事例紹介コラムです。
今シーズン開幕前の一般向けキックオフイベント情報が出揃いました。当ブログでの独自評価基準である「Jクラブの付加価値」の重要な評価項目の一つです。あくまで2015年シーズン開幕前の1月~2月の期間の情報で、2015年の明治安田生命J2リーグの情報となります。当ブログでは、一般向けキックオフイベントは、クラブとファン・サポーターが一体となって、シーズンへの出陣を誓い合う大事な儀式と認識しており、内容やスタンスを見ると、そのクラブがファン・サポーターの存在を実際はどうとらえているかが象徴されていると個人的に思っています。
◇大宮:「2015シーズン開幕前イベント」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月25日(日)
会 場: NACK5スタジアム大宮
対 象: 一般入場無料。
内 容: ◇第1部: スタジアム公開練習(メインスタンド、バックスタンドのみ利用)
◇第2部: 新加入選手よりご挨拶(30分間のトークショー)
◇その他: 2015レプユニ受付 / 2015シーズンシート/ファンクラブ受付 / マスコット写真撮影会
クラブ公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/8058.html
◇C大阪:「サポーターズコンベンション2015」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年2月7日(土)
会 場: 大阪南港ATCミュージアム
対 象: プライムセレッソ・クラブセレッソ・各種後援会会員限定無料。定員1,000名。
内 容: 社長・監督挨拶、新加入選手紹介・挨拶、チーム方針説明、事業関連の説明、質疑応答
クラブ公式HP該当ページ:http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10015087&contents_code=100104
◇徳島:【「2015徳島ヴォルティス 新体制発表」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月18日(日)
会 場: あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
対 象: 一般(抽選で750名・「CLUB VORTIS 2014」個人会員)
内 容:
社長挨拶、新ユニフォーム発表、選手紹介、トップチームスタッフ紹介、選手に質問コーナー、選手代表・監督挨拶、新ユニフォームが当たる抽選会
クラブ公式HP該当ページ:http://www.vortis.jp/news/detail.php?pressid=6328
◇千葉:キックオフイベント(クラブ主催) (今年:クラブ主催)
◆「2015新体制発表会見及びサポーターコミュニケーション」
日 時: 2015年1月17日(土)
場 所: 千葉県教育会館
対 象: 2015シーズンシート購入者(350名)、持っていない人(50名)で、応募者多数の場合は抽選。
内 容: 第1部:新体制発表会見/第2部:サポーターコミュニケーション
公式HP該当ページ:http://jefunited.co.jp/news/2014/12/club/14192519401688.html
◆「2015サポーターズフェスタ」(3部構成)
日 時: 2015年2月8日(日)
場 所: フクダ電子アリーナ南側公園広場、フクダ電子スクエア、ユナイテッドパーク
対 象: 一般無料(一部参加者限定のイベントあり)
内 容: ステージ:「トップチーム選手入場」、「監督・選手挨拶」、「トークショー(新加入選手)」 「抽選会」 「パフォーマンスショー」
スクエア:「ミニ運動会」「大アカデミーパーク」
公園部分: 「シーズンシートゴールドメンバー限定イベント」 「サイン会」など
公式HP該当ページ:http://jefunited.co.jp/news/2015/01/event/14206880401736.html
◇磐田:「2015ジュビロデー ~選手対抗 大運動会~」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月24日(土)
会 場: アクトシティ浜松「展示イベントホール」
対 象: サポーターズクラブ会員無料、非会員(大人1,000円、小中高500円)
内 容: 選手対抗大運動会、選手トークショー、選手と記念撮影。あの上田選手の姿も。
クラブ公式HP該当ページ:http://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=4013&year=2015&month=01
◇北九州:「2014シーズン ギラヴァンツ北九州 市民激励会&キックオフフェスタ」(去年:クラブ主催)
日 時: 2014年2月22日(土)
会 場: 北九州芸術劇場
対 象: 一般入場無料
