事例紹介コラムです。
山形に関わる皆さん、J1昇格おめでとうございます。山形さんといえば、つい数年前まで社団法人で運営されていた地域密着度の強いクラブ。2度目のJ1ですが、J2地方クラブを代表して来シーズンからJ1でひと暴れして欲しいと思います。山形さんの今回の昇格劇のキーワードは、石さんこと石崎監督、「山の神」とまで言われたGK山岸選手でしょうか。まずは、「山形が体現した「仁義なき戦い」というタイトルのNumber Webのコラムです。以下、抜粋して紹介。
今シーズン、J2山形は監督として、前身NEC山形時代に指揮を取っていた石崎監督を新しく招聘。石崎監督といえば、柏と札幌さんをJ1に昇格させた「昇格請負人」。J1昇格プレーオフでは7位との勝ち点の差はわずかに1点の6位。もし勝ち試合が一つ引き分けになっていたら、プレーオフ出場は無し。準決勝の磐田戦ではロスタイムにGKまでゴール前に上がる大博打を打ち、GK山岸選手のヘディングシュートで見事勝利。
山形さんは磐田戦の4日前には天皇杯準決勝を戦っており、11月の最終週に2試合やって12月7日に決戦。過密日程で悪いコンディションだったはずなのに、7日の試合はそんな様子は少しも感じさせなかったとか。
来シーズンに山形さんはJ1で戦うが、今回のプレーオフのような試合がJ1でもできるかどうか。チーム戦術の未熟さはこの試合でも見えた。現実的には優勝を争うのは厳しく、J1残留が当面の目標。難しい年になるとも。
Number Web該当記事:http://number.bunshun.jp/articles/-/822240
狙う立場から、狙われる立場へ。J2の戦い方はJ1では同じでは通用しないと思います。また、13日の天皇杯決勝で戦うのは石さんにとって因縁のガンバさん。'08年の柏時代に天皇杯決勝で対戦。0―0の延長後半に失点し、優勝を奪われた苦い思い出の試合。報道では引いて守り、カウンターの攻撃という、秘策「亀作戦」で勝ちきる方針とあります。今回の2つのキーワードのうち、まずは石さんこと石崎監督についてまとめてみました。
【石崎監督】
指導歴:
(1995-1998) 旧JFL監督:NEC山形→モンテディオ山形
(1999-2001)J2監督:大分トリニータ
(2001-2003)J2監督:川崎フロンターレ
(2004)J1ヘッドコーチ:清水エスパルス
(2005)J1監督:東京ヴェルディ
(2006-2008)J2→J1監督:柏レイソル / 自身にとって「4度目の正直」となるJ1昇格。
(2009-2012)J2→J1監督:コンサドーレ札幌
(2013)中国監督:杭州緑城
石崎監督の指導は「フィジテク」と呼ばれ、フィジカルとテクニックの基礎的なメニューを織り交ぜた独特の練習で個人の能力を磨くことにあるとか。戦術の基本は「中盤の強烈なプレッシャーで相手の良い所を消す」こと。札幌時代に3トップを用いたり、と一見攻撃的に見えるが、前線からの守備を重視し、相手の長所を消すきめ細かな戦術を好み、それを実現するために必要な運動量、ハードワークを選手に求める戦術。石崎監督のJリーグでの指導歴は、2011年シーズン終了時点でJ1・J2を通じて456試合にも及び、2014年4月のホーム岡山戦でJリーグ監督経験者では歴代最多となる500試合を達成。
人情に厚い監督として知られ、あの岡山選手をはじめ、共に移籍して複数のクラブで再び石崎監督の指導を受ける選手があり、中には選手自らが「石崎監督の下でプレーしたい」とクラブに移籍を志願して実現させる場合もあるとか。選手だけでなく、ファン・サポーターを大事にして交流を深めていた面もあります。
石さんの某黄色いチーム時代で覚えているエピソードとしては、紅白戦かミニゲームで負けた方の選手達に、一発芸をやらせていた事を思い出しました。本当に明るい練習風景だった事でしょう。今の山形さんでもそうなのかな。この週に雪が積もりましたが、「サポーターが雪かきをしてくれたから、きょうの勝利がある」と石崎監督のサポーターへの感謝の言葉があります。
そして、プレーオフ準決勝の日の夜に話題をさらったGKの神ゴールです。今度はGK山岸選手についてスポニチの記事を抜粋して紹介。
【山の神 GK山岸】
'01年にJ1浦和に入団。'06年から正GKとして出場。'14年6月にJ2山形へ期限付き移籍。期間は'15年1月まで。移籍後すぐに正GKになると、キャプテンとしてもチームを引っ張り、今回の好成績に貢献。準決勝のアウェー磐田戦では、後半ロスタイムにCKから勝ち越すヘディングシュートで、プロ初ゴールを記録。Jリーグ公式戦でのGKの得点はこれが7例目で、ヘディングによる得点は史上初。
また、決勝の千葉戦では神がかり的なシュートストップに、スタンドを青く染めた山形サポーターから「凄い!」「神だ!」の声が飛んだとか。この日の千葉戦のTV実況で「モンテディオ」の語源である「山の神」の称号までつけられたそうです。そんな山岸選手について、J2山形が完全移籍での獲得に動いているそうです。山岸選手は、保有元の浦和との契約が今季限りで満了し、移籍金などを払う必要がないため。
スポニチ該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/11/30/kiji/K20141130009379270.html
山岸選手ブログ:http://footballerplus.net/yamagishi/
13日の天皇杯決勝ですが、いつもは元旦国立だったので何か不思議な感じです。今回は当ブログ的には微妙ですね。柏時代の石さんの因縁もあり、同じ相手のガンバさんには勝って欲しいという気持ちもありますが、某黄色いチームのACLプレーオフ出場のためには、ガンバさんの優勝が必須。また、J2クラブが優勝するべきではないという空気もあるでしょうし。正々堂々と戦って欲しいですね。昔、2回目のJ2降格の年に日立台へ山形戦を観に行っていますが、この時はチームもゴル裏も勢いの強さを感じたのを覚えています。
昇格請負人という事ですが、J2岡山も万が一来年以降も芳しくない成績が続き、J1昇格が遠い場合には、将来的に石崎監督でJ1に昇格するというもいいかもしれませんね。柏時代の石さんを思い出しますが、本当にいい監督だと思います。J1では戦い続けるのは難しいかもしれませんが、J2から昇格するのはうってつけかもしれません。という事で天皇杯決勝はいよいよあさって。観ねば。
J2山形関連:21 / 20 / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
事例紹介コラムです。
大宮さんがついにJ2に降格してしまいました。当ブログ的には馴染みがある方のクラブではなかったですが、思い出すと、某黄色いチームが2度目の降格をした年(2009年)に残留争いをしていた相手が大宮さんで、秋に対戦して負けた記憶があります。その頃から「残留力」を言われていたように思います。
大宮さんはリーグ戦10試合未勝利だった大熊監督を8月末に解任。内部昇格した渋谷監督のもと守備を立て直すと、14位まで浮上して、今季も残留争いでの強さを見せるかと思われたが、その後は5試合白星なし(4敗1分け)で失速。最終節でC大阪に完勝するも降格が決定。J1昇格以来続いたJ1浦和との「さいたまダービー」も、来シーズンから11年ぶりに消滅。これで大阪、静岡など人気ダービーが見られなくなりました。
今回もマスコミの論調を集めてみました。まずは「勝利で終えた最終戦…J2降格が決定。勝ち点1の重みの現実」というタイトルの、ソーシアルサッカーマガジン「CHANT」の記事。
