石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

昨日の自分に勝つ

2008-03-20 22:28:44 | Weblog
尊敬できる素敵な年上の女性から聞いたおはなし

かの美空ひばりさんは 色紙にサインをされるとき
「昨日の自分に勝つ」(克つ?)という言葉を好んで使われたそうだ。

日本を代表する大歌手であるひばりさんを目指し
多くの歌手がつぎつぎとデビューし
ひばりに追いつけ、追い越せ・・と
スター街道を突っ切った。

でも、美空ひばりさんという存在は別格であり
追い越すところか追いつくこともできない。

なぜなら、ひばりさんは 他人と争っていないから。

常に昨日の自分と戦い、昨日の自分より
勝り、進歩することだけを
考えていたからではないだろうか。

こういう話を その年上女性は仰って
私は感心しながら耳を傾けた。

友達のブログで「不動心」という言葉があった。
他人に振り回されず、常にブレない自分をもつこと。
最近、このことをよく考える。

近頃、人間関係って大変だなあと思えることが多々あり
改めて、この言葉が心を占めている。

人って いろんなことを言うものだ。
いろんな価値観があって当然だし
いろんな性格の人がいる。
誰の意見が正しくて誰が間違いなのか。
そんなものに正解はない。

振り回されてはいけない。

確固とした揺ぎない自分をもっていたいし
自分にとって本当に大切なもの・愛するものを
しっかりと心に刻んでいたい。

人の心のうちを勘ぐったり 言葉の綾にひっかかったりせず
常に昨日の自分に勝つことだけを考えよう

もうひとつ、最近富みに思い出す名文

智に働けば 角が立つ

情に掉させば流される

意思を通せば窮屈だ

兎角に人の世は住みにくい
          夏目漱石「草枕」冒頭
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お彼岸

2008-03-20 22:03:55 | Weblog
本日は春分の日
極楽浄土が西にあると信じられていた日本では、
太陽が真西に沈むこの日が
最も極楽浄土に近づける日だと考えた。

春分をはさんだ7日間が春の彼岸。
春分の日は彼岸の中日である。

仏教では煩悩の満ちたこの世界を「此岸」(しがん)
極楽浄土を「彼岸」としている。

この日前後から うちの家業は忙しくなる。
津波のように仕事が押し寄せてくる。
みなさま、お墓まいりは行きましたか?

「紺屋の白袴」じゃないが、
よそ様のお墓ばかりを大切に綺麗にしていたのではバチが当たる
こと墓参りには大変厳しい主人。

野球の練習に行くユニフォーム姿の息子や寝ぼけ眼の娘たちを
朝早くから連れてお墓参りに行った。

せっせと水をかけたり お線香を灯したりする子供達

小さいころから お墓や仏壇に手を合わせる素直な気持ち・・
ご先祖様や偉大なるグレートサムシングを
畏れ敬う気持ちが 日本人としてすごく大切なことだと思う。

さて、昨日はアキの高校説明会に出席した。

門をくぐると、いろんなクラブの生徒が
ビラを配ったりして自分達のクラブに勧誘してくる。
寒い日だったが なんかウキウキしてきた。

私も通っていた高校だから 本当に懐かしい
勉強やクラブや恋や友達つくりや
ほのぼのした青春を思い出して楽しかった

生徒指導の先生が 女子の制服について
スカート丈を膝頭の隠れる長さに徹底するよう
お話された。
可笑しかった
時代は 流行は
変わります
私達の学生時代は とにかく1センチでも2センチでも
ながーいスカートに改造したものね




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