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Jリーグの話題177

2020-03-20 00:01:43 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今日、大きなニュースが流れました。今季はJ1、J2の降格が無いそうです。Jリーグから公式発表で、一見昇格もできないの?と思ってしまうが、よく読むと昇格はあるそうです。もしそうであれば昇降格無しとされますから。何とも急でしたね。
   
【2020シーズンの大会方式変更について】
「2020明治安田生命Jリーグの全カテゴリ―での「昇格あり」「降格なし」の特例ルール適用を決定いたしました。Jリーグは、本日の臨時実行委員会において、2020明治安田生命Jリーグの全カテゴリ―での「昇格あり」「降格なし」の特例ルール適用を決定いたしました。本件は、3月17日開催の理事会において、本実行委員会での総意により決定されることを条件に承認されていたものです。なお、今後の公式戦の再開日および詳細な大会方式、試合開催日程につきましては、決定次第改めてご案内いたします。
■2020明治安田生命Jリーグの大会方式について
・2020シーズンのJ1、J2、J3全てのカテゴリーにおいて、「昇格あり」・「降格なし」の特例ルールを適用する
・J1には昇格はない
・J2はJ1に2クラブ昇格、J3はJ2に2クラブ昇格(条件を満たさない場合は昇格クラブ数に変動あり)」
引用:Jリーグ公式HP

【J1・J2“降格なし”で合意! 選手感染などで「競技上の不公平」懸念】
「Jリーグは19日、臨時実行委員会で全クラブ代表者とのウェブ会議を行い、今季のJ1・J2リーグ戦は降格制度を採用しないことに合意した。同日午後、村井満チェアマンがオンラインを通じたメディア向けブリーフィングで発表した。
 村井チェアマンによると、臨時実行委員会では「これからさまざまな障害が出現する可能性があるが、意志を持ってサッカーを続けていこうという姿勢」を共有。その一方、試合開催を進めていく上でチーム間に想定される「競技上の不公平、不公正」が懸念されるという。
 指摘された懸念要素は、東京五輪の開催によって特定チームにホーム連戦・アウェー連戦が続く場合、選手が新型コロナウイルスに感染した場合に濃厚接触者を含めて出場不可とすればユース選手を出場させなければならなくなる場合、もし一部のスタジアムでのみ無観客試合が要請された場合など。
 Jリーグは現状4月3日に再開する予定となっており、このスケジュールであれば全日程を消化できる見込み。この日はスケジュール面の議論は行われなかったというが、上記のような不公平・不公正が起こり得ることを重く見て、先立って「競技制度の罰則である降格は留保する」という方針を決めた。」
「一方、「目標に向かって頑張る姿を奨励したい」といった狙いなどからJ2・J3リーグからの昇格は実施する予定。J2、J3からの昇格チーム数はそれぞれ上位2チーム。チーム数が増加することによる翌年以降の措置などは25日をめどに決定されるという。」
引用:ゲキサカ

 Vリーグは昇降格無しでしたが、Jリーグは降格無しのみでした。こうすれば、昇格のチャンスがある下部カテゴリの上位チームがブツブツ言うという事は無くなります。日程が組めないという事で、プレーオフが無くなり、J2及びJ3の3位が昇格する事は無くなりましたが、従来どおり2位以内にフィニッシュできれば昇格できます。来季J1は20チームに増えるが、その次のシーズンは18チームに戻すために、4チームがJ2に降格することになります。気になるのが各シーズンの困難度です。まとめてみました。

2020年シーズン: J1:18チーム:J2へ降格無し
          J2:22チーム:J1へ2チーム昇格あり、J3へ降格無し
          J3:19チーム:J2へ2チームまで昇格あり。
2021年シーズン: J1:20チーム:J2へ4チーム降格あり。
          J2:22チーム:J1へ2チーム昇格あり、J3へ降格あり。
          J3:19チーム:J2へ2チームまで昇格あり。
2022年シーズン: J1:18チーム:J2へ2チーム降格あり。
          J2:22チーム:J1へ2チーム昇格あり、J3へ降格あり。
          J3:19チーム:J2へ2チームまで昇格あり。

 というものでした。これを見ると、J2チームは2021年の来季が一番J1に昇格しやすいと思われます。つまり、J1から降格してくるチームがないため。一番困難なのが2022年シーズン。J1から4チーム落ちてきます。今シーズンも下位チームにとってはJ3への降格が無いので、じっくり戦えます。J3への降格が無いのに岡山が最下位でフィニッシュしたJ2の1年目と同じシチュエーションですね。思えばあの年はラッキーそのものでした。
   
【報道ステーションの報道】
 予定されている4月3日の最下位予定で、更なる延期の場合は、チームによっては過密日程になり、アウェーでの連戦になったり、不公平な状況になったりする。それを踏まえて、降格無しとした。降格が無いという事でよりアグレッシブなゲームを行う事が期待できる。
〔村井チェアマンへのインタビュー〕
 Jリーグがちゃんとした備えができるかという側面がある。備品でいえばサーモセンサー(体温測定器)、アルコール消毒、マスクをどのくらい手配できるか。そもそも品薄な状況で、Jリーグ、サッカー界だけが独占できるものでもないので、入場時間を分散させてでもゲートを少なくして(万全の体制)お迎えする。100%満員にならないところに関してはもう少し柔軟な対応をするとか、すべてのクラブごとに個別にシュミレーションをしているところ。
 特に考えなければならないのが応援スタイル。そのためにはサポーターの協力が欠かせないと言える。サッカーというのは声を出して肩を組み飛び跳ね、ビッグフラッグを掲げるスタイル。サポーターが大きなスタンドを埋めるような旗の下はある意味では濃厚接触のゾーンになってしまう。点数が少ない競技なので、ゴールが入ったら爆発する。それがサッカーの醍醐味。感情を抑えろというのはもう本当に端から無理な話。大きな声の代わりに手拍子で応援する事はできるかもしれない。ここはやはりサッカーをみんなで守ろうという気持ちを一人でも多くのサポーターにご理解をいただけるかどうかという局面だと認識している。
 4月3日に再開できなかった場合のスケジュールを消化していく想定としては、一番は国民の健康、最後にはスポーツを守る事があるので、大会方式を変更してでもスポーツを守るという二大原則で動いている。カテゴリーによって、例えばJ1からJ3で進め方を変えていく。観客の収容率が高くないところから試合を進める。

 という内容でした。これでいくと、スタジアムのゲートにサーモセンサーが設置されるかもしれないという事ですね。今季はまだJ2のボランティアに参加していませんが、ボランティア活動内容も変わってくるかもしれません。応援スタイルの件については、先行して神戸さんが開幕戦で実施されました。あの時の映像を観ても、何とも言えない雰囲気だったのを覚えています。この報ステでゴン(中山)さんが無観客の可能性を口にされていましたが、Bリーグの様子を見ると、選手。スタッフに感染者が出るまでの対応に終わり、長続きしないと思います。
 これらを見るに、極論として今季はやり方を変えた方がいいのではと。例えばなでしこリーグのように、レギュラーシーズンで上位グループ・中位グループ・下位グループを決め、その後トーナメントで順位を決定するとか、今までとは環境が違うので、工夫する必要があると思います。この3連休も暇ですね。

 明日、鹿島さんと札幌さんのTMがあり、DAZNで配信されるそうです。うらやましい。他のJ1チームももっとやらないかな。前に当ブログでは紅白戦をインスタライブとかでネット配信したら、地元サポが喜ぶと書きましたが、ぜひやってください。それがファン・サポーター向けのサービスだと思います。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan

コメント
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