お友達に借りていた本、読了!
彬子女王 著「赤と青のガウン」
ヒゲの殿下(故 三笠宮寛仁親王)の御長女、
彬子様がオックスフォード大学に留学され
女性皇族で初めて
博士号を取られるまでの青春記。
天皇陛下と同じマートンコレッジで学ばれた。
ついこの間、天皇皇后両陛下が英国を訪問され
オックスフォード大学にも行かれたと
ニュースで見たところ。
彬子女王のこの留学記、
瑞々しさにあふれ とても面白かった。
皇族ならではのお悩みや辛さなども
隠さず正直に綴られていて
何度もじーんとしたり涙ぐんだりした。
この本は 2015年に出版されたのだけど
何故か昨年 X(旧ツイッター)で
話題沸騰し 10年近く経った今、
とても売れているそうだ。
皇族として生きていくというのは
私達凡人には 想像つかない、
人に言えない苦しみもあると思う。
そんな中で
5年の留学生活をして
博士号まで取得された彬子女王は
学問に対する姿勢が素晴らしい。
賢い方だと思うが
エッセイのなかでは
すごく人間らしくてフランクで
周りの人々との御縁や関係を
非常に大切にされている。
日本美術史がご専門のようなので
これからも 書籍や解説を
出版されることもあるだろう。
私達も学ばせていただきたい。
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