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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

今年度最後の駐屯地祭展開予定 春日井駐屯地祭

2006-01-19 09:59:32 | 北大路機関 広報

 18年2月12日(日) 木更津航空祭 木更津駐屯地(千葉県木更津市) 木更津駐屯地広報班0438-23-3411、が開催される。

Img_0294  実は展開を鋭意検討中であったのだが13日に神戸で所用があり、羽田~伊丹打通作戦!という検討もした末、流石に展開は断念した。木更津駐屯地は千葉県木更津市にある陸上自衛隊航空部隊の一大根拠地である。

 同駐屯地には第一ヘリコプター団と第四対戦車ヘリコプター隊が展開しており、大型ヘリコプターCH-47が32機、AH-1S対戦車ヘリ16機、そしてOH-6観測ヘリなどが配置されている。大型ヘリコプターや対戦車ヘリコプターは高価であり陸軍大国の韓国や台湾でさえ、これだけの大型ヘリコプターを保有していない。

 大型ヘリの一斉離陸はまさに圧巻で、AH-1Sの機動飛行も迫力だ。これだけの規模の陸自航空祭は他には明野駐屯地くらいであり、首都圏に在住の方は是非一度足を運ばれてみては如何だろうか。

00290012 現段階で小生の今年度最後の駐屯地祭として展開を計画しているのが3月5日の春日井駐屯地祭です。

 春日井駐屯地(0568-81-7183)には第十偵察隊、第十施設大隊、第十後方支援連隊が配置されている。偵察隊には約10輌の87式偵察警戒車が配置されており、斥候用のオートバイや小型トラックが配備されている。訓練展示の有無に関しては目下不明である。

Img_3784  田舎駐屯地という印象が強いが(昨年の銃剣紛失事件で有名になったが・・・)、施設大隊には地雷敷設車や自走架橋装置、地雷原処理車に多目的作業車、渡河装備などの展示がある。普通科連隊や師団司令部の駐屯地では見過ごされがちなこれら装備(装備品展示でも場所が無いと展示されない)が多く展示される。

 また、戦車回収車は後方支援連隊装備であるため、今津から74式戦車が駆けつける。加えて豊川からもFH-70榴弾砲が駆けつける(何れも数年前に小生が展開した際の経験なので断言は出来ませんが)。また、前回はイラク派遣訓練の関係で96式装輪装甲車が来た事もあるという。

Img_6190  国際貢献任務として挙げられる復興人道支援や国連平和維持活動にはまさに施設科や後方支援部隊が主役であり、現在の日本安全保障を知る上で貴重な機会となろう。

 なお、交通はJR中央線春日井駅から名鉄バスが出ている。蛇足ながら前回は名鉄春日井駅からもバスが出ていると思い込み、行ってみて残念、長躯(ホントに遠い)駐屯地まで徒歩で友人と行った。その隣を颯爽と通過する名鉄バス・・・、やはり情報は重要である。

 皆さんも今年度最後の駐屯地祭(中部方面隊管区では今年度最後のもの)への展開を検討されてみては如何だろうか。

 HARUNA

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2 コメント

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 いつもお世話になります。 (ちゃりんこジョニー)
2006-01-26 13:15:27
 いつもお世話になります。

 僭越ながら岐阜航空祭に於ける撮影ポイントについて幾つか補足させてもらいます。 
 ↓この、マ●゜オンからパチって来た地図に幾つか書き加えたものをご参照いただくとわかりやすいかと思います。
http://image.blog.livedoor.jp/b_johnny/imgs/8/c/8c3277a8.jpg?blog_id=110437

 まず南地区よりの撮影ですが、航空雑誌を含む報道各社所属のカメラマンはメイン会場とは滑走路を挟んで対面付近の報道エリア(とでも呼んだらよいのでしょうか?)から撮影したものと思われます。
 この場所はその名から推測されるように一般の観客は立ち入る事が出来ません。
 
 ではシャトルバスは何処へ向かっているのかと言うと、臨時駐車場よりの観客輸送を行うため、基地西端にある正門付近にまで走っているものです。
 
 で、本題の滑走路南側からの撮影と言う話になるのですが、前述のように「報道エリア」には立ち入れないので、正門より東に向かった、地図上で★印の位置と推定する場所より行えるようです。
 ワタシは例年誘導路沿いの●印のポイントで撮影しているのですが、実際にこの付近に多数の観客がいるのを確認しています。
 この場所だと、ショーセンター(飛行展示の中心点≒メイン会場)から離れているので、救難展示など飛行展示の一部は遠くなってしまいますが、滑走路上空で飛行展示を行いブレイクするため背中を見せて捻った瞬間の写真が狙えそうです。

 この場所へ向かうほうほうですが、前述のシャトルバスを利用するやり方と名鉄各務ヶ原市役所前駅(旧各務ヶ原飛行場前駅)で下車し徒歩にて南下する方法とが有ります(入るまで何キロにも及ぶ列に並ばなければならない車利用はワタシとしては論外)。
 
 その他滑走路の南から撮影する方法としては、かかみがはら航空宇宙博物館付近から撮影するほうほうと、基地南東部に隣接する山(地図に有る荒井山か長平山のどちらかだと思います)に上る方法がありますが。前者は河岸段丘ちけてのため基地より一段低い位置になるので、基地内の様子が一切わからない。後者はワタシ自身が訪れた事が無いので、本来立ち入れる場所なのか同かも含めて不明です。

長文ご無礼いたしました。
返信する
先の投稿、岐阜基地航空祭の所にコメントするつも... (ちゃりんこジョニー)
2006-01-26 13:18:55
先の投稿、岐阜基地航空祭の所にコメントするつもりが、不注意により「誤爆」となってしまい、大変ご無礼致しました。
返信する

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