時に報じたところによれば、ミサイルの破片により負傷者二人が出ているということです。ただ、こののちのミサイル戦が拡大する状況であれば、日本へも影響が考え得ると共に、現在のミサイル防衛能力についても重要な教訓となるでしょう、少なくとも軍事史上最大規模のミサイル戦となっています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
はじまった、懸念していた事態が現実となりました。恐らくミサイル戦としては歴史上最大規模のものとなっていますが今後このまま継続するのか一過性の攻撃となるのか。
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NHKが報じたところによれば、イスラエル軍は日本時間0130時頃、イランからイスラエルに向け多数のミサイルが発車されたと発表しました。NHKはイスラエル現地メディアの報道を引用する形で100発以上のミサイルが発射されたと報じており、ロイター通信やNHKのエルサレム支局は、支局にミサイルが着弾する音が聞こえるなどと報じています。
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100発以上の弾道ミサイルが用いられている、今回重要であるのは4月に行われたイランからイスラエルへの初の攻撃は、自爆用無人機と巡航ミサイルとともに弾道ミサイルを発射していますが、この際には探知も迎撃も容易である自爆用無人機を使用し、イスラエルや有志連合が迎撃態勢を固めた上で弾道ミサイルを発射する段階を踏みました。
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4月のミサイル攻撃ではイスラエルの被害が迎撃により大半を抑える事が出来ましたが、この背景には、イランとしては中東における自国の位置を維持するために自国大使館空爆という状況を看過する事は出来ないが、イスラエルに大規模な被害が生じる攻撃を行う事で全面戦争に至る事も避け、最新ミサイル使用を避ける等配慮した攻撃となった構図がある。
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イランが現在開始したミサイル攻撃は、第一波が弾道ミサイル100発ということですが、現在NHKが中継している映像だけでも少なくないミサイルが着弾する様子が報じられており、ミサイル防衛システムが飽和状態となっている事を示しています。イランは今回、イスラエルに被害を出さない攻撃ではなく、本格的な全面戦争を想定している可能性も。
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ミサイル攻撃は、イランが全面戦争を想定しないならば今後数十分で終了します、それは全面戦争を今回行わないならば次の為のミサイルを維持する必要があるためです。しかし、全面戦争となる覚悟で在れば、今回のミサイル攻撃によりイスラエルに一定の打撃を加える必要が生じる為で、防衛システムを飽和させたのち、別の攻撃を開始する可能性もある。
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現時点で、イスラエルの救急当局をNHKが0245時に報じたところによれば、ミサイルの破片により負傷者二人が出ているということです。ただ、こののちのミサイル戦が拡大する状況であれば、日本へも影響が考え得ると共に、現在のミサイル防衛能力についても重要な教訓となるでしょう、少なくとも軍事史上最大規模のミサイル戦となっています。
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