内 容: 出陣式、選手挨拶、応援メッセージ、アトラクションなど
クラブ公式HP該当ページ:http://www.giravanz.jp/news/2014/01/2014-7.html
◇大分:「大分トリニータ リーグ戦開幕直前イベント」(今年:クラブ主催)
◆「大分トリニータ リーグ戦開幕直前イベント」
日 時: 2015年2月28日(土)
会 場: パークプレイス大分
対 象: サポーターズクラブ会員無料、非会員(大人1,000円、小中高500円、未就学児童無料)
内 容: 新ユニフォームお披露目、選手トークショー、必勝祈願もちまき、トリニータの杜募金贈呈、選手とハイタッチ等
パークプレイス公式HP該当ページ:http://shop.parkplace-oita.com/event/41596
◆「2015大分トリニータ選手激励会 in 佐伯」
日 時: 2015年1月18日(日)
場 所: トキハインダストリー佐伯店
内 容: 選手トークショー、サイン会、抽選会、スピードくじ等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.oita-trinita.co.jp/news/detail/index_3_3178.php
◇岡山:「奉還町商店街激励会」 (去年:支援団体主催)
日 時: 2014年1月30日(木)
会 場: 奉還町商店街
対 象: 一般無料
内 容: 商店街パレード / 代表、監督、選手会長挨拶
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/index.php?c=topics_view&pk=1390809846
◇京都:「2015キックオフフェスタ」(今年:クラブ主催)
日 時:2015年1月31日(土)
会 場: 京都府総合見本市会館 京都パルスプラザ
対 象: ファンクラブ会員は入場無料。一般は入場料1,000円が必要(小中高は無料)。
内 容: ステージパフォーマンス / トークショー / スペシャル抽選会 / 参加者全員で集合写真 / サイン会 / 選手とミニサッカー
クラブ公式HP該当ページ:http://www.sanga-fc.jp/news/event_detail/28072
◇札幌:「2015 Consadole Preview Party」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月25日(日)
会 場: ニトリ文化ホール
対 象: 一般無料
(応募多数の場合は、2014・2015クラブコンサドーレ会員、2014「松山光プロジェクト」スタンダード参加者、サポーターズ持株会会員を優先し抽選)
内 容: チーム紹介、ユニフォーム発表、チームスーツ発表
クラブ公式HP該当ページ:http://www.consadole-sapporo.jp/news/2014/12/018105.html
◇横浜FC:「キックオフイベント」
◆「2015横浜FC新春もちつき大会」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月12日(月祝)
会 場: 横浜FC・LEOCトレーニングセンター
対 象: 一般・無料(プレミアム:招待~、パートナー以降有料)
内 容:
選手と一緒に新春もちつき大会 /新加入選手サイン会 /選手と一緒に書き初め
クラブ公式HP該当ページ:アドレス
◆「2014横浜FCシーズンウェルカムパーティー」(去年:クラブ主催)
日 時: 2014年2月23日(日)
会 場: 横浜港大さん橋国際客船ターミナル CIQプラザ
対 象: 2013横浜FCクラブメンバー
内 容:
選手・チームスタッフ紹介 / 選手とのゲーム大会 / サインまたは写真撮影 / 選手から記念品進呈等
HP該当ページ:アドレス
◇栃木:キックオフイベント(今年:クラブ主催)
◆「2015栃木SC新体制発表記者会見」
日 時: 2014年1月14日(火)
会 場: トヨタウッドユーホーム すまいるプラザ宇都宮 OTOSQ(オトスク)
対 象: 2015栃木SCシーズンパスポートホルダー限定(抽選で30組60名)
内 容: 記者会見観覧 / 新加入選手の集合写真撮影 / サイン・握手会
クラブ公式HP該当ページ:http://www.tochigisc.jp/news/article/00006177.html
◆「2015栃木SC必勝祈願祭」
日 時: 2015年1月18日(日)
会 場: 宇都宮二荒山神社、宇都宮市バンバ市民広場
対 象: 2014シーズンパスポート申込者(30組60名)
内 容: 社長・監督挨拶、スローガン発表、新ユニフォームお披露目、ファン交流
クラブ公式HP該当ページ:http://www.tochigisc.jp/news/article/00006210.html
◇熊本:キックオフイベント