昨年J1大宮はフロントと現場に大改革を実行したが、この思い切った決断が、結果的にマイナスに作用。シーズン序盤まで指揮を執った大熊監督のチームでは戦術というものがみられないサッカーが継続。8試合連続勝利なしなどリーグの中盤ですでに降格圏に位置。監督交代の空気が一度は起こったが、いったん社長が否定。しかし、結果的には、監督交代で新しいチーム体制による降格圏脱出を模索。
選手の質としては決して降格が妥当というようなチームではなく、監督交代後、今シーズン初の連勝を記録し、その後に3連勝を記録。一次期降格圏を脱して14位まで上昇したが、その後に失速。
J1大宮J1昇格した2004年からの10シーズンの中で、たくさんの降格争いを経験。最終順位を一桁順位で終えた経験はゼロ。最終戦を前に、1つ上の順位に位置していた清水とは勝ち点がすでに3点離れていた。清水の敗戦という条件で勝って初めて、清水と同じ土俵に立つことができるというほどのギリギリの状況。その中で最終戦で、すでにJ2降格確定のC大阪と対戦して勝利したが、清水が引き分けで大宮のJ2降格が決定。
今シーズンの勝ち点は35。毎年残留ラインは35前後と言われているラインだが、今年も35前後で残留と降格の明暗を分けたとか。残留力が毎年話題となっていた大宮アルディージャだったが、残留力という経験がありながらも、降格が決定。
CHANT該当記事:http://chantsoccer.com/posts/564
また、WEBスポルティバで「なぜ今年の大宮は「残留力」を発揮できなかったのか?」というタイトルで、今シーズンのチームの状況を分析しています。以下、抜粋して紹介。
シーズン途中の様々なテコ入れも、結局は奏功せず。それだけ、開幕9試合で勝ち点7しか残せなかった序盤の傷が大き過ぎたという事。昨シーズンまでの中心選手(ノヴァコヴィッチ、青木、下平)を一度に失った事も大きな要因だが、家長、ラドンチッチ、横山、中村といった即戦力も補強。しかし、ラドンチッチは10試合足らずで先発落ち、無得点でチームから離脱。また、攻守の軸となるダブルボランチは試合ごとに組み合わせが変わり、ウィークポイントだった左サイドバックもレギュラーが不確定。さらに、4バック→3バック→4バックと、何度もシステムを入れ替えて、チームの根幹が定まらなかったことが、低空飛行を続けた要因。
一時は徳島に勝ち点4差まで追い上げられ、最下位になる可能性もあったが、フロントの腰は重く、J1昇格後、シーズン途中での指揮官更迭は過去4度。好成績の昨シーズンを除いて、降格回避のための交代劇は、2007年、2010年、2012年の3回。そのうち2シーズンは、20試合以上を残した中での交代で、後任監督によるチーム再建の時間的余裕は残されており、降格圏に陥る手前での早めの決断が、これまでJ2降格を回避できた要因と言える。
しかし、今シーズンは、「第18節の仙台戦で勝てなければ大熊監督解任」で引き分けにもかかわらず、決断は先送り。結局、第22節まで引っぱり、渋谷新監督は残り12試合、シーズンのラスト約3分の1でチームを託された格好。短い期間での立て直しを任された渋谷監督は、これが初めてのJクラブでの監督業。不慣れな面はあったが、就任後の6試合で5勝1敗という結果を出し、一時は降格圏からチームを脱出。
それでも5試合で10失点を喫し、1分4敗で再び降格圏に転落。結果論ではあるが、すべて1点差負けだったこの4敗のうち、いずれかの試合で勝ち点1をもぎ取っていれば、残留できたのではないか。
J1大宮の残留劇で欠かせなかった、お家芸とも言える「シーズン途中の補強策」も、今年は効果が少なかった。いずれの補強選手も結果が出せず、残留のために指揮官の求める戦力が整っていたのか疑問。
一番の降格要因として感じるのは、選手たちの「残留への思い」の大きさ。どれだけの選手が「J2で来年プレイしたくない」ではなく、「大宮をJ2に落としてはいけない」と思いながらプレイしてきたのか。かつての大宮は、複数の中心選手が自ら話し合いを重ねて難局を突破。ピッチ上で時に厳しく、叱責の声を飛ばし合い、それでもチームとしてまとまり使命を果たしてきたのが、今までの大宮の姿だ。
翻って今年の選手たちは、絶体絶命のピンチにありながらも、どこか淡々とプレイしているように見えた。表面的な駒集めばかりを急ぎ、選手の入れ替えを繰り返し、強化責任者が代わるごとに就任する監督の色が変わり、集められる選手たちの色も変わっていった。そこにクラブとしてのビジョンは、なかなか見えず。結果的に、選手たちのクラブへのロイヤリティ(忠誠心・愛着心)も徐々に減少。
WEBスポルティバ該当記事:http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2014/12/08/post_795/
大宮さんは昨シーズンはリーグ前半に好調ぶりを示し、後半は失速したものの前半戦に上げた勝ち点の「貯金」で残留争いはなかったが、2年前までは残留争いの常連。残留争いになると勝ち点を重ね、J1に居残り。その「残留力」が注目され、受験期には「落ちない」シンボルとしてお守りグッズを売り出したことも。この日も奇跡を期待し、スタジアムには約12,000人の来場があったとか。
まあ、今回大宮さんはJ2降格する訳ですが、また1年でJ1に戻ればいいと思います。ここ最近で1年でJ1に戻るクラブはかなり優勝争いするパターンが多いと思います。2011年の柏しかり、今年のガンバさんしかりです。神戸さんも11位でしたが、途中までは上位争いをしていました。一度J2に降格して、予想以上に厳しいJ2リーグでもまれ、1年で自動昇格で戻ったチームはJ1でも強豪チームに入る傾向があるというものです。ただ・・・1年で戻れない場合は、いわゆる千葉化(千葉さんごめんなさい)してずっとJ2に停滞する傾向もあるのです。1年で戻れるかどうかですね。大宮さん、来シーズン頑張って下さい。また、地元岡山としてはお手柔らかにお願いします。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/6331.html
J1大宮関連⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140903
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140606
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140309
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130603
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121221
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121110
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120302
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120127
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100310
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060407
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060112
事例紹介コラムです。
ガンバさんに係わる皆さん、J1昇格即優勝おめでとうございます。昨日夜にやべっちFCを観ましたが、改めて優勝にふさわしいチームだった事がよくわかりました。まずは、優勝に至る状況についてです。
前節、今シーズン初めて首位に浮上したガンバさんは、アウェー徳島戦を戦ってスコアレスドロー。勝ち点で並んでいて、ここで勝てば優勝だった浦和さんがホーム名古屋戦で負けてしまい、ガンバさんの優勝が決まりました。J1昇格即優勝は、’11年の柏以来2チーム目になります。
昨日のやべっちFCなど、マスコミ情報を観ていくと、3つのキーワードが浮かび上がってきました。宇佐美選手の活躍、パトリック選手の補強、後半戦からのディフェンスの立ち直りですか。マスコミ情報やコラムを整理してみました。まずは、THE PAGEのコラムで、今野選手にスポットを当てたDF陣についてです。以下、抜粋して紹介。
【今野の復活】
J1・G大阪はW杯の中断前の5月には浦和とは勝ち点14点差の16位でJ2降格圏に低迷。しかし、中断明けから蘇生。いきなり5連勝を飾り、2試合勝ちなしを挟んで7連勝。10月5日の第27節で今シーズン初の2位に浮上。11月22日のアウェー浦和戦で、直接対決を制し、11月29日の前節では勝ち点で並んだ浦和を得失点差で超えて首位に到達。そして6日の最終戦で今季2冠目を獲得。
W杯の中断までの前半戦で、G大阪は14試合を終えて4勝3分け7敗と黒星が先行し、J2降格圏の16位に低迷。世代交代にこそ成功したが、若い選手たちがJ1の洗礼の前に攻守両面で混乱をきたした事に加えて今野の不調が原因。
日本代表で担当したセンターバックというポジションで、世界と戦う上では178cmという身長は大きなハンデになり、アジアでは通用しても、世界の壁を痛感させられるたびに心身のバランスが乱れていったとか。その不安が所属クラブでのプレーにも影響を及ぼし、W杯本番でも不調で終了。
しかし、長谷川監督は、ガンバでもセンターバックを務めていた今野を、本来の力を発揮させるためにボランチに専念させており、W杯のプレッシャーから解放された今野は復活。「優勝するためにガンバにやってきた」と言っていたようです。
中断明けの20試合で、ガンバは15勝3分け2敗と驚異的なV字回復を達成。20試合で45得点という強力2トップだけでなく、20試合で失点を12に抑えているDFも見逃せない。攻撃陣が1点でも取れば勝てるという雰囲気があるとか。シーズンを通した最少失点チームはJ1横浜の29だが、中断明けに限定すれば、ガンバの堅守ぶりは大きい。最終ラインの安定はもちろん、その前で相手ボールを奪い続ける今野の復活が逆転優勝にリンク。
THE PAGE該当ページ:http://thepage.jp/detail/20141206-00000001-wordleafs
今野選手はザックからアギーレに替わって、もう出番はないかと思っていましたが、先日のオーストラリア戦で見事に復活弾を見せてくれました。強くなるためにはまずは守りを固める訳ですが、ガンバさんの強さを語る時に必ず出るのが宇佐美選手の存在です。とにかくTV映像を観ても、上手さが際立っています。ヨーロッパで不完全燃焼だった分、のびのびと楽しんでプレーする姿が目立ちます。以下抜粋して紹介。
【宇佐美とパトリック】
W杯中断前、16位に低迷した理由の一つは宇佐美貴史の不在。開幕前の2月の練習中に左足首を負傷し、全治8週間と診断。エースの突然の離脱でチームは混乱。リスクマネジメントが不十分で、FWにはケガから復帰したばかりの佐藤と、今外人のリンスしか見当たらず。中断期間中、パトリックを獲得したことが何より大きかった。昨シーズンのロチャのように2トップを組む宇佐美がゴールを量産。
また、長谷川監督が昨シーズンから手がけてきた守備の強化が図られた事も大きかった。ハードワークでの積極的なディフェンスに加えてW杯後、今野の復活が大きい。中盤の守備力が高まり、GKを含めた守りが引き締まったことで、失点が大幅に減少し、安定したチームのパフォーマンスに連動。
中断明けからは完封試合も増加。8月から9月にかけての7連勝では無失点ゲームが5試合。それに加えて上位チームとの対決にすべて勝ったのが大きかったようです。
WEB SPORTIVA該当記事:http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2014/12/07/2005/
パトリック選手は一昔前で言うと、モンちゃんことレアンドロの存在ですね。昔からガンバさんは本当にいい外人選手を連れてきますね。ガンバさんといえば専スタ建設ですか。スポニチに「ガンバ新スタジアム 16年2月大阪ダービーでこけら落とし」というタイトルで記事がありました。以下、抜粋して紹介。
【専用スタジアム】
J1・G大阪が寄付金でつくる新スタジアムで、'16年2月に開催予定のこけら落としマッチの対戦相手にC大阪が最有力となっているとか。有料のプレシーズンマッチとなる予定。C大阪は来シーズンのJ2降格が決定しているが、'16年にJ1復帰となれば、大阪ダービーの前哨戦として盛り上がる。
新スタジアムは年末に5階部分までが完成し、来年9月の完成を予定。4万人収容のサッカー専用スタジアムで、国際Aマッチの開催も可能。'20年の東京五輪も視野に入るとか。目標額の140億円に対し、現在は132億円超。ナビスコ杯の優勝効果などもあり、11月の寄付金は前月比3倍の約3,000万円に増大。野呂社長は「3冠になれば企業からの募金も集まり、全額募金で作ることができる」とコメント。
スポニチ該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/12/07/kiji/K20141207009416280.html
【レイモンドトレーニング】
また、「G大阪 2冠の裏に“レイモンド”トレ 過密日程乗り越えた」という記事もありました。体力面の不安を一蹴した秘密の一つに通称「レイモンド」と呼ばれる、オランダ人コンディショニングコーチのレイモンド氏が提唱するトレーニングがあり、ガンバさんはJ1で唯一の採用クラブとか。ただ走るだけでなく、ボールを使ったフィジカル強化やコンディションのピークをつくらないことなどが特徴で、長谷川監督が就任した昨シーズンに採用されたとか。
少人数の実戦形式の練習で、プレーが切れても即座にボールが入って止まることがない。攻守双方が一定時間内、全力でボールを追い続けることでスプリント力や持久力が向上。ボール奪取力、切り替えの速さも習得。日本では革新的なトレーニングが優勝の一助になったとしています。
スポニチ該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/12/07/kiji/K20141207009417660.html
NHKの中継を観ていましたが、宇佐美選手はまた泣いていましたね。またやべっちFCでは「いい」いじり役で、チームのムードメーカーである事がよくわかりました。今日開催された「Jリーグアウォーズ」でMVPに、遠藤主将が初選出されており、ベストイレブンには遠藤と宇佐美、パトリックの3選手が選出。最優秀監督賞には、長谷川監督が初選出です。昨年の広島さんの2冠といい、もう片方の本命がこけて優勝というパターンが続きましたね。でも優勝は優勝です。V逸した浦和さんについても紹介しようと思いましたが、まあいいか。さあ、今度の土曜日は3冠を賭けた天皇杯決勝です。ぜひ頑張ってもらいたいですね(笑)。
J1・G大阪関連⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141110
〃 ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131129
〃 ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130116
〃 ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120812
〃 ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120706
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〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100102
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〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090612
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〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090430
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〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070521
PV生観戦レポです。
さあ、ガンバさんから書いていこうと思っていたら、雪で延期になった某黄色いチームのアウェー新潟戦のPVがウルトラスであるからと、お誘いが来たので急きょそっちになりました。ちょうど、オープンしたばかりのイオン岡山へ視察に行こうと思って、地下の直通通路を歩いていたところでメールが来ました。入店すると、すでにうろたん氏が席に座って、ビールを飲んでいました。途中からまーさんも登場。
この日の柏は暫定5位で4位の鳥栖さんとは得失点差が2点。てっきり3点差でフィニッシュしないと、鳥栖さんは抜けないと思っていたのに、解説で「4位になるためには2点差以上で勝たなければなりません」と言っている。あれっ、得失点差の次は勝利数だと勝手に思い込んでいました。調べてみると、Jリーグ公式HPに「年間順位の決定は、リーグ戦が終了した時点で、勝点合計の多いチームを上位とし、順位を決定するが、勝点が同じ場合は、以下の順によって順位を決定る。①得失点差、②総得点数」とありました。勉強になりました。
試合の方ですが、相手の新潟さんの先発にはアジアユースで観た鈴木武蔵選手がいました。また、柏アカデミー出身で、レン選手やクドーと同期の長身・指宿選手が出ていました。全体的に柏が試合全体を支配していた感じがありました。柏は強い時にはプレスも強いのですが、今日も強いプレスでした。一方の新潟さんはプレスもそれほど脅威でなく、余り迫力がない印象で、そのまま前半終了。
後半21分に、太田のアーリークロスをDFがクリアミスしたボールに、レアンドロが右足で流し込んで、柏が先制。レアンドロは今シーズン11得点目になります。途中何度も危ないシーンがありましたが、キリ選手のスーパーセーブに救われる。後半ロスタイムにCKの流れからダイスケ選手が押し込んでACLに近づく2点目を入れる。その後何とか持ちこたえて完封勝利を収めました。この試合で柏を去るネル監督のラストマッチACL出場へ望みをつなぐ4位でフィニッシュできました。今日はこの1試合だけで、他の試合を気にする事なく、2点差以上で勝てばいいというわかりやすい試合でした。
今までのように、ひょっとしてこのまま1-0で終わり、あと1点足りなかったという結果だったりしてと思っていたら、やってくれました。これでACLに望みがつながります。ただ、ガンバさんが天皇杯で優勝してもACLに出場できるのではありません。出場チームを決めるプレーオフに出場できるのです。それでも、かつて過密日程のためにACLで苦労した柏にふさわしいシチュエーションではないかと個人的には思っています。
ハーフタイムでカウンターの方へ行くと、ガンバサポの忍氏が着ていたので、「優勝おめでとうございます」と祝福させていただきました。「天皇杯は応援してよ」と言われましたが、まあ、これでガンバさんが天皇杯で優勝するとACLプレーオフに出場できるので、黄色サポはガンバさんを応援する事になるでしょう。試合が終わって、忍氏が我々のテーブルに来られました。一同テンション高かったです。本当に13日の決勝は頑張って欲しいですね。
ただ、石さん率いる山形さんも強い。ガンバさんもガチで守りを固めてきた徳島さんにスコアレスドローだったので、忍氏もその辺りが心配の様子。ただ、石さんは黄色時代もそうでしたが、J1昇格請負人かもしれませんが、決勝では余りいい成績を残していないのではと。今回の決勝の相手も2009年天皇杯決勝(柏対G大阪)と同じ相手なので、因縁は巡ってくるのかもしれません。
そのガンバさんですが、ふと重大な事を昨日のやべってFCを観ていて気付いたとみんなに話しました。ガンバさんはW杯中断前は16位の降格圏、最後は優勝。これって来年の2ステージ制で逆の位置で当てはめてみると(ちょっと強引ですが)、前期優勝したチームが後期は降格圏に入って、年間順位も降格圏で終わってしまう事。J2に降格するチームがプレーオフに出るのかよと。去年の大宮さんもそうでしたが、こういう状況になること自体おかしいよなと。今年は1ステージ制だから何も問題ないが、来年からは大問題になる。やはり2ステージ制は欠陥制度だと言い合いました。
試合が終了しても、気のせいか今日は放送が長かった気がします。会場は茨城県鹿嶋市に移っても、この日は新潟さんのホーム最終戦。セレモニーがそのまま中継されました。クラブ社長の挨拶、この日200試合だったか達成した田中選手の挨拶、そして主将の挨拶と続きました。その後、カシマスタジアムでやや新潟サポが少ない中、場内一周をしていました。その後には柳下監督のインタビューがあり、今日で本当に最後だし、ネル監督のインタビュー映らないかなと思っていたら、登場しました。お疲れ様でした。
イベント参加レポです。
昨日、オレンジホールでファジアーノのファン感謝デーが開催されました。まずは「2200人とファジ選手交流」というタイトルで掲載された、今朝の山陽新聞の記事の抜粋から。
ファン約2,200人(去年は2,400人)が参加し、選手43人と影山監督らコーチングスタッフが参加。特に盛況だったのがグッズ抽選会。影山監督をはじめ、現役引退する真子選手、西原選手の周りには別れを惜しむ女性ファンらの人だかりができたとか。
山陽新聞WEB該当記事:http://www.sanyonews.jp/article/104996/1/
という事で参加してきました。北長瀬駅前に山やん君達と集合し、歩いて会場であるオレンジホールに向かいました。去年は確か道をそれらしい人が歩いていましたが、今年は誰も姿が無くて、あれっ少ないの?と思いましたが気のせいなのかな」。
入り口から入場し、開会時間が迫っていたので真っ直ぐにホールに入りました。それほど広くないホールに大勢のファン・サポーターに姿がありました。あくまで個人的な印象ですが、去年と比べて全体的に少し簡素化されたのかなと。何年も同じパターンだとマンネリ化するので、将来的にいっそのこと一昨年中止になった運動会スタイルとかいかがでしょうか。強風が心配ならば、J1チームのように夏にファン感をやれば解決する話。
かくして選手等が入場してきて、まずは1年を振り返るVTR。この辺りは昔の方公開時代の名残なのかな。その後開会しました。まずはチームを代表して木村社長が挨拶。過去と違って受けを狙う話を盛り込んだ内容でした。3列くらいに選手達」が登壇していますが、最前列が背番号の少ない選手達で番号順だったようですが、7番という番号のためにレン選手がちょうどセンターの位置に来ていました。元気そうですが、当ブログ的にはレン選手、来シーズンも岡山なのかどうか、気になるところです。
続いて竹田選手会長の挨の後にファン感スタートです。ホール内に3ケ所のサインコーナーと、ステージでトークショー、屋外では選手とボールゲーム、スープ配布コーナー、グッズショップOPEN、もちつきブース、〇×クイズ、似顔絵バトルに、いくつかのグループに分かれた選手が、ファンサービスを行います。
ステージでは1組目の4人(中林、千明、田所、田中)の選手によるトークショーです。司会はタレント桃瀬さん。相変わらず田所選手がいい味を出していました。このトークショーで良かったのは、全部ではないですが、来場者から質問を募っていた事。これはナイスでしたね。一度桃瀬さんが思わず聞こえていない事にした質問もありましたが、概ねいい質問コーナーとなりました。他と比べて選手の露出度が決して高い方ではないチームなので、普段決して観る事のない選手の素顔が見れて良かったです。タナソー選手もいい味出していましたね。
その後、屋外へ出てみました。選手とボールゲームですが、選手達と子ども達で盛り上がっていました。ただ、すぐに終了してしまい、よくわかりませんでした。タイミングが合わなかったようです。他のブースも人がいっぱいだし、列があるし、よく観れなかったです。ホール内でのサイン会ですが、B会場を観に行ってみましたが、すでに次のグループがそばでスタンバイしているタイミングでした。
2回目のトークショーです。今度は影山監督、後藤、久木田、上田の顔ぶれです。ここでは影山監督がハッスルしていて、いい味を出していました。監督退任で肩の荷が下りてリラックスしていたのか、MCのイシムラさんが「時々お茶目」と表現するくらいに、いいボケや突っ込みが出ていました。成績とか関係無ければもうちょっと居て欲しいと思うくらいに面白いトークでした。
久木田選手もいい味が出ていましたね。勝ち試合後でサポーターに向けて行う「そんなの関係ねぇ」のパフォーマンスの誕生秘話が少し語られたようです。
最後は選手が1人1人お宝品を持ち寄り、抽選で来場者に進呈する抽選会です。その中で今シーズンでチームを離れる真子選手、西原選手などの挨拶もありました。松原選手の時はプロレスラーが間違って紛れ込んだのかと錯覚してしまいました(笑)。4組に分かれて登壇しましたが、最後の組にレン選手が登場し、自身のスパイクを提供していました。
最後の最後にその場でサインが入るボールについて、影山監督が抽選していました。その後、影山監督から挨拶があり、無事閉会いたしました。山やん君達とは予想どおり、途中からはぐれて、とうとう最後まで再会できずでした。皆様お疲れ様でした。選手の皆さん、今シーズンお疲れ様でした。
2013ファン感関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131210
話は変わり、今日付けでクラブから来季新監督に、長沢徹コーチが昇格する事が発表されました。これについてはまた後日詳しく。
また、昨日今日と、Jリーグでシーズンがまだ終わっていないチームで様々なドラマがありましたね。まずはガンバさん、J1優勝おめでとうございます。天皇杯も決めて昇格即三冠頑張って下さい。大宮さん、来季はJ2でよろしくお願いします。そして、山形さんJ1昇格おめでとうございます。石さんやりましたね。今度は天皇杯ですね。讃岐さんJ2残留おめでとうございます。また、瀬戸内ダービーで盛り上がりましょう。これらの記事は明日から順番に。と、そういえば明日J1のある試合が開催されるようですねぇ。
昨日、振れたシーガルズですが、今日の天王山で久光に0-3で敗れて今季初黒星です。まだ、優勝を意識するのは早いという事か。次の対戦でぜひやってやりましょう。
事例紹介コラムです。
チーム岡山スポーツクラブ・県民後援会から協力依頼の連絡が来ました。先日、2つ目のビッグフラッグがお目見えしましたが、まだまだ活動を広めていきたいそうで、もっともっとこのプロジェクトに参加してもらうべく周知して欲しいと、N氏から連絡がありました。なので、当ブログとしてもあらためて、呼びかけをさせていただきます。まずはチーム岡山さんからのメッセージです。
「2008年に引き続き、J1昇格を目指してリーグ戦を戦う選手たちを支えるため、多くのファジアーノサポーターの志で新しいビッグフラッグを製作しました。
私たちは、ひとりでも多くのサポーターにご参加いただければ、選手やチームはサポーターにとってこれまで以上に身近な存在になると考えています。
ホームゲームの日には是非スタジアムに行って、一緒に応援しましょう!」
もう一度、告知チラシの内容(下画像をクリックしたら拡大します)を紹介させていただきます。
カンスタに「BIG FLAG」を掲げよう!! 11月15日(土) 熊本戦にて初披露!
【Okayama Big Flag Project 2】
我が街のクラブチーム「ファジアーノ岡山」をさらに盛り上げるために、有志=岡山の皆さまのお志によってビッグフラッグ(縦17m×横30m)を制作します!
主催:
NPO法人 チーム岡山スポーツクラブ・県民後援会、岡山商工会議所(スポーツ支援委員会)、岡山商工会議所女性会、岡山商工会議所青年部、ファジアーノ岡山サポーターの皆様
プロジェクトの概要:
Flag作成お志の額:フラッグには一切協賛等の表記はありませんが、一口2,000円です。
※何口でも結構です。ただし、何口していただいても特別な特典はありません。ご了承ください。
申し込み方法:
・申し込み口数 ・申し込み金額 ・お名前 ・連絡先(携帯電話) ・メールアドレス
以上の情報をご記入の上、下記へお申込み下さい。締め切りは今のところございません。ご了承下さい。
Okayama Big Flag Project事務局 (㈱ホーセン宛)
FAX:086-222-0787 / team.okayama.sportsclub(この後に@gmail.comを加えて下さい。迷惑メール防止のための表示です)
※ご記入いただいた個人情報は本プロジェクトの連絡以外には一切使用いたしません。※メールアドレスは必ずご記入下さい。
お志振込口座:
ゆうちょ銀行 口座番号:01300-8-90434 加入者名:ファジアーノ岡山フラッグプロジェクト
(振込手数料はご負担下さい)
皆さん、ぜひこのプロジェクトにご参加いただき、周りのファン・サポーターへ声かけをお願いします。当ブログも語る会メンバーや、フットサル仲間などできるだけ多くの人にこれから声かけを行っていきます。
ビッグフラッグプロジェクト2関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141107
あと、先日の記事でも紹介した、チーム岡山さん主導で10月に立ち上げた「おかやまスポーツプロモーション研究会」ですが、その後順調に活動を進められているようです。その活動報告はT岡助教さんの研究室FBページにあるようです。この研究会の構成団体は、「チーム岡山、岡山大学地域研究総合センター、岡山商工会議所スポーツ支援委員会、岡山商工会議所まちづくり委員会、岡山経済同友会地域振興委員会、岡山商工会議所青年部、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社、RSK、OHK、TSC、岡山シーガルズ」と教えていただきました。まさに岡山市内でスポーツによるまちづくりを進める団体が勢ぞろいですが、シーガルズの名前はあっても、ファジの名前が無いなと。まさか参加協力しないという事はないでしょうし、たぶん聞きもれだと思うので、また確認してこの記事を修正したいと思います。また、N氏かT岡助教に確認取ってみます。
岡大体育・スポーツ経営学研究室FBページ:https://www.facebook.com/takaokalab?pnref=story
今日、オレンジホールで開催された、ファジアーノのファン感謝デーに参加してきました。その模様はそのうち。それよりも気になるのがシーガルズ。今日の試合でトヨタ車体に3-0で勝って開幕全勝で首位キープです。宿敵の久光製薬が2-3で日立に敗れて、無敗は岡山だけになりました。そしていよいよ明日は前半の天王山、久光製薬戦です。明日の試合に勝てば、初優勝が見えてきます。確かにプレーオフがありますが、この強さが本物になり、去年の久光のようにそのままの勢いで優勝する事が期待できます。皆さん、明日のVリーグ女子の試合結果に注目です。
見学レポです。黄色いホリデー後編です。
柏総合グラウンドに、J1柏の練習見学に行ってきました。ネットで四方を囲っていない素晴らしい練習場という事で、前から一度行って観たかった場所でした。練習場は日立台こと日立柏サッカー場の真横にある天然芝のピッチでした。以前に試合観戦に来た時に目にはしていましたが、実際に目の前で見るのは初めてでした。天然芝はトップ用、道を挟んだ向こうの人工芝コートがアカデミー選手用で、同じ敷地内に共存している素晴らしい施設です。
通路とアカデミー用の人工芝コートとは下左の写真にあるように、ものすごく簡素なネットがありました。ガチガチのネットという感じではなかったです。トップチーム用コートはそういうものは一切なかったです。
天然芝コートをよく見ると、昔野球の練習場だったのか、バックネットがそのまま残っていて味があります。ベンチ席も残っていますが、現在は物置のような感じです。イメージどおり、練習ピッチとファン・サポーターが見学する場所の間には高いネットは何もありません。あえて言えば、隣のもう1面のコートとの間に膝の高さ位の低いネット(上右写真)が少し置かれてあるだけ。これで全然いいじゃないか!と。(上の写真はネット上で拾った資料写真です)
たぶん、Jリーグ開幕前からずっとサポーターなんだろなぁと思える団塊の世代の古参サポとしばらく歓談しました。すぐに「廉は最近どうしてるんだ。外に出た選手がすごく気になるんだよ」と言われていました。レン選手の存在の大きさを改めて知りました。
そうこうしていると、うろたんK氏登場。向こうからスタッフと選手達が登場しました。何と先頭で入って来たのはネル監督です。もう少しで黄色くならなくなるのに、気合い入っています。ピッチの真横の桜の木の下で見学させていただきましたが、何人も熱心なサポーターが来ていました。お馴染みの選手が大勢目の前のすぐ前で練習しているので、とても面白かったです。時間は2時間もかからないくらいの時間でした。我々と選手達の間には何の障害物もありません。何度か練習ボールがこぼれてきましたがご愛嬌で、怪我の心配がある訳がないという印象。
ここで衝撃的と言うか、スポーツ文化でのカルチャーショックを受けました。まずは、トップとアカデミーの間にあるすぐ隣の天然芝コートで、地元グループのラグビーの練習と試合が行われているのです。古参サポ曰く「先週は野球をやっていたよ」と。トップチームの練習場を市民に貸し出して、なおかつサッカー以外のスポーツをやっているとは。文化が違いすぎます。
先発組かな、黄色い選手達がグループでグラウンドの外周を軽いランニングをしているのですが、そのラグビーの真横を何度も通って行くのです(上右写真)。これは凄かったです。まるでヨーロッパかどこかのような光景に文化の大きな違いを思い知らされました。これが例えば、まだまだJリーグでの歴史が浅いクラブだったら、「選手に何かあったらどうするんだ!」と、現場の統括責任者が顔を真っ赤にしているところでしょう。
無論、ルールを守る上で、あのラグビー団体も利用していたと思いますが、某黄色いチームの懐の深さを実感しました。選手の露出を極端に避けるチームがあったとして、比べてしまうとやはり文化や価値観の開きが大きいのかなと、しみじみ感じました。こういうチームがJ1にふさわしいなとも。横で親子がサッカーボールで遊んでいましたが、何度かボールが練習ピッチに入って来ました(下左写真)。子どもさんだったり、お父さんがささっとボールを拾いに行っていました。少し距離があった事もあって、選手もコーチも気が付かない様子で、こういう見た事もない、懐の深い光景にもカルチャーショックを受けました。
練習が終了する時間に、クーラーボックスの周りに外人選手が集まっています。観ると、ブラジル人コーチと通訳さんの姿も。そこから動かなかったです(笑)。どんどん宴会状態になっていって、盛り上がっていました。いわゆるラテンのノリというやつで、ピメンテウコーチ?身振り手振りでみんなを笑わせています。たぶん、ブラジルチームの現場って、あんな空気なんだろなと思いました。モンちゃんも他の2人の選手も大盛り上がりです。あの、一体感がこのチームの強さでもあるのかな。
日立台の向かいに選手食堂である「ピアノ」がありました。練習後はそこで選手とスタッフが飯を食っているのでしょう。そして、その横に2011年のリーグ優勝時に親会社の日立さんが立ててくれたというトレーニングセンターがありました。そこからも選手達が何人も出てきて、ファンサービスの列に加わりました。馴染みのある選手ばかりです。
練習後、ファンサービスゾーンへみんなが一斉に移動したのでついて行きました。この日はネル監督にありがとうを言いに来たので、サインが欲しくなりました。そして、ネル監督が向こうからファンサービスをスタートさせて、こちらへやって来たので写真とサインもらいました。マジックを返してもらう時に「ありがとう」と日本語で伝えました。やはりいい笑顔の紳士でした。その「ありがとう」はサインをくれた事だけでなく、J1の黄金時代をプレゼントしてくれた御礼の意味もあります。その後、タニ主将やエキセントリック工藤にもサインもらっちゃいました。いい日でした。
ファンサービスの時も、クラブによったら後ろで腕組みした統括責任者が睨みを効かせているのでしょうが、そういう光景も空気も無かったです。素晴らしいクラブでしたね。
その後、レイソルローソンを観に行きました。日立台から少し離れたところにありましたが、思ったよりも黄色かったです。お店の方に了解を得て、写真を撮らせてもらいました。うらやましいですね。昼時間という事で、有名なカレー店のボンベイへ行きました。柏サポの溜まり場という事ですが、実はまだ若い頃、仕事で週一柏に来ていた時にボンベイの旧店舗に食べに来ていたので、かれこれ20年ぶり近くになります。無茶苦茶美味しかったです。個人的感想ですが、岡山にはここまで美味しい店はないなと思える味でした。うろたん氏も舌鼓打っていました。
読者の方で、興味がある方はぜひ日立台の練習を観に行って下さい。ヨーロッパのようなスポーツ文化の風景に、ビックリするでしょうから。また行ってみたいですね。
そして何と、今日開催される予定だったリーグ最終戦の、アウェー新潟戦が大雪で延期になりました。ACL出場に期待を込めるJ1柏ですが、面白い展開になってきました。ひょっとしたら、来週にガンバさんが天皇杯で優勝して4枠に広がり、新潟戦に勝てばACL出場決定という展開になるかもしれません。
生観戦レポです。黄色いホリデー中編です。
選手達がロッカーへ一度引き上げた頃から、柏熱地帯(ゴル裏)の動きが慌ただしくなってきました。後を振り返ると、1F席と2F席の境目の壁に赤いバンデーラっぽい巨大な布が下げられました。いつもは選手のダンマクが掲示されている部分ですが、その上に赤い布がかぶさった格好です。あと、何やらイラストが描かれた白い大き目のゲーフラが出てきました。準備の様子は「日本一面白いサッカーブログ」のみや長さんブログに出ています。
マスゲーム(コレオグラフィー)という事でしたが、この時点ではどんなデザインなのか全く不明。どの席にも目の前の立見用バーに黄色いビニール袋がくくりつけられていて、それを取り出します。うーむ、いつもは黒とか違う色があるのですが、今回は黄色ばかりっぽい。一体どんなデザインになるのか、どうせ生では自分たちの様子は観れず、オーロラヴィジョンにちょっと映る姿か、あとでネットでじっくり確認するかです。楽しみです。
コールリーダーがこういうタイミングでこう出すとトラメガで指示を出します。場内アナウンスではありません。やっと選手、スタッフが入場してきました。その時にコールリーダーの掛け声で一斉に黄色いビニール袋を掲げます。チラッとオーロラヴィジョンに絵が映りましたが、何か真っ黄色でした。文字が並ぶとかではなく、ものすごくシンプルなデザインです。たぶん、マスゲームをやり慣れているサポさん達なので、ものすごく気持ちが込められたデザインだと思いますが、その時点では全く不明でした。
オーロラヴィジョンで思い出のビデオ映像の上映です。何と、この映像はコアサポーターが自ら申し出て、自分達で製作した映像だそうです。確かにBGMとかがそれっぽかったです。やりますね。
サポーターさんが「レイくんのお父さんが粋な演出をしてくれた」と言っていましたが、雨の後の霧が立ち込める幻想的な雰囲気の中でのスタートです。まずは社長の挨拶。ゴル裏の反応はそれ程でもなし。まあ企業チームの社長さんですから許してあげて下さい。続いて、選手を代表してタニ主将の挨拶。「他力本願になるが、最終戦に勝ってACLに出場したい」と勇ましく挨拶していました。何と、柏はホームで1敗しかしていなかったのですね。すさまじいホームの強さです。実際、5位の柏は4位の鳥栖と勝ち点で並び、得失点差が1点少ないだけ。仮にG大阪が天皇杯で優勝したら、リーグ戦の4位まで出場資格が与えられる事になります。次に得点とともに大差で勝てば、4位に入れるのかなと。
最後にネル監督の挨拶。「この5年半、柏レイソルとそれ以上荷サポーターの皆さんが勝者になったと思います」と。この日の試合では最初からスーツ姿でした。5年半観てきましたが、たぶんスーツ姿をスタジアムで観たのは初めて。気合が入っていましたね。小まめに横で通訳があったので、挨拶の内容がよくわかりました。
その後、選手とスタッフで場内を一周します。アウェー側ゴル裏はもちろん素通り。清水サポが少し残っておられました。バックスタンドで丁寧に挨拶していきます。こちらのコールリーダーが「監督がこっちに向いて、こちらに歩き始めたくらいのタイミングで上げて下さい」とレクチャーがあり、そのタイミングが来ました。遠くて見えませんが、ネル監督の微笑みが見えます。
マスゲームのデザインは、巨大な黄色いのし袋でした。その中で、5つの巨大ゲーフラが上がる。左から「2010 J2優勝」「2011 J1優勝」。そして真ん中はネル監督のイラスト。一番カッコいい表情です。そして、「2012 天皇杯優勝」「2013 ナビスコ優勝」です。まさにサポーター全体で、歴代の優勝カップを並べてありがとうと表現しています。日立台広報日記には「贈るビデオ、歴代のタイトルをモチーフにした『御礼』コレオグラフ」という表現になっています。同じイラストが大きく書かれたTシャツをお揃いで選手・スタッフがみんな着て歩いています。まるでチャンピオンTシャツのように。この「ネルシーニョ オブリガード」Tシャツは、みや長さんブログを読むと、選手、スタッフに着てもらおうとすべてコアサポさんが手作りしたものです。スゴすぎる・・・ 真ん中でネル監督が胴上げされ、ゴル裏のサポーターを背景に記念撮影です。
その後、ゆっくりとゴル真裏のサポーターの元へ歩み寄る監督。誰かとしゃべってるなと思ったら、みや長さんのようです。たぶん、その中で客席へ上がってきて欲しいと声をかけたのかもしれませんが、今回はその場でトラメガを握りました。「柏レイソルはこれからも勝者であり続けなくてはいけない。だから選手を支え続けてください」と、いい挨拶でした。
という感じで素晴らしいセレモニーで終わりました。ネル監督に「ありがとう」と言えました。たぶん聞こえなかったでしょうが。よく当ブログで、人はモノ・カネでは動かず、心で動かすものと口にしています。マスゲームも、メジャークラブの専門的なコンピュータ仕込みのきめ細かいものもありましたが、こちらの黄色い作品はまさに「心」で作った作品です。普段は余り感じる事が少ない「心」での感動を、黄色い空間で感じる事が多いですね。モノ(カネ)ではないと思います。心で人は動くと思います。そう再認識した黄色いホリデーでした。
あと、この時にどこからか「アギーレに何かあったら、ネルシーニョジャパンだ」という声が聞こえました。実際、現在八百長疑惑でアギーレ監督が微妙な状況が続いています。気が早いマスコミが、ポストアギーレとして3人の名前が出ていました。J1クラブを率いた実力者監督で、その中にネル監督の名前もありました。「W杯代表監督など、世界を知る人物が最適」という持論を持っている関係で他の2人は反対ですが、ネル監督ならいいかな。応援したいですね。動画1、動画2、動画3、動画4、動画5
ふと横から、「明日、ここの横のグラウンドで練習があるよ」と言われる。前々から、一切ネットで囲われていない素晴らしい練習場を一度観たいと思っていましたが、チャンスです。そして、ファンサービスの時に直接「ありがとう」と言えるじゃないかと。感動の後編へ続く。
生観戦レポです。
先日行われたJ1柏のホーム最終清水戦の観戦で日立台へ参戦してきました。黄色いホリデー前編です。この週はタイミング良く埼玉出張があり、「監督にありがとうを言いに行こう」とお誘いを受けたので、J2の試合も無いし、ちょっと足を運んでみました。ネル監督も最後の日立台という事で、今まで5年半という期間で3大タイトルをもたらせてくれた名将に最後に会いたくなりました。
この日は雨でした。レイソルロードを歩き、柏総合グランドに到着し、KASHIWAシビックゲートに至る前にすごい列に遭遇しました。人の壁で身動きとれず。今まで何度かここには来ていますが、ここまで入口で立ち往生したのは初めてです。柏熱地帯裏のデカい壁には「ネルシーニョ最後の日立台 試合後セレモニーまで 盛りあげよう!」というダンマクが光っていました。シンプルですが、心に響くセリフでした。
何とかゲートをくぐりました。でも時間的に試合はスタートしてしまう。試合前のいろいろな楽しいものは観れませんでしたが、肝心のセレモニーは試合後。この日はアフラックデーという事で、募金をしたらアフラックダックの可愛いキーホルダーをもらいました。(これどうしよう・・・)
そして、その横にはJAブースがいい味で出展していました。JAちば東葛柏小かぶ共撰部会さんでしたが、「柏は小かぶの産地です」という看板が目に留まりました。何か新たな発見が多い日です。小かぶって、岡山ではおよそ耳にする事のない名前ですね。
みろっこさんから「柏熱地帯に席を取っておきます」と連絡が入っていて、先にうろたん氏は到着したようだが、ゴル裏の1F入口から入ろうと思いましたが、これまた人の壁で内部へ行けず。基本的に試合が始まったら、1Fは移動できず。やむなく2F席へ。階段途中の踊り場に「2階席も立って応援しましょう」という張り紙が光っていました。さすが黄色サポ!
2Fに来てみると、これはこれで見晴らしがよくピッチがよく見渡せていいポジションでした。しょうがないので前半はずっと2Fで観戦していました。やはり皆さん立ち上がっています。ベンチを観ると、ネル監督はスーツ姿。たぶんスーツ姿を観るのは初めて。ちょうどこの時前半10分にモンちゃんことレアンドロ選手が先制点を決めている。ただ、声量が何となく1F席よりも小さく感じたので、ハーフタイムに移動しようかと。前半38分にはドゥドゥの3試合連続得点で、前半で2-0になってしましたが、移動中で得点シーン観れず。早くも柏サポ側からは名物ヤマトチャントが登場。もう1点取ったら「ボーイズオンリー」が出るのかなと思ってしまう。
ハーフタイム直前に1F席の端っこに行く。やはりピッチが異常に近いです。間にはトラックもピッチボードもなく、CKを蹴る選手に手が届きそうです。こういう景色を観ると、やっぱ日立台の景色が最高だなぁと実感させてくれます。
ハーフタイムになり、急いで1F席を移動して彼らを探す。すると、ゴールから少し横に振った前の辺りに皆さんおられました。柏シティに永久就職の予定ですでに移住しているみろっこさんがいて、席を取っていただいたお礼を言う。席の黄色いバーには、細くした黄色いビニール袋がくくりつけられていました。そうでした。試合終了後にネル監督を送り出すマスゲーム(コレオグラフィー)が実施されるのです。
シンプルですが、しっかりと準備されていました。フロント等が準備手伝っている様子もなく、ただコアサポの方々が手作りで作り上げた作品になるのですね。この日もコールリーダーが各場所で配置されていました。各場所で客席に向けて叫んでおられます。こちら側のリーダーさんは前にもお見かけした方。時々バックスタンドにも声をかけている明るい方で、印象がいい。センターの位置は立った姿を観たR氏です。やはりこういう日は彼なのか、締まりますね。
後半スタート。清水サポは声が大きく、迫力がありました。残留争いを繰り広げているため、気合いが違います。オ・レ・オ・レ・オレオレ!というグリコの独特のチャントが響き渡ります。これを聞くと清水さんが相手なんだといつも実感します。でも、チームは良くない。大前選手中心に動きは良かったが決定力が無かったですね。後半17分にドゥドゥに2点目を決められて3-0。ドゥドゥはすっかり黄色いストライカーに変貌していますね。横で誰かが「これでブラジルユース代表だ」と言っていましたが、確か名前が挙がったのはエドゥアルドじゃなかったっけ。
それでも清水さんは1点を返してくる。結局3-1で柏が快勝で破竹の6連勝を遂げる。ネル監督の有終の美を飾る事ができました。でも、4位争いをしていた鳥栖さんと同じ勝ち点で並ぶが、得失点差で1点差で4位に届かず。横でサポが「キリが0点で抑えるか、クドーが決めておけば、得失点差が並んで、得点数で鳥栖を抜いて4位だったのに」と辛口な声。確かに惜しかったですね。
試合後、選手達が黄色いゴル裏へ来ますが、この日2得点のドゥドゥ選手がトラメガでサポに挨拶し、「アホの坂田」チャントに合わせて踊っています。若くてノリのいい選手ですが、すっかり坂田俊夫になりきって踊っています。踊りも完璧で素晴らしいです。Jリーグ選手のしかも外国人選手がアホの坂田を踊るなんて・・・すごい空間です。一度選手達はロッカーに引き上げます。さあ、最終戦セレモニーが始まります。中編へ続く。
事例紹介コラムです。
久しぶりの川崎さんの事例です。決して事例がなかった訳ではなく、どの事業も通例化している毎年のものが多いため、目新しいもの以外は紹介を省略しているためです。通例化した過去の素晴らしい事例はこの記事の一番下にあるバックナンバーを観てください。同じ事例が少ない事でも、紹介したいものが無いところは違いますので、あしからず。今回2つ紹介させていただきます。まずは、Jクラブの主力商品と当クラブで認識している「選手の売り方」です。今回はOB選手になりますが、売り出し方としてはいい方法だと思います。
【「川崎山脈だよ、全員集合!」イベント】
J1川崎のホーム最終戦のフロンパークイベントは往年のフロンターレファン必見、「川崎山脈だよ、全員集合!」と銘打ち、2004年からの数年間DFラインを支えた「川崎山脈」こと寺田周平、箕輪義信、伊藤宏樹、佐原秀樹が盛り上げます!
「アトラクションコーナー」
場所: 場外イベント広場「フロンパーク」
対象: 中学3年生までのお子様
「山脈ダンク」 :フロンターレ特製のアトラクションを開催!デザインも山脈バージョンにリニューアル!
参加方法:「アトラクションチケット」が1枚必要。川崎フロンターレ後援会会員はセット割で購入可能。
価格: 後援会会員価格:3枚100円(税込)/一般価格:1枚50円(税込) ※セット割なし
「川崎三脈とミニサッカー対決 ~俺達を越えてみろ~ 」
時間: 10:00~12:00
場所: 場外イベント広場「フロンパーク」
対象: どなたでも参加可能
参加方法:
参加人数×「アトラクションチケット3枚」と整理券が必要。アトラクションチケット売場で販売。
※40組限定 ※1組の人数は3~5名(人数×アトラクションチケット3枚必要)
※1試合2分間。引き分けか勝ちで現役時代の川崎山脈トレカを進呈。
※参加賞として川崎山脈ステッカーを進呈。 ※年齢制限無し。
チケット価格: 後援会会員価格:3枚100円(税込)/一般価格:1枚50円(税込)※セット割なし
「勝点スピンオフ企画「フロンターレ落語会」ブース」
時間: 10:00~13:30 (特設ステージ12:15~12:35)
場所: 場外イベント広場「フロンパーク」
1月12日(祝)に実施する勝点(しょうてん)スピンオフ企画「フロンターレ落語会」のチケットを先行販売。加えて5月甲府戦で実施した勝点イベントでも出演した噺家の桂宮治さんと川崎山脈のメンバーが、この落語会のPRを兼ねて落語イベントを実施。
①チケット販売
2015年川崎フロンターレ後援会『会員割引』や家族で観るとお得なファミリーチケットを用意!
②桂宮治さん&川崎山脈によるPRコーナー&桂宮治さんによる小話
(時間12:15~12:35、場所:フロンパーク内特設ステージ)
※他にも、「2015ユニフォームデザイン発表会」と「ここがポイント!!「新メインスタンド解説&シーズンチケット講座」を実施。
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2014/1124_15.html
さすが、イベント力Jリーグ№1、「Jリーグ観戦者調査 地域貢献度4年連続第1位」の川崎さんらしいイベント内容です。ちなみに「川崎山脈」と言われた寺田選手は'99年から'10年まで、箕輪選手は'00年から'11年まで、伊藤選手は'01年から'13年まで、佐原選手は'97年から'10年まで川崎さんのDFとして活躍された方々です。
この流れで、「勝点(しょうてん)スピンオフ企画『1/12 フロンターレ落語会』」なるイベントがオフ期間の1月に開催されるとか。このイベントは、5月甲府戦で実施した落語コラボイベント「勝点(しょうてん)」が大好評だったため、オフ企画として再度実施される企画。「勝点」大喜利メンバーによる落語と、始球式で登場した三遊亭小遊三氏の落語も実施されるとか。詳しくはこちら。
また、当ブログでは、大昔から「協賛店(サポートショップ)制度」を口にしていますが(まだ実施できていないところもありましたね)、川崎さんで素晴らしい活動を知りました。これぞ商業主義とは相反する価値観、地域と共に生きる公共財の姿だと思います。以下、抜粋して紹介。
【~目指せ全店舗制覇!!フロンターレサポーターでサポショを紹介しよう!~ サポートショップ情報提供】
概要:
約800店舗のサポートショップ加盟店とサポーターを繋ぐコミュニティWebサイト「フロンターレシティ」で、実際にサポートショップの利用者から、メールでの店舗最新情報を募集。
サポートショップの情報や利用者のコメント、スマホ等で撮影した写真などをクラブに送信。利用者からの提供情報をもとに、クラブスタッフが店舗の雰囲気や魅力をオフィシャルtwitterにて紹介。
送付方法:
①件名に「サポショ情報」と記載し、画像(サイズ問わず)を添付して送信。
②コメントは100文字程度が目安。
③サポートショップの店名を必ず記載。
掲載場所:クラブオフィシャルtwitter「@frontale_staff」
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2014/1117_5.html
川崎市市民ミュージアムでは、今年も川崎フロンターレの2014年シーズンを振り返る「2014川崎フロンターレ展」が開催され、その中の特別企画として、 「12/20 スペシャルチャリティトークショー」が開催されるそうです。この他にもまだまだ紹介したいイベントがありますが、この辺にしておきます。
川崎さんの「イベント力」は全く衰えないどころか、絶えず新鮮さをキープしています。時々「何でサポートショップ制度をやろうとしないんだろか」としみじみ思う時がありますが、川崎さんは何と800店舗。違いの大きさにいつもながら驚かされますね。川崎さんには来シーズンも輝いて欲しいですね。
J1川崎関連:50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①