先週土曜日に放映された「情熱大陸」にカマタマーレ讃岐の羽中田監督が登場しました。なかなか面白かったです。その内容を抜粋して紹介してみます。
始まりは山梨県韮崎市。悲運の天才ストライカーと言われた羽中田氏が香川に向かう様子から始まります。光も闇も見た半生だったとか。'83年の全国高校サッカー決勝で、韮崎高で活躍。日本代表へ熱い期待されていました。
19歳の時にバイク事故で下半身で脊髄損傷。が、死に物狂いの努力で'06年にS級ライセンスを取得。新たな挑戦の始まりだったと。
その羽中田氏がやってきたカマタマーレには専用練習場がない。公共のグランド(5ケ所)を渡り歩き、練習着なども自前で用意しているとか。チームの運営費は年間5千万円。監督契約は2年。上層部からは今シーズンのリーグ優勝とJFL昇格を望まれている。選手達への所信表明が「Jリーガーになろうぜ」。
Jリーグ開幕で、かつてのライバル達が活躍しているのを見て、'95年に「監督になりたい」と一念発起して脱サラして、スペインへコーチ留学。5年間で本場の指導理論を学び取ったそうです。帰国後は'02年に暁星高サッカー部コーチ。'04年にU-18日本代表コーチを経験。
Jリーグトライアウトで声をかけたJ2出身の3人とJ1出身の1人が入団した。Jリーグトライアウトの様子も出ていましたが、ちょっとビックリです。有名なあの人この人がいつの間にか4部リーグのスタッフになっている・・・宮澤ミシェル氏はツエーゲン金沢のスーパーバイザーに、三浦泰年氏は静岡FCのテクニカルアドバイザーとか。そしてTMの相手にもあの人が。京都産業大学のヘッドコーチに本並健治氏。
羽中田氏が進めるサッカーは「考えるサッカー」。状況判断、展開予測を瞬時に行う練習を行い、戦術面では「同サイドにこだわるサッカー」がポイント。逆サイドに変えられるような状況でも今は同サイドにこだわるというもので、より厳しい状況を要求している。
番組では、それは革新的とも非常識とも言える戦術。サイドチェンジという現代サッカーの基礎的な戦法を禁ずるというもので、緻密さや正確さを失えば命取りになります。案の定、選手の技術がそれについて行けず勝てない。
同サイドという言葉を使って、時間とスペースのない中でプレーをさせる。たくさんボールに絡んでいって、その中でたくさん判断して選んでもらいたかった。今の選手達の将来を考えながら指導するという事です。経験で磨いた技術と判断力は選手とチームの財産になると考えておられます。目指すはあくまで「考えるサッカー」。
四国リーグの開幕戦で圧勝しましたが、理想の「考えるサッカー」には程遠い内容。「やっぱり難しくて思うようにいかなくて不安だったりもするが、選手と一緒にサッカーができるからやっぱり楽しい」と。サインには「夢」と大きく書かれます。
羽中田氏の奥さんの言葉がいいですね。「あきらめなければ、目標は逃げない」という言葉があるから、今の羽中田さんがあるそうです。羽中田氏のデカい横断幕も印象的でしたね。番組面白かったです。恥ずかしながら・・・最初は「はなかだ」とお名前を呼び間違えていました。すいません。
2008年四国リーグは羽中田氏にとって、25年ぶりの真剣勝負の舞台だそうです。頑張ってもらいたいです。もしTMか何かでカマタマーレが来たら、車イスの監督さんのお姿を探したいと思います。
カマターレ讃岐公式HP:http://www.kamatamare.jp/
羽中田昌公式ブログ:http://blog.sponichi.co.jp/writer/writer4/index.shtml
あさって対戦するFC琉球のトルシエ総監督は、どうも桃スタには来られないようですね。どこまで本当かわかりませんが、報道によるとカイロの強豪サッカークラブチームのザマレクが、来季監督として迎える交渉が「最終段階」に来ているとか。トルシエ氏は契約のため20日にカイロを訪れる予定とありました。遠くからでもいいから見たかったですね。まあ、日本代表戦でどれかの試合では見てはいますが。
始まりは山梨県韮崎市。悲運の天才ストライカーと言われた羽中田氏が香川に向かう様子から始まります。光も闇も見た半生だったとか。'83年の全国高校サッカー決勝で、韮崎高で活躍。日本代表へ熱い期待されていました。
19歳の時にバイク事故で下半身で脊髄損傷。が、死に物狂いの努力で'06年にS級ライセンスを取得。新たな挑戦の始まりだったと。
その羽中田氏がやってきたカマタマーレには専用練習場がない。公共のグランド(5ケ所)を渡り歩き、練習着なども自前で用意しているとか。チームの運営費は年間5千万円。監督契約は2年。上層部からは今シーズンのリーグ優勝とJFL昇格を望まれている。選手達への所信表明が「Jリーガーになろうぜ」。
Jリーグ開幕で、かつてのライバル達が活躍しているのを見て、'95年に「監督になりたい」と一念発起して脱サラして、スペインへコーチ留学。5年間で本場の指導理論を学び取ったそうです。帰国後は'02年に暁星高サッカー部コーチ。'04年にU-18日本代表コーチを経験。
Jリーグトライアウトで声をかけたJ2出身の3人とJ1出身の1人が入団した。Jリーグトライアウトの様子も出ていましたが、ちょっとビックリです。有名なあの人この人がいつの間にか4部リーグのスタッフになっている・・・宮澤ミシェル氏はツエーゲン金沢のスーパーバイザーに、三浦泰年氏は静岡FCのテクニカルアドバイザーとか。そしてTMの相手にもあの人が。京都産業大学のヘッドコーチに本並健治氏。
羽中田氏が進めるサッカーは「考えるサッカー」。状況判断、展開予測を瞬時に行う練習を行い、戦術面では「同サイドにこだわるサッカー」がポイント。逆サイドに変えられるような状況でも今は同サイドにこだわるというもので、より厳しい状況を要求している。
番組では、それは革新的とも非常識とも言える戦術。サイドチェンジという現代サッカーの基礎的な戦法を禁ずるというもので、緻密さや正確さを失えば命取りになります。案の定、選手の技術がそれについて行けず勝てない。
同サイドという言葉を使って、時間とスペースのない中でプレーをさせる。たくさんボールに絡んでいって、その中でたくさん判断して選んでもらいたかった。今の選手達の将来を考えながら指導するという事です。経験で磨いた技術と判断力は選手とチームの財産になると考えておられます。目指すはあくまで「考えるサッカー」。
四国リーグの開幕戦で圧勝しましたが、理想の「考えるサッカー」には程遠い内容。「やっぱり難しくて思うようにいかなくて不安だったりもするが、選手と一緒にサッカーができるからやっぱり楽しい」と。サインには「夢」と大きく書かれます。
羽中田氏の奥さんの言葉がいいですね。「あきらめなければ、目標は逃げない」という言葉があるから、今の羽中田さんがあるそうです。羽中田氏のデカい横断幕も印象的でしたね。番組面白かったです。恥ずかしながら・・・最初は「はなかだ」とお名前を呼び間違えていました。すいません。
2008年四国リーグは羽中田氏にとって、25年ぶりの真剣勝負の舞台だそうです。頑張ってもらいたいです。もしTMか何かでカマタマーレが来たら、車イスの監督さんのお姿を探したいと思います。
カマターレ讃岐公式HP:http://www.kamatamare.jp/
羽中田昌公式ブログ:http://blog.sponichi.co.jp/writer/writer4/index.shtml
あさって対戦するFC琉球のトルシエ総監督は、どうも桃スタには来られないようですね。どこまで本当かわかりませんが、報道によるとカイロの強豪サッカークラブチームのザマレクが、来季監督として迎える交渉が「最終段階」に来ているとか。トルシエ氏は契約のため20日にカイロを訪れる予定とありました。遠くからでもいいから見たかったですね。まあ、日本代表戦でどれかの試合では見てはいますが。