◆2015シーズン・ロアッソ熊本新体制発表会(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月21日(水)
会 場: エコパーク水俣 多目的広場
対 象: 2015火の国プレミアシート、2015シーズンシート、2015ファンクラブ「ゴールド会員」の早期購入・入会者の観覧希望者(抽選で300名)
内 容: クラブ運営方針説明、スローガン発表、監督、新加入選手・スタッフの挨拶、チーム新体制紹介、2015火の国もりあげタイ!担当選手発表
公式HP該当ページ:http://roasso-k.com/news/news_view.htm?id=1595
◆「ロアッソ熊本 県民交流会 in 水俣」(去年:クラブ等主催)
日 時: 2014年1月19日(日)
会 場: エコパーク水俣 多目的広場
対 象: 一般無料
内 容: 公式HP該当ページ:http://roasso-k.com/news/news_view.htm?id=834
◇長崎:「2015 V・ファーレン長崎 新体制・新加入選手会見」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月15日(木)
会 場: 長崎県立総合運動公園陸上競技場
対 象: 一般無料
内 容: 第1部:新体制会見、クラブスローガン発表 / 第2部:新加入選手会見、フォトセッション
公式HP該当ページ:http://www.v-varen.com/news/18962.html
◇水戸:「2015水戸ホーリーホックファン感謝デー」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月24日(土)
会 場: 水戸市総合運動公園
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: 交流企画(選手・スタッフが3つのコーナーに分かれてファン・サポーターの皆様と交流)
クラブ公式HP該当ページ:http://www.mito-hollyhock.net/?p=15175
◇福岡:「キックオフフェスタ2014」(去年:クラブ主催)
日 時: 2014年2月22日(土)
会 場: キャナルシティ博多B1F
主 催: アビスパ福岡㈱
共 催: アビスパ福岡後援会
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: 選手ふれあいイベント、サイン会等
クラブ公式HP該当ページ: http://www.avispa.co.jp/index_box/release/release_2014_053.html
◇岐阜:「2014新生FC岐阜キックオフパーティー」(去年:クラブ主催)
日 時: 2014年2月23日(日)
会 場: 岐阜グランドホテル
対 象: 一般(参加費:無料)
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fc-gifu.com/news/2014-4.html
◇群馬:「2015 ザスパクサツ群馬決起集会」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015 年2月21日(土)
会 場: ベイシアビジネスセンター 駐車場
対 象: 一般無料
内 容: 選手参加ステージイベント(選手対抗ステージバトル)、選手によるブース販売応援、大抽選会 等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.thespanic.jp/thespa/club_newsinfo/news/newsdesc.cgi?newsid=2015012602
◇愛媛:「愛媛FC 2015 キックオフフェスタ」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年1月25日(日)
会 場: エミフルMASAKI エミモール
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: 選手紹介、新加入選手インタビュー、ユニフォーム発表、選手一問一答コーナー、お楽しみ抽選会、新加入選手サイン会(限定開催)等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=103052
◇東京V:「VERDY FAMILY FES. 2015 in よみうりランド」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年2月11日(水祝)
会 場: よみうりランド(第1部)、ヴェルディグラウンド(第2部)
対 象: 公式ファンクラブ『緑の心臓』会員、シーズンチケット会員、一般(それぞれ価格は異なる)
内 容: 第1部:ファン・サポーターへの挨拶、ステージショー等 / 第2部:選手ふれあいイベント、大人向けサッカー教室等
クラブ公式HP該当ページ:アドレス
◇讃岐:「2015シーズン 新体制発表会」(今年:クラブ主催)
日 時: 2015年2月3日(月)
会 場: 高松市内ホテル
対 象: 一般(ファン・サポーター等約190名)
内 容: 新体制発表等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.kamatamare.jp/news/2015/02/2015-21.html
◇金沢:「J3始動 2014新加入選手発表!」(去年:クラブ主催)
日 時: 2014年1月19日(土)、
会 場: イオンもりの里店
対 象: 一般無料(ファン・サポーター約200名)
内 容: GM挨拶、新加入選手挨拶、ファン・サポーター質問タイム等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.zweigen-kanazawa.jp/news2013/newsDetail514.html
という感じでした。どう思われるかは読者の皆さんにお任せしたいと思います。まだ2月上旬なので、これから開催発表があるクラブもあると思います。なので、イベント名の横に(今年)=太字、(去年)=細字とすぐわかるように表示しています。去年の開催情報になっているクラブについては今年の開催情報が入り次第、随時記事を更新していきます。開幕した頃に改めてこの記事を確認してください。結局どうだったのかがわかりますので。
去年の同じ時期に紹介した記事で、湘南さんも山雅さんも素晴らしい「一般向けキックオフイベント」を実施されていましたが、ファン・サポーターとともにJ1に駆け上がっちゃいましたね。やはり、その辺なのでしょうか。
キックオフイベント関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140221
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131230
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130203
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121224
事例紹介コラムです。
先日のスポーツニュースで、「金沢武士団」というTKbjリーグのチームができたというニュースを聞き、「斬新で画期的なネーミングだ。一昔前に耳にした山形さんの「月山山形」構想みたいだ」と感動して、記事にしようと思っていましたが、思ったよりも情報量が少なく、他に興味深いニュースがあったので、まずそちらを先に紹介したいと思います。バスケ界でNBL、TKbjリーグを通じて初めて本拠地アリーナを保有する話です。以下、抜粋して紹介。
【bj大阪が日本バスケ界初の本拠地アリーナ保有】
bj大阪は、日本バスケ界で初めて本拠地アリーナを保有する事が決定。収容人員7,000人の舞洲アリーナのある大阪市と定期賃貸借契約を締結。期間は今年4月1日から10年間。TKbjリーグだけでなく、もう1つのトップリーグNBLでも本拠地アリーナを持つクラブは無し。FIBA(国際バスケットボール連盟)のタスクフォースが掲げる、新リーグ加入条件の1つをクリア。
従来は他のクラブ同様に、試合、練習ごとに会場移動。大阪では北は池田市から南は岸和田市まで。チーム名は大阪を名乗りながら兵庫・神戸、尼崎でも試合を実施。チームの公式HPのホームタウン欄には大阪ではなく「関西文化圏」の表記。本来は大阪だが、本拠地がないための苦肉の策。
本拠地が大阪市内に固定することで、クラブとしての相乗効果は増大。大阪市への賃貸料は年間1,000万円以下と従来の会場費の約1/4。浮いた経費で選手への人件費、バスケットボールスクール、チアのダンススクールへの費用にも活用。結成から10年で、地域密着型のクラブとして、さらに進化を加速。
FIBAタスクフォースの川淵チェアマンは、かつて自ら設立したJリーグのように市民、行政、企業の三位一体による地域密着のクラブを理想として提示。本拠地アリーナを得たことは、新リーグ加入に向けても1歩前進。NBL、TKbjリーグの各クラブは今後新リーグへの生き残りを目指す段階に移行。TKbjリーグでは、大阪以外に秋田、群馬、信州、滋賀、琉球でも本拠地アリーナを保有する計画が進行中。FIBAタスクフォースの存在が、各クラブの地域密着化を促進する好影響を発揮。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20150205-1430571.html
bj大阪公式HP:http://www.evessa.com/
いいですね。やはり、どんなシーンでもチェック機能は必要ですね。チェック機能が存在していないところは我が道を行き、正しい道を進んでいると思い込んでいてもズレが生じているので、実際はファン(サポーター)はいくらかは「そこじゃないだろ」と冷めている状態。他をリスペクトできていないから、途中で頭打ち。成績も例えば後半の失速とかに陥ってしまう事に。そういう事例を今までもいろんなシーンでたくさん観てきました。その一例が、今までのバスケ界なのか。今のJリーグ(今後は「前のJリーグ」と区別する事になるでしょう)も、バスケ界を見習ってタスクフォースを導入されてはどうか。
次は、金沢武士団です。以下、抜粋して紹介。
【TKbjリーグに「金沢武士団」登場】
〔マスコミ報道〕
TKbjリーグに2015~16年シーズンから石川県を拠点に参戦するチームの運営会社「北陸スポーツ振興協議会」は、チーム名を「金沢武士団(カナザワサムライズ)」にすると発表。全て漢字で表記するチーム名はリーグ初。
公募で全国から集まった842件の名称案を参考に、有識者らの意見も交えて決定。「加賀百万石の歴史や伝統文化が息づく石川県を象徴するチーム名にした。チーム名は漢字のみで金沢らしさがあり、サムライスピリットで戦っていきたい」と赤池社長のコメント。赤池社長とチーム名選定有識者会議の大樋委員長が、日本、石川の伝統を感じられるよう「武士」の言葉を選び、「サンライズ(日の出)」の意味も込めたことを説明。年雄有識者会議委員長は「これから武士団が日本中を駆け巡ることになる。地域の人が誇りにできるようなチームにしたい」と大樋のコメント。
同社は、輪島塗などの漆器をイメージする黒色や名産品の金箔を意識した金色をチームカラーにし、今後ユニホーム等を制作する計画。新チームは今年6月のドラフト会議で所属選手を決定し、10月の開幕戦に向けてチーム作りを進行。
〔TKbjリーグの公式発表(抜粋)〕
県内の経済団体、NPO法人の代表、メディア各局の有識者の皆様で結成された、「チーム名選定有識者会議」にて、一般公募により石川を中心に全国から応募された842のチーム名から、球団が掲げる下記3つのメインコンセプトを伝えた上で、応募の中にもいくつかあった、「金沢」「武士」「サムライ」というキーワードを是非チーム名に入れるべきという声を十分に生かせて、シンプルでかつ誰もが知っている、親しみやすい名前であることも重要であるという事で、チーム名は皆で作成。
3つのコンセプト
①百万石の歴史と伝統文化の融合
・百万石=「加賀百万石」である加賀藩の城下町=金沢
・百万石=江戸・戦国時代
・戦国時代=武士(サムライ)
・戦国時代=城下町「金沢」
チーム名は「金沢」を冠しているが、「石川県民球団」であるために今後は、試合結果等の地域名表記の際は、全メディアで、「金沢」ではなく「石川」と統一表記。
② 既成概念にとらわれない、石川から日本のスポーツそのものを変革する第一歩としてのネーミング
現在の国内プロスポーツ球団における既成概念である「地域名+カタカナの愛称」ではなく、球団のコンセプトに合う完全に「和」のテイストである漢字のみの球団名。
③世界にも通用するネーミング
・「SAMURAI」は世界でも通用するネーミング
・「KANAZAWA」は世界でも認知度が高い数少ない名称
・「漢字」は近年世界でもブーム
・サムライズの発音は、「サム ライズ」で応援コールもしやすく、英語発音にした場合「Sun Rise」(サンライズ)とも聞き取れ、語呂あわせも良い。
今回チーム名を決定するにあたり、最終的には「金沢武士団」という応募案は無かったが、842のチーム名一つ一つの思いや、エッセンスを有識者の方々で長時間議論し、皆様の総意でできた名称。
TKbjリーグ公式HP該当ページ:http://bjleague.livedoor.biz/archives/51974232.html
漢字のみのチーム名というのは、2008年の山形さんに、「月山山形」というチームに替えようという動きがあったのを思い出しました。結局は現在の「モンテディオ山形」から変更しなかった訳ですが、あの時もし月山山形に替わっていたら、山形さんは今どういうクラブになっていたのでしょうか。
確かにインパクトは強いと思いますが、クラブそのものの力が無いと、名前負けになり一気にしぼんでしまいます。特にこれからNBLと競って新リーグに向けての生存競争に突入します。ぜひ、新リーグのオープン時には、「金沢武士団」の名前を観たいものです。頑張って下さい。
バスケットボールリーグ関連28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
事例紹介コラムです。
読者の方から「最新情報にして欲しい」というリクエストで、ハード面の調査記事を更新しました。と言っても公式HPを観たりしただけですが。いわゆるJ2全クラブ調査です。今回のお題は「スタジアムのアクセスと観客数」です。2段目の平均観客動員数は左から2014/2013/2012の数字となっております。前回の記事では「J1経験度合」も載せていましたが、「元J1」という看板が必ずしもJ2では後押しになってこなくなってきたので、今回から除外しています。
<J2>
・湘 南 Shonan BMW スタジアム平塚 最寄駅から徒歩25分 ・・・ハード面状況:「B」「②」「c」
平均観客動員数: 8,478人 / - 人 / 6,852人
・松 本 松本平広域公園総合球技場 最寄駅からシャトルバス ・・・ハード面状況:「C」「③」「b」
平均観客動員数: 12,733人 / 11,041人 / 9,531人
・山 形 NDソフトスタジアム山形 最寄駅からシャトルバス ・・・ハード面状況:「C」「③」「a」
平均観客動員数: 6,348人 / 7,020人 / 7,355人
・千 葉 フクダ電子アリーナ 最寄駅から徒歩8分 ・・・ハード面状況:「A」「①」「c」
平均観客動員数: 9,333人 / 10,004人 / 9,281人
・磐 田 ヤマハスタジアム 最寄駅から路線バス ・・・ハード面状況:「C」「③」「b」
平均観客動員数: 8,774人 / - 人 / - 人
・北九州 本城陸上競技場 最寄駅からシャトルバス 最寄駅からシャトルバス ・・・ハード面状況:「C」「②」「c」
平均観客動員数: 3,622人 / 3,175人 / 3,346人
・大 分 大分銀行ドーム 最寄駅からシャトルバス ・・・ハード面状況:「C」「③」「b」
平均観客動員数: 8,422人 / - 人 / 9,721人
・岡 山 シティライトスタジアム 最寄駅から徒歩20分 ・・・ハード面状況:「A」「②」「a」
平均観客動員数: 8,404人 / 8,574人 / 7,985人
・京 都 西京極スタジアム 最寄駅(私鉄)から徒歩5分 ・・・ハード面状況:「B」「①」「b」
平均観客動員数: 7,520人 / 7,891人 / 7,273人
・札 幌 札幌厚別公園競技場 最寄駅(地下鉄)から徒歩20分 ・・・ハード面状況:「B」「②」「c」
平均観客動員数: 11,060人 / 10,075人 / - 人
・横浜C ニッパツ三ツ沢球技場 最寄駅(地下鉄)から徒歩15分 ・・・ハード面状況:「B」「①」「c」
平均観客動員数: 5,146人 / 6,064人 / 6,039人
・栃 木 栃木県グリーンスタジアム 最寄駅からシャトルバス ・・・ハード面状況:「C」「③」「b」
平均観客動員数: 5,294人 / 4,922人 / 3,850人
・熊 本 うまかな・よかなスタジアム 最寄駅からシャトルバス(徒歩なら40分) ・・・ハード面状況:「C」「②」「a」
平均観客動員数: 7,002人 / 6,227人 / 5,855人
・長 崎 長崎県立総合運動公園陸上競技場 最寄駅から徒歩25分 ・・・ハード面状況:「B」「③」「a」
平均観客動員数: 4,839人 / 6,167人 / - 人
・水 戸 ケーズデンキスタジアム 最寄駅から路線バス(増発あり) ・・・ハード面状況:「C」「③」「c」
平均観客動員数: 4,734人 / 4,630人 / 3,973人
・福 岡 レベルファイブ スタジアム 最寄駅(地下鉄)から徒歩25分 ・・・ハード面状況:「B」「①」「c」
平均観客動員数: 5,062人 / 5,727人 / 5,586人
・岐 阜 長良川競技場 最寄駅から路線バス ・・・ハード面状況:「C」「③」「c」
平均観客動員数: 7,584人 / 4,525人 / 4,270人
・群 馬 正田醤油スタジアム群馬 最寄駅からシャトルバス ・・・ハード面状況:「C」「③」「b」
平均観客動員数: 3,760人 / 3,571人 / 3,341人
・愛 媛 ニンジニアスタジアム 最寄駅から定期バス及び臨時バス ・・・ハード面状況:「C」「③」「b」
平均観客動員数: 3,820人 / 3,950人 / 3,629人
・東京V 味の素スタジアム 最寄駅から徒歩5分 ・・・ハード面状況:「A」「①」「c」
平均観客動員数: 5,430人 / 6,343人 / 5,341人
・讃 岐 県立丸亀競技場 最寄駅から徒歩20分 ・・・ハード面状況:「A」「③」「b」
平均観客動員数: 5,430人 / - 人 / - 人
・富 山 富山県総合運動公園陸上競技場 最寄駅から路線バス(増発あり) ・・・ハード面状況:「C」「③」「c」
平均観客動員数: 4,266人 / 4,474人 / 3,324人
【ハード面状況】
・最寄駅(JR)から徒歩による所要時間を20分までが「A」、同様でJR以外の駅から、もしくは20分以上が「B」、徒歩表示がない会場が「C」
・ホームタウン人口 大都市圏「①」 政令指定都市(予定含むもしくは近い規模)「②」 それ以下の規模「③」
・他のプロチーム(プロ野球、J1クラブ、bjリーグ、独立リーグ)と競合 何もなし「a」、ある程度競合「b」、都市圏に近くJ1も隣接「c」
・参考資料:Jリーグデータサイト「J2平均観客数」:2014 / 2013 / 2012
あくまで一つの個人的分析です。これを見ると、観客動員数が「少ない」と言われているクラブ(平均3~4千人の下位チーム)はご覧のとおり、交通アクセス面が悪く、人口が少なく、競合する存在に晒されているケースが多い事がよくわかります。上下は2014年の順位で並べていますが、どちらかといえば下半分に青色が目立ち、黄緑色はどちらかといえば上半分に目立つ傾向もあります。こう見ると、特に山雅さんの凄さが際立っています。もっとも、ヴェルディさんや経営構造が変わった岐阜さんはまた別の話になりますが。観客動員を増やすために参考にするのは、赤色や黄緑が多いところよりも、山雅さんなのかもしれませんね。
これで見る限り、環境的要因も大きく作用しているために「観客動員数が多いから評価が高い」と単純に言いきれないのではないかと思います。前の記事では「観客動員数以外にも評価ポイントをJリーグは重要視すべきで、クラブライセンス制度にも反映すべきだと個人的に思う」と書いていますが、すっかり価値観が変わってしまった今のJリーグでは期待もできないか・・・
読者の方からいろいろとリクエストが来ていますが、なかなか応えきれません。そういえば、岡山と山雅さんの比較特集を言われていたっけ。またそのうちお届けしたいと思います。
「スタジアムのアクセスと観客数」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111113
事例紹介コラムです。
今回、続けて3つの事業を紹介します。さすが湘南さん。さすが真壁会長です。まずはJ3福島との連携事業です。ここ最近は、各地でプレシーズンマッチが開催され、去年までと比べて賑やかでいいと思います。単に顔合わせをする対戦もあれば、「世界3大カップ」と呼ばれる「ちばぎんカップ」(今年は休止)など、意味合いが深い対戦もあります。
そんな中で、当ブログで「(色褪せる前の)Jリーグ百年構想の模範クラブ」として、事例紹介が最も多いクラブと思われる湘南さんの、素晴らしい事例を知りました。以下、抜粋して紹介。
【KIDS GUARD SHONAN フットボールフェスティバル2015】
J1湘南は、J3福島と「KIDS GUARD SHONAN フットボールフェスティバル2015Presented by FIELD MANAGEMENT」というプレシーズンマッチ及びイベントを開催。J1湘南とJ3福島は、’13年より業務提携を締結し、クラブ間で様々な交流を実施。
〔概要〕
・イベントタイトル:
KIDS GUARD SHONAN フットボールフェスティバル2015 Presented by FIELD MANAGEMENT
・協 賛:
㈱フィールドマネージメント
・日 時:
1月31日(土)13:30キックオフ
・会 場:
Shonan BMW スタジアム平塚
・チケット:
価 格: 大人(前売)1,500円(当日)1,800円 / 小中高(前売)500円(当日)600円
・試合結果:
1-1(1-0・0-1)
・イベント内容:
◆前座試合(アカデミー交流)
ベルマーレフットボールアカデミーvs福島ユナイテッドアカデミーの交流戦(U-13~14)
◆トップチーム エキシビションマッチ 45分×2本
◆選手&サポーター交流タイム
憧れのピッチで選手と交流!「両チーム選手参加のミニゲーム大会」。
「新ユニフォーム着用選手とフォトセッション」
撮影可能数:50組(先着順)
時間:15:30~15:55(1部)/16:00~16:25(2部)
「SHONAN BELLMARE SPIRIT BOOK」来場者プレゼント
◆猪狩選手引退セレモニー
昨シーズンに湘南から福島へ期限付き移籍で加入後引退。引退後はJ1湘南のフロント入り。
◆ドリームパスポートにて平塚市内の小学生を無料招待
福島さんは、他のプレシーズンマッチでもそこそこいい結果を見せているようです。それにしても、湘南さんも去年まではJ2で福島さんと1つ違いのカテゴリで、「天皇杯とかで対戦するかもしれないのに、そんなに仲良くしていいのか」と、サポーターが口に出すかもしれないのに、そういうのを越えて交流を深めているというのは素晴らしい価値観だと思います。次は「チャリティーチケット」です。
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/115610
【2015シーズン・チャリティー・チケット】
・概要:
これまで、ホームタウン10市町に所在する障がい者施設や養護施設等の方々を湘南ベルマーレのホームゲームへの観戦招待を実施。’09シーズンより、この活動をより活性化させ、福祉への理解を通じて地域社会貢献・振興に繋がるように「チャリティー・チケット」を企画し、法人の方(個人もOK)を中心に趣旨にご賛同いただける方々と手を取り合い招待事業を実施。
・支援金
一口:100,000円(税別)〜
・対象試合:
2015シーズン J1リーグ戦
・招待先:
障がい者団体連合会、地域作業所連絡会、養護施設等
・招待方法:
ホームタウン各行政窓口(福祉課やスポーツ課等)の協力のもと、地域内の福祉施設や団体等に配布。
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/115889
本当に素晴らしい事です。ホームタウン各行政を通じて地域内の福祉施設や団体等に配布されるそうですが、本来単発事業になりがちな福祉招待事業をきちんと、統一事業にされています。3つ目は「キャッチフレーズ」です。
【2015シーズン「監督・選手キャッチフレーズ」募集】
湘南ベルマーレ放送部では、今年も2015シーズンのホームゲームで選手紹介をする際のキャッチフレーズを募集。監督・選手それぞれをイメージする言葉・文字を「漢字」で表したキャッチフレーズを募集。キャッチフレーズは、大型ビジョンの映像と連動し、スタジアムや試合に臨む選手を鼓舞する重要な要素となり、監督・選手自身がひとつひとつに目を通して選考。キャッチフレーズに選ばれた方には、応募した選手の直筆キャッチフレーズ入りのサイン入り色紙をそれぞれ進呈。
◆応募方法:
下記必要事項を記入の上、メールで送信。
件名(題名):選手キャッチフレーズ2015/選手名
必要事項:1.氏名、2.ふりがな、3.年齢、4.郵便番号、住所、5.電話番号、6.ペンネーム(必要であれば)7.応募する選手名、8.キャッチフレーズ(読み方)とその意味、理由など
◆締め切り:
2月13日(金)
◆キャッチフレーズのルール
・必ず漢字で表記。なお、漢字と読みが異なっていたり造語であっても構わない。
・文字数は1~4文字。
・ひらがなは使用不可。
・昨年の選手キャッチフレーズを継続したい場合は昨年のものから選んでも可。
面白いですね。実はJ2岡山でも、こういう選手にキャッチフレーズを付けていました。2006年の頃だったか。その頃に当ブログにも登場していた旋風2D氏の作品でした。今では、湯郷ベルでそういう活動が見られます。また、観てください。
湘南さんは昨シーズンに圧倒的な強さで、一気にJ1に駆け上がりました。たぶん、同じ戦い方をJ1でも見せると思いますが、ぜひJ1の舞台でも大暴れして欲しいです。
J1湘南公式HP該当記事:http://www.bellmare.co.jp/116446
J1湘南関連:47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
事例紹介コラムです。
今日、大きなニュースが飛び込みました。アギーレ監督解任です。休憩時間にスマホで観て、思わず声を挙げるくらいに驚きました。就任してからちょうど半年くらいかなと思っていたら、どうやら半年に満たなかったようです。当ブログでは疑惑が出てから今年に入ってアジア杯を迎えるにあたり、アギーレ監督の告発が受理されない事を祈っていましたが、結果的に受理された結果を受けて、とても残念に思います。アジア杯終了後の続投論も出ていましたが、内心あきらめていました。疑惑に決着がつかない状態で、6月のW杯予選を迎える事は良くないなと思っていた矢先、決着がついたという点では、結果オーライと観ています。今日いろいろ報道が流れました。以下、マスコミ報道をまとめて、抜粋して紹介。
【解任までの流れ】
1月30日に検察側の告発が受理された事を、2月2日の24時近くにようやく確認。大仁会長も「告発が受理されなければ何の問題もなく、今後もこの体制で行けるという風に考えていた」とコメントしており、急な契約解除となった様子。
大仁会長は「色んな対応を考えている中で、一応技術委員長には万が一に備えて情報は集めておくようにと伝えていた」とコメント。アギーレ監督にはオーストラリアから帰国し報告に来た時に、「もし受理されたら非常に厳しい状況になるということを理解してほしい」と前もって伝えており、3日14時に、直接契約解除を伝えると、「やむを得ない」「分かりました」というアギーレ監督の返答だったとか。今回本人に伝えた契約解除の理由として、まず第一に代表チームの活動への影響、ワールドカップ予選への影響、そのリスクを避けたいという事を伝達し、理解してもらっていた。「今回のこの告発の受理について一番考えなければいけないのは、日本代表に対しての影響。どういう影響が出るかということだと思う」とコメント。
【アギーレ監督のコメント】
「日本で仕事ができたことはとても幸せでした。日本のサポーターの皆様の応援に感謝しています。日本代表チームの将来に幸運を祈っています」
【契約解除に対しての違約金】
「アギーレ監督とは今回の解除について条件面でも合意しているが、守秘義務で内容は言えない。違約金は無い」 と大仁会長のコメント。
【後任について】
霜田委員長の「リストアップはこれから。今日の技術委員会で現在、Jリーグでやっている監督に声を掛けることはしないことを決めた」と、現職のJリーグ監督からの引き抜きは否定。後任の条件としては「国籍は問わない。日本代表を強くしてくれる人」としたとか。3月に監督代行で臨む可能性を問われると、大仁会長は「できれば3月の試合に間に合わせたいと思うが、それに間に合わせるために「この辺でいいだろう」という人材を選び方はしない。技術委員会がこれから全力を挙げて新しい監督を含む新しい体勢を作るために取り組んでいくことになるが、(監督代行の)可能性がゼロとは言えない」とコメントし、3月27日チュニジア戦