リスペクト(事例紹介)コラムです。
違う記事の予定でしたが、ある方から「(ある選手の)連載をぜひ読んでください」とメッセージが届いたのです。ある選手コラムがおススメという事でしたが、そのある選手とは岩政選手でした。確かにその方がおススメするように、確かに内容は良かったです。その「連載」とは、BEST TIMES(KKベストセラーズオフィシャルウェブマガジン)の「現役目線-サッカーの常識への挑戦-」です。
実は、過去に何度か読んでいたのですが、忙しくてまめに読んでいたとは言えなかったです。岩政選手のブログも時々覗いていました。天皇杯の鹿島戦の心境を欠いた記事も、本音が出ていて趣深かったですね。連載コラムは第9回を数えるそうです。岩政先生のためになるコラムをこうして改めて読んだのも何かの縁だし、いい機会なので、5回分ずつまとめて抜粋紹介していこうと思います。まずは第1回から第5回まで。以下、抜粋して紹介。
第1回:「サッカーを知っている選手は何を知っているのか」:http://best-times.jp/articles/-/1758
J1鹿島を出たのは「鹿島にあるもの」を解明するため。鹿島時代の10年の経験の整理、新たな経験のもとのサッカーの捉え直し。サッカーを知っているとは相手を知っていること。サッカーには「相手」が存在し、相手の事を知り、想像する力が必要。状況に相手も含めて判断できる選手であり、想像、与える事ができる選手。
第2回:「ゴールに目を奪われていては、サッカーは見えてこない」:http://best-times.jp/articles/-/1913
ゴールシーンを振り返るだけではその試合を正確に捉える事ができない。いかに心理の部分に大きく左右されるか、90分の戦いがいかにゴールシーンだけでない事を知って欲しい。ゲームプランなど内側の視点まで想像すると違う景色になる。90分の戦いは技術的にも心理的にも駆け引きがあり、ゴールシーンだけでは語れない。
第3回:「岡崎選手と内田選手の共通点『サッカー選手の成長』とは」:http://best-times.jp/articles/-/2036
岡崎選手の最も優れているのはバランス感覚。できるできない、やるべきやらないべきを自分で常に調整。プロ入り後の成長は、今できる事を整理し、増やせる事。選択と整理、自分の判断でプレーしてきた。内田選手のすごさは、できないと判断した事はやらない事。自分にできる事の表現の仕方を知り、できない事の隠し方を知っているかどうか。
第4回:「日本サッカーに抜け落ちた『ゴール前』の視点」:http://best-times.jp/articles/-/2207
勝負を決めるのはゴール前。ゴール前には選手のビジョンやこだわりが存在。現在まで現役を続けてこれたのは「ゴール前」のこだわりが大きい。エースストライカーは、狙いがわかっていても止められない。ゴール前ではシュートを打つだけの時間と空間を作ればいい。ゴール前にこだわる選手が減ってきた。ゴール前にも日本人らしさで勝負できる部分がある。
第5回:「前期制覇・J1鹿島に学ぶ『最後に勝つ』チームだけにある“決定的な力”」:http://best-times.jp/articles/-/2425
鹿島入団の理由は勝負強さ。その自分なりの考え方。勝負強さは、そこに至るまでの日々に答えがある。勝負所は後付けで語られるものなので、勝負強さは、勝負所を見極めることではなく、勝負所を決めない事。いつもより大事な試合がある事は、大事でない試合がある事になる。J1鹿島にはどんな試合でも勝てるプレーできるのが勝負強さがある。
以上、自分なりに抜粋してみました。まとめ方がズレていたらごめんなさい。やはり、面白かったですね。当ブログはなぜ、こういう風にリスペクトと称して抜粋紹介するのか。それは一文一語が自分のものとなっていくからです。手は抜けないし、おかしな表現になったらご本人の迷惑になる。授業の板書をノートに書くのと一緒です。読者の皆さんもぜひ抜粋紹介をおススメします。よくリスペクトできますよ。
さすが岩政先生。わかりやすい表現で、説得力がありました。また第10回が出たら、次の5回分を紹介したいと思います。当ブログの読者はたぶん、プレーヤーよりもファン・サポーターが多いと想像できますが、ぜひプレーヤー、サッカー少年に、岩政選手のコラムを読んでもらいたいです。
岩政選手と言えば、日本代表のタイ戦の時にコラムを日刊ゲンダイに寄稿していますね。タイ代表には岩政選手の教え子的な選手が5、6人もいたそうです。すごいです。サーサナ時代に若手DF陣の指導係を務めたとありますが、岡山の今は指導係なのでしょうか。
あと、NHKの月曜日の夕方に月イチで「おしえて!岩政先生」というコーナーがあります。実は、4回とも観れています。なぜかタイミングが合って、観ていますね。ファン・サポーターの様々な質問に、リラックスした状態で答えています。
そして、岩政選手のブログ。入団時に当ブログでも記事でしっかりとリスペクトしています。このブログで、開設されてからタイに行かれるまでの頃に、読み応えのある記事を書かれています。サッカー少年、こっちも読みなさい! 先日もホーム山口戦がありましたが、岩政選手の故郷です。それが同じ中国地方の同じJ2で戦っています。当然地元も帰ってこいと誘っているでしょう。なので、プロ生活の最後は故郷でと思うのも当然。なので、少しでも長く岡山でプレーしてもらって、岡山の若い選手達を指導していただきたいです。
BEST TIMES:岩政選手コラム「現役目線-サッカーの常識への挑戦-」:アドレス
NHK「もぎたて」「おしえて!岩政先生」ページ:https://www.nhk.or.jp/okayama/program/mogitate/osiete/form.html
岩政選手公式ブログ:http://ameblo.jp/daiki-iwamasa/
岩政選手関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160428
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141221