【PV情報】3月15日(日)13時から ウルトラスにてアウェー大分戦のPVあり。
留守録生観戦レポです。
ちょっと1日ずれてしまいましたが、昨日開催されたU-22日本代表のリオ五輪アジア予選強化試合、ミャンマー戦を観ています。U-22ミャンマー代表は、AFC U-19選手権でベスト4に入っており、ビルマ時代の1972年のミュンヘン五輪に出場した事があり、アジア最強と呼ばれていたとか。選手入場があり、昨日の3月11日にちなんで、東日本大震災の被害者に向けて、黙祷が捧げられました。画面には目が空いたままのミャンマーの選手達が映っていましたが、そういう文化はないのかなと。手倉森監督は当時被災したJ1仙台の監督を務めていました。
先発は、この前にJ2岡山と対戦したJ1新潟戦で出場していた鈴木武蔵選手など。某黄色いチームの山中がいますね。秋野はケガで辞退。先発選手の中で、フル代表を経験したのは2人。松原と植田です。昔の時代と比べたら随分と少ないかも。残念ながら、J2岡山の矢島はベンチスタート。キックオフ。
ミャンマー自体は20歳以下の代表が快進撃をして、U-20の大会出場を果たしています。リオ五輪アジア予選は今月27日からと2週間ちょっとで始まります。最初の相手はマカオです。1次予選はまだ余裕を持って戦えますが、その次からは厳しい戦いになるでしょう。前半8分にゴール前でGKのファンブルを鈴木が押し込みました。★★★日本ゴォール!!! 鈴木ゴール!★★★ 1-0。子どもが生まれた遠藤を祝って、みんなでゆりかごダンスです。
続いて、前半13分に相手ゴール前で左右に振って、中島が決める。★★★日本ゴォール!!! 中島ゴール!★★★ 2-0。中島は去年、J2富山でプレーをして、FC東京に戻ってきたとか。日本サポの応援コールに紛れて、ミャンマーサポの楽器が聞こえます。続いて前半21分、CKから岩波がヘディングで決めました。★★★日本ゴォール!!! 岩波ゴール!★★★ 3-0。
まだまだ前半25分にセンタリングでゴール前に飛んできたボールを鈴木が余り得意でないというヘディングで決めました。。★★★日本ゴォール!!! 鈴木ゴール!★★★ 4-0。それにしても4点入れられても、ミャンマーサポは元気です。さっきより音量が大きくなった気がします。CKは黄色い山中が蹴っていますね。そして前半41分、パスが続いて、相手ゴール横にいた鈴木にいいパスが渡ると、中を見るふりをしながら角度がないところから決めました。。★★★日本ゴォール!!! 鈴木ゴール!★★★ 5-0。鈴木ハットトリックです。間髪入れずに前半42分に遠藤から中央のパスを中島がシュートし、相手選手にちょっと当たるが、ゴールに吸い込まれる。★★★日本ゴォール!!! 中島ゴール!★★★ 6-0。大味なゲームになってきました。ミャンマーの守備はザルだし、ちょっと差があり過ぎですね。山中はサイドの攻め上がりがずっと光っています。またしても前半46分、クイックスタートから縦へのパスから、中島が決める。★★★日本ゴォール!!! 中島ゴール!★★★ 7-0。これで中島もハットトリックです。2人って珍しいかも。前半終了。怒涛の前半で記事も真っ赤っかです。
後半から一気に5人替えてきました。中村、安在、亀川、野津田、そしてJ2岡山の矢島です。浦和ユース時代から有名な選手で、五輪に向けて出場機会を求めて岡山に移籍したと紹介されました。とにかく、後半は矢島の名前がよく出てきます。今日の手倉森監督は4-4-2に強くこだわっているようです。左からのCKは矢島が蹴ります。
後半6分、松原からのクロスから鈴木が流し込みました。★★★日本ゴォール!!! 鈴木ゴール!★★★ 8-0。おっと、矢島は右のCKも蹴っています。低く鋭いボールです。地元岡山でもナイスなCKを蹴るのでしょうか。すいません、先日の開幕戦はボラだったので、CKを誰が蹴ったのか全くわかりません。
後半15分に野津田が早いクロスを入れると、マークを外した中島がニアで合わせました。★★★日本ゴォール!!! 中島ゴール!★★★ 9-0。これで中島も4得点。鈴木と競争しているみたいですね。
システムが変更され、矢島は中盤に下がりました。後半出場組にはまだゴールが生まれていません。矢島の惜しいシュート。矢島はこの世代ではサッカーセンスが光っていると解説で褒めていました。そういう選手が岡山で見られるというのはいいですね。これだけリードされていても、ミャンマーサポは楽器を打ち鳴らしています。この試合で一番活躍したミャンマー選手は、サポーターかもしれません。途中から得点が止まりました。贅沢かもしれませんが、2ケタ得点が見られません。ここでホイッスル。9-0の大勝でした。
今日付けのNumberWebに「格下相手の9-0は収穫か不安か」という記事が載っていました。本来見たいものが見えにくくなってしまい、快勝はしたが、日本にとっては自分たちの現状が少し掴みにくい試合になったとありました。4得点ずつ奪った鈴木と中島が、それぞれ所属クラブでレギュラーではないから不安という論調。当ブログで思うのは、A代表でも同じですが、強化試合はそこそこ強い相手とやって強化になるのであって、これくらい格下では何の成果も手に入れていない。かえって油断を招くと。この無茶苦茶弱い相手の壮行試合というのは、ブラジルW杯の前のA代表と一緒です。収入本位のマッチメイクなので、早くもっと強化試合の質、意味づけを考えなくては。ちなみに今回の会場となったフクアリでは観客が5,596人と、空席が目立ったようです。