ポーツマスへ

唐突だが
長女（中３）が春休みに　
イギリスはポーツマス市に行くことになった。

舞鶴市とポーツマス市は　姉妹都市である。

舞鶴市とＮＰＯ法人舞鶴国際交流協会の企画で
市内の中・高生がホームステイを体験しながら
英語研修をするという事業
平成１１年から行われている。

たまたま先週日曜日に市役所に行き
この研修のチラシを見つけ、「へ～、こんなのあるんだ～」と
自宅へ持って帰り　長女に見せると興味を持ち
「行ってみたいな」

１月３１日午後５時が申し込み締め切りとあり
本当にギリギリで申し込みをした。
うちが一番最後の申込者だったそうだ。

渡航費用などの３分の１は舞鶴市が負担してくれるので
人気があり、定員１２名のところ２０名の応募者があり
今日の午後、その抽選会に行ってきた。

私達母娘は　割と気楽に行ったのだが
行ってみると殺気立ったような会場の雰囲気
しーんと静まり返った厳粛な会場で
厳正な抽選が行われた

まず、くじをひく順番を決める予備抽選
そのあと、本抽選で
見事ポーツマス行きの切符を手に入れることができた

抽選に外れたひとの気持ちも思って
一生懸命がんばってきてほしいと思う
受験が終わってから
４回の英語事前研修をうけ
８泊９日の日程をこなす。
ホームステイのお宅から毎日、英語学校に通うらしい。

日本の親戚の家に泊まるのも遠慮したり
気をつかったりして神経をつかうのに
ましてや行ったこともないイギリスの
風習もことばも違う一般家庭で生活させていただくなど
トシだけくった私にはできないことに思える。

若くて何も知らず、でも夢と希望だけはいっぱいある
１５歳の娘だからできることだと思う。

この研修は語学ができなくても全然構わないみたいだ。

語学の短期研修というよりも
現地のひととの交流・たくさんの体験を通じて
自己啓発を促進するのが目的であるみたい。

言葉が通じなかったら、自分で考えて交流する
何かトラブルがあってもすべてが自分の勉強・体験になる
責任者のかたが、そんな趣旨を説明してくださり
少し不安が薄らいだ。

異国の一家庭で生活する事は　
とっても大変なことだと思うけど
きっと人生のなかでも貴重な思い出になることだと思う
今日のこのくじ運が、
いろいろなことへの入り口になりますように
いろいろな経験を積んで　夢や好奇心を育ててほしい

その前に、まずは高校受験なんだけどね