リスペクトコラムです。
なでしこジャパンのシービリーブス杯第2戦のイングランド戦。0-1で2連敗となりました。今日の開始時間は朝の3時。すでにあきらめたところで、NHK-BS1で再放送があるのを見つけましたが、朝の9時。平日のその時間は仕事中でしょと。今は普通の公式戦はどのスポーツでもやっていないので、公式戦に飢えたスポーツファンが観に来るはずなのに、どうして夜の19時からとかにできなかったかなぁと思ってしまう。それにしても今のなでしこはマスコミの露出度が低い。スコアだけ見ると、スペイン戦よりは改善したように見えますが、実際はどうだったのか。とにかくコラムをリスペクトして記事を書くしかありません。
【なでしこ2連敗「圧力を受けてしまった」高倉監督】
「スペイン戦から先発6人を変更して挑んだ前半は、体格の大きい相手にロングボールを用いてDFラインの裏を狙う作戦に出たが、決定的なシュートまで持ち込むことはできず。守備ではミスから決定機を作られたがGK池田が好セーブを連発して、なんとか0-0で折り返した。後半はチャンスすら作れない状況が続いた。防戦一方の中、同38分に自陣ゴール前でのパス回しからDF三宅のパスを奪われて、途中出場の相手エースFWホワイトに決められた。初戦同様、またしてもミスからの失点となった。
日本は6つの交代枠を3枚(1人は前半に負傷交代)使ったのに対して、イングランドは決勝点を決めたホワイトを含む全6枚を駆使して、停滞していた流れを好転させた。交代枠が勝敗を左右したようにもうつる。」
引用:日刊スポーツ
【なでしこ「やってはいけない」初戦に続きミスで失点】
「初戦に続き、またしてもミスから失点した。先発6人を変更して挑んだが後半38分、今大会初先発のDF三宅が自陣深い位置でパスを奪われ、先制点を献上した。GK池田は「絶対にやってはいけないミスが起こっている。チーム全体でそういうミスを無くすために話さないといけない」と危機感を口にした。
攻撃も不発に終わった。前半はロングボールから起点を作ったが、後半からは防戦一方。結果以上に力の差を見せつけられた。」
引用:日刊スポーツ
またしてもミスからの失点ですか。格下チームが力負けする典型的なパターンですね。6人の交代枠がありながら3人しか使えなかったのも良くない。まぁ1点差だから流れを大きく変えたくなかったのかもしれませんが。今回はロングボールを使ったカウンター攻撃に徹したようですが、それでもイングランドには通用しなかったですね。「力を見せつけられた」、欧米相手の試合で何度聞いた言葉か。
ネットの戦評です。
「失点の直接の要因はパスミスではあるものの、そこに誘導された迫力のある前線のプレッシャーに屈した結果となった。攻撃面では裏のスペースを狙うロングボールが効果的に。特に裏へ抜け出す動きを繰り返す田中美南は、対じする相手には大きな脅威となった。さらにドリブルでの単独突破を試みるなど、その姿勢は攻撃陣をけん引したといっても過言ではないだろう。途中出場の植木理子はシュートへの意識が強く、後半の停滞した時間帯においては攻撃のアクセントとなり、好機の創出に貢献した。だが、セットプレーは相手の高さの前に阻まれ、ことごとくはね返される。人数を掛けた前線の連係を披露する回数が少なかったことも課題になった。守備面ではディフェンスラインの統率が取れ、何度も相手をオフサイドのわなにはめる。体格のハンディをものともせず、懸命な対応で奮闘する場面も多く、3失点を喫したスペイン戦に比べると一定の成果を挙げたのではないだろうか。」
引用:スポーツナビ
という事で、スポナビでは少し評価が高かったようですね。先発選手も今回は少し上げてきたのかな。スペイン戦ではとてもネガティブになりましたが、ふと今は前哨戦だから、ひょっとしたら本番で大化けするかもしれないと。思い出すのが南アフリカW杯の岡田ジャパン。本番直前までふがいない試合が続き、進退伺も提出していたそうですが、本田1トップが当たり、決勝トーナメントに進出できました。当ブログでは博打に勝ったと称していますが。先のロシアW杯でも西野監督の博打が当たり、同じく決勝トーナメントに出場できました。でも、これは本当に強くなったのではないと思います。選手は海外組になっても、監督は国内組で世界を知らない。
ロシアW杯では初戦のコロンビアが不調だったのもラッキーでした。そこで勢いが出たのもあります。今回の東京五輪でなでしこもそういうラッキーな事、博打に勝つ事で上位に食い込むかもしれません。そういう風にポジティブになってきました。そう思わないとやっとられん事も事実。
もうこれ以上書きませんが、こちらのコラムには「1年で同じ相手に3敗。その度に見せつけられるのは、選手のクオリティだけでなく監督の指導力の歴然とした差だ。選手たちの自主性を重んじる高倉監督と緻密な計画と準備でチームを引っ張るフィル・ネヴィル監督にどうしてここまで大きな違いが生まれたのか、徹底的に検証しなければ日本女子サッカーの成長は止まったままになってしまう」とあります。次のアメリカ戦はどうなってしまうのか。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan