友達に借りた本、村山由佳さんのエッセイ「楽園のしっぽ」を読んだ
衝撃的な恋愛小説「花酔ひ」とは、
また全く違う村山由佳さんの素顔に触れた。
南房総に、ご主人と馬とたくさんの動物達と住み
お米やお野菜など食べるものもほとんど自給自足
とても素敵なスローライフの毎日が綴られている
ものすごい肉体労働の毎日で、よく小説を書く時間を
つくっておられるなあと感嘆する。
ネットや電化製品で、超便利な生活を送っている私達が
味わうことのできない充足感。
エッセイのなかに、今の子供達の教育に関しての文章がいくつかあった。
村山さんが言われる「生きる力」、とても説得力がある。
手間暇かけて、体力を使って、自然界と折り合いをつけて
充実した生活を送っておられる彼女が思う「生きる力」は
とても学校や会社では得ることができないこと。
いろいろ考えさせられるエッセイだった