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日本代表のこと・・・466

2020-03-13 00:01:03 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 なでしこジャパンのシービリーブスカップの第3戦最終戦のアメリカ戦です。世界ランク1位(日本は10位)の世界最強のチームです。でも、今日も9時開始。録画放送も無し。とうとう、1回も試合映像を観る事なく終わってしまいました。またしても完敗でした。1-3のスコア。
 今回の試合報道は、試合結果ばかりで戦評やチームそのものの評価は比較的少なかったです。もう日本のマスコミはサッカー女子代表の東京五輪での好成績をあきらめてしまったのでしょうか。
   
【なでしこジャパン3戦全敗の最下位終戦…最終戦のアメリカ女子戦も黒星】
「開始7分にバイタルエリア中央の位置でFKのチャンスを献上。キッカーのラピノーに見事な右足直接シュートをゴール左に決められ、早々に失点を喫してしまう。そのなでしこジャパンは、攻撃に転じようとした27分に2失点目。GK山下のキックミスを高い位置で拾ったラピノーからボールを受けたプレスがバイタルエリア中央からループシュートを決められ、追加点を許す。ミスから失点を喫したなでしこジャパンは前半終盤に高い位置でのインターセプトやCKのチャンスを生かしてフィニッシュの形に持ち込むが、精度を欠いて空砲。なかなか相手ゴールマウスをこじ開けられない。
 流れを変えたいなでしこジャパンは後半頭から岩淵を投入すると、これが実を結ぶ。58分、ボックス左で杉田からパスを受けた中島が折り返すと、中央の岩淵が右足フィニッシュ。右に決まり、1点差に詰め寄る。岩淵のピッチインにより、勢いづくなでしこジャパンは75分に岩淵のスルーパスからボックス右深くに侵攻した三浦がゴールに迫り、右足でシュート。しかし、左ポストに嫌われ、同点のチャンスを生かせない。次々と交代カードを切ってくる相手から攻撃のイニシアチブを握るなでしこジャパンだったが、83分に左CKからホランにヘディングシュートを許して3失点目。再び2点差を追いかける展開を強いられてしまう。さらなる失点後に2つ目の交代枠で植木をピッチに送り出したなでしこジャパンだが、3失点目でリズムを崩した攻撃陣はゴールに迫る形を作れず、アメリカ遠征最終戦も黒星。3戦全敗の最下位という終戦した。」
引用:超WORLDサッカー!

 今回アメリカ戦は、英蘭戦から先発4名を入れ替え、最終ラインにセンターバックタイプ4人を並べて守備の改善を図ったが、結果につながらず。顔ぶれはベストメンバーのようでしたが、またしても結果は出せませんでした。負けっぷりのいい3連敗。未来が見えない負け方です。田嶋会長が不満を示しても遅い(遠因は田嶋体制そのものとも個人的に思っています)。五輪本番はすぐにやってきます。
 時事通信には「全試合で自陣でのパスミスから失点。昨夏のW杯以降、最終ラインからの組み立てに取り組んできたが、攻撃の起点に厳しいチャージを受けた途端にもろさを露呈。ボランチを含めたリスク管理も徹底されず、相手の圧力に負けてボールを失う場面が目立った」とあります。
 黄金時代には欧州組の多さもあって、体格差を補うポゼッション、足元の技術の高さで高いレベルをキープできていましたが、もはや強いプレスを受けてはミスし、そのまま力負けするパターン。もう、選手のポジションをいじるくらいでは改善は難しいのではないでしょうか。高倉監督にも限界があると思いますが、今となってはどうしようもない。あとは、ロシアW杯のA代表のような奇跡が起こる事を願うしかありません。まぁ、そもそも五輪は開催されるのかという話もありますが。

 13日の山陽新聞朝刊の「遠い五輪の頂」というタイトルの戦評です。
「相手の警戒が緩んでようやく攻撃の形が見えるなでしこと、悠々と勝ち切るW杯女王との差は歴然。金メダルを目標とする東京五輪が迫る中、世界の頂は遠くにそびえている。」
「強敵相手の3試合を全敗で終えた。浮き彫りになったのは、あまりに脆弱なチームの姿。『なでしこのサッカーは精密機械みたいなもの。歯車が一個狂うだけで機能しなくなる。ただ、部品ごとに見れば、選手がやれることは見えた』との監督の言葉が空虚に響いた。」

 高倉監督の機械や歯車の表現ですが、そもそもこの機械の完成度はどうなのか、運転者のスキルはどうなのかと思います。A代表は食材はいいが料理人が×。なでしこは海外組がほとんどいないという食材なので、こっちも×と映ります。国内でただプロリーグを図り、強引に秋春制を導入して更に日本女子サッカーが弱体化するよりも、世界を知る協会トップに交代し、リーグそのものを矯正するしかないと個人的に思います。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan

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