庭(・・・というのは おこごましい。)
(玄関横の空スペース)に
今年も 祇園守が花をつけた。
今年は、蕾もたくさんついて、
これから どんどん咲きそう。
季節になると 自然に花が咲いて
朝それを見つけるのは、とても嬉しい。
思わず、笑みがこぼれる。
今年は 京都も通常の祇園祭が開催されて
猛暑のなか 大勢の人々で賑わっている様子をニュースで見た。
少しずつ 日常が戻ってきた。
1冊読書。
長女が中国にいるので 中国が気になる。
中島恵さんの中国本シリーズは 読みやすくて
わかりやすくて面白い。
ここ何十年かで 完全に中国に後れをとった日本。
経済も教育も産業・・特にIT関係は 大きく差がついてしまった。
どんなに遅れた日本でも、中国の人から見ると
「日本人の素養」は素晴らしいらしい。
それを物語る いろんなエピソードが網羅されているが
そのなかで 私が「へぇ~、なるほどねえ」と思ったこと。
日本の小中高の校歌!
それぞれの校歌には その地元の自然・・
昔から地域で愛されている山や川や神社や城が
必ず入っているとのこと、
それを繰り返し歌って 地域愛を深めている、って
在日中国人が感心してるそうだ。
そういえば、ほんと、そう。
私も出身小学校の校歌、いまだに歌える。
伊佐津川、真名井の清水、五老の山、北野神社。
全国各地の校歌には その地元の自然がたっぷり入ってる。
そこで 子供達は精神や体力・学力を育むんだなー。
もひとつ、中国人が感心してること。
どんな地方に行っても人々が文化に触れ、楽しんでること。
小さな町で、普通の主婦やサラリーマンが
趣味で「第九」をドイツ語で練習し、
市民単位で コンサートに出場する。
まさに、我が町 舞鶴市がこれ!
中国では、音楽のプロを目指す人しか
幼少期にピアノを習わないそうだ。
日本では、小さな町にも、必ず「ピアノの先生」がいて
誰もが気軽にピアノを習うことができる。
または学校に吹奏楽部や書道部があり
コンクールや大会が盛んにあるというのに驚くらしい。
中国の子供は 勉強に明け暮れている。
そうじゃなきゃ、あんなに目覚ましく発展しないよね。
でも、良いことばかりでなく。
気になることは 多くの中国人が
この数年で日本人の「おもてなし」の質が低下してるのを
感じていること。
特に観光業界。
これは急に戻ってきたインバウンドに対して
人手不足が かなり関係していると思う。
コロナ禍で 一旦離れていった人材を
インバウンドに合わせて再び呼び戻すのは
大変みたい。
でも、日本はこれから「観光」と「細やかなおもてなし」を
頑張らないといけない!
外国人からみて 日本や日本人がどう見えるのか・・
知ると、とても面白い。
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