石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

再び、巣立ち

2008-03-21 22:47:17 | Weblog
冬に戻ったかと思うほど 冷たい風のふくなか
次男ケイの小学校卒業式が行われた。

昨年、長男の小学校卒業
先週、長女の中学校卒業
卒業式慣れ・・じゃないけど
何回も経験してると 感動も薄いかな・・と
少々スレた気持ちで家を出た。

しかし、記念写真のころには
マスカラが剥げ落ち、困ってしまうほど
ナミダ・涙・ナミダの状態になってしまった。



やはり 卒業の歌のときになると
子供達のまだ声変わりしていない
澄んだ美しい歌声と感動的な歌詞に
条件反射のように心が激しく揺さぶられてしまう

教室にはいり 最後のホームルーム
艶やかな袴姿で 目を真っ赤に泣きはらした
美しい先生を見るだけで こちらも涙



秋ごろから やんちゃな男の子たちが
思春期特有の鋭くて難しい行動に出始め
クラス運営に苦しそうな先生を見ていたから
大人として痛いほど先生の感情が伝わってきて
尚更 涙を誘った。

先生は最後の挨拶に お手紙を読まれた。
毎日のように出してくださった学級通信も
今日で最後。
最後のおたよりは カラーコピーの豪華版だった。

子供達を信じても信じても裏切られ
裏切られても また信じる・・という繰り返し
その繰り返しのなかで ひとを育てるということが
並大抵のことではない と勉強しました

そう仰った 私達と同年代の先生の言葉に
声が出そうなほど 揺さぶられた。
そう、子供やひとを育てるとはそういうことだと思う。
そうしながら 自分自身のこころも育てているのだ


先生のおたよりから 以下抜粋

「別れがあるから人の世は美しく
 出逢いがあるから人の世はすばらしいのだ」
もし、このままでいつづけたら それはとても退屈な人生です。
そこには、成長も出逢いも、ときめきもありません。
別れのない成長はないし、別れのない出逢いもまたないのだと思います。
何でも一生懸命がんばることのできるみんなは、
これからの人生をさらに輝かせることができるはずです。
そして、宝といえる友達を見つけてください。
みんなのことを、ずっと応援しています ~略~


5年生の花道を拍手で送られる卒業生

本当に素晴らしい先生との出逢いがあって
ケイは幸せだ
別れの次は 輝かしい未来にむかってまたスタート
新しい制服に身を包んで 輝いていた子供達に
うらやましささえ感じた。
みんな頑張って



可愛らしい涙を見せていたクラスのみんな
逞しく成長して 素敵なひとになって
素晴らしい先生と タイムカプセルを開けられる日が
来ることを お祈りします

さて、泣いてばかりはいられない
明日から 長女アキは姉妹都市ポーツマスへ
朝4時に出発する
そして私はというと 長男ヨシの野球遠征へ
琵琶湖湖畔の球場へ
泊りがけで付き添い
子供を育てるということは
ホント、並大抵なことじゃないよ~
おやすみなさいっ
コメント (1)
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