1月にしては暖かい日が続き
有難いような 少し怖いような。
川内有緒 著
「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」読了
辻井伸行さんのお母様の子育てが
注目された時期があり、
その中でも 全盲の辻井さんを度々
美術館に連れていかれたということに
大変衝撃を受け、感動したことがある。
秋に、辻井さんのコンサートで彼の演奏を
聴き、この本のことが気になっていた。
全盲の白鳥さんと一緒に
著者と仲間達が いろいろな美術館で
美術を鑑賞するというノンフィクション。
美術館は 眼だけ楽しむものでなくて
その空間・声・作品を丁寧に堪能する
場所ってことを教えてくれる。
障害のある人と あちこち巡るお話が
ほのぼのとしたユーモアに溢れ、
でも いろんな大切なことを
考えさせてくれる本だった。
蝋梅と曙椿
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