駐車場から歩いてゆくと目の前が広がり草原(「くさっぱら」と読んでください)になる。風がさやさやと草を揺らし吹き渡ってゆく。
と、目の前にそれは横たわる。樹木が生い茂っていてちょっとした森である。森の頭をなぞってゆくと確かに前方後円墳だと判る。
写真では括れの部分と周溝がはっきりと見て取れる。向うが前方で手前が後円にあたる。
この説明書きにもあるように墳丘だけで135メートル、全体で170メートルもあるのだからカメラなどに収まる訳がない。九州最大級とあるが、北部九州では最大である。それだけの古墳をどうして今まで訪れなかったのか。岩戸山古墳を目の当たりにして反省しきりである。それにしてもただただ感動。
ついでに言うと九州一は西都原古墳群中にある女狭穂塚古墳である。