リスペクトコラムです。
方針だったJリーグの延期が昨日正式に発表されました。予想されていたとはいえ残念ですね。これでまた、退屈な週末が続いてしまいます。最近、動画でJリーガー達が動画で子ども達への宿題やメッセージを流していますが、更に当分そんな状況が続きますね。
【2020明治安田生命Jリーグ 3月中の開催延期】
「3月18日(水)~3月29日(日)に開催予定の2020明治安田生命Jリーグのすべての試合について、開催延期を決定しました。延期が決定した試合の代替開催日およびチケットの取り扱いについては、決定次第お知らせいたします。
■開催延期となる試合
2020明治安田生命J1リーグ
第5節 3/18(水) 9試合 第6節 3/22(日) 9試合
2020明治安田生命J2リーグ
第5節 3/18(水) 11試合 第6節 3/21(土)、22(日) 11試合 第7節 3/28(土)、29(日) 11試合
2020明治安田生命J3リーグ
第3節 3/21(土)、22(日) 9試合 第4節 3/28(土)、29(日) 9試合」
引用:Jリーグ公式HP
【2020明治安田生命J2リーグ 第5・6・7節の開催延期】
「Jリーグは2月25日に新型コロナウイルス感染予防対策、および拡散防止のため、2020明治安田生命J2リーグ第2・3・4節の公式試合の開催延期を発表しておりました。このたび、さらなる議論を重ねた結果、3月中に行うすべての公式試合の開催を延期することが決断されました。これにより、ファジアーノ岡山は新たに下記3試合が開催延期となります。
・第5節 2020年3月18日(水) アルビレックス新潟戦 (会場:デンカビッグスワンスタジアム/新潟県)
・第6節 2020年3月21日(土) モンテディオ山形戦 (会場:シティライトスタジアム)
・第7節 2020年3月29日(日) 大宮アルディージャ戦 (会場:シティライトスタジアム)」
引用:クラブ公式HP
これに先駆けて、村井チェアマンが今後に向けて6段階の意思決定基準を発表しています。6段階のレベルですが、レベルが一番高いものでは日本全体の非常事態でリーグの今季運営そのものがどうなるという内容になっています。全く先が見えない今日この頃です。延期ならまだいいましです。日銭はいくらか入ってくるので。現実性がやや近づいてきた無観客試合は経営に響き、J2からJ3の経営力に不安があるクラブにとっては痛手ではないでしょうか。最悪の形がシーズン打ち切りです。想像のし過ぎかもしれませんが、他の競技を見ているとあながち妄想でもないなと思ってしまいます。
【Jリーグ再開判断は3月下旬「力を貸して」村井氏】
「NPBとの「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第2回会合で専門家チームの延期を推奨する助言を受けた後、緊急の実行委員会をウェブ上で実施。同日夕方、村井満チェアマン(60)が18日を目指していた公式戦の再開を延期することで合意したと発表した。12日の実行委員会で正式に承認される。今後の再開に向け、Jリーグは6段階の意思決定の基準と4つのプロジェクト始動を決定。サッカー復活の日へ、一丸となり態勢を整える。」
「感染者増加の現状でリスクを最小限にするための準備が万全にできない中では、再延期の判断は致し方ない。基本再生産数(1人の感染者が何人に伝染させるかを表す指標)といった医学的見地からの判断も必要になる。だが「いつ再開してもいいように準備するのが我々の責任」と、来るべき日に備える覚悟を示したうえで、再開に向けての意思決定の基準を示した。
<1>国民の健康最優先 <2>全試合実現の努力 <3>サポーターとの協力態勢 <4>緊急事態宣言など政府判断による無観客試合の実施 <5>感染者が出た場合の対応 <6>日本全体の非常事態による試合運営の抜本的見直し
<1>と<2>はJリーグの理念「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」に基づくもので、今回の判断の下地となった。<4>以降は今後の情勢次第となるが、<3>について村井チェアマンは「これから先はファン、サポーターの皆様にもご協力をお願いするフェーズ(局面)」と説明。不足するマスクの代わりにバンダナやタオルマフラーで口を覆う、座席の間隔を空けるなどJリーグ、クラブ、サポーターが対話して進めていく考え。加えて、Jリーグ内で日程調整、財務、協議運営、物資調達や応援スタイルなどを担当する4つのプロジェクトの立ち上げも決めた。」
引用:日刊スポーツ
レベル4は、13日に成立し、14日には施行される特措法改正で、実際に「緊急事態宣言」が発令された場合の事になります。つまり、宣言が出てしまうと無観客試合しかできなくなるという事でしょうか。レベル5は「選手に感染者が出た場合」の措置で、イタリアのようになってしまって試合が開催しにくくなり(仏は無観客から国内すべてのサッカー活動が無期限延期に)、最高のレベル6は、「日本全体が非常事態宣言の対象となる場合」であり、シーズン打ち切りにまで行ってしまう可能性もゼロではありません。4月3日再開の判断は3月27日が期限と見られるそうです。
そして、政府の見解が出ると言われている19日にJリーグで中間ミーティングを行い、25日を目途に4月3日からどうするか方針が決められるとの事。
当ブログは最近どうしても、ヨーロッパの動きが気になります。特にイタリアですね。何となくのイメージですが、日本の動きの少し先を行っているかのように見えます。リーグ延期から、チャンピオンズリーグや欧州リーグでは無観客試合になるという流れになっています。そして、セリエCから、最近ユベントスで選手から感染者が出てしまう。当然試合は当面できなくなる。そんな中でリーグの今季中止という可能性もささやかれているそうです。ドイツでは2人目の感染選手が出現し、原口選手(陰性)が2週間隔離に。イギリスでは政府がスポーツの禁止を検討。
日本はどうか。「当たって欲しくない予想」として、4月から無観客試合、その後選手から感染者が出現して開催中止に、その後も感染選手が続いてしまい、センバツ高校野球のように今季のリーグ戦そのものが「中止」つまりシーズン打ち切りになってしまうというもの。そんなシーンが最近脳裏を駆け巡っています。イタリアでは実際にその場合の成績の決め方をシュミレーションされているそうです。予想は外れて、4月からはっきりリーグ再開となってくれたらいいのですが。ふと、無観客試合だったら、DAZNはライブを行う。生観戦ができないから多くのサポーターがDAZNを観ようとする。通常契約での視聴とは限らず、BリーグのバスケットLIVEのように無料放映になるにしろ、視聴者は増える公算になるなと思ってみたり。一体これからどうなるのでしょうか。それにしても今週末も暇です。エアPVでもやろうかな。
と書いていたら、今朝早朝にスポニチから、今後大幅な日程再編を強いられた場合、今季はJ1参入プレーオフを廃止し、J1の下位3チームとJ2の上位3チームの自動入れ替えを行うという報道が流れました。もしそうなれば、3位までチャンスがある反面、4~6位は昇格の可能性がゼロになるという事。それよりもそれくらいで収まるのかと思ってしまいます。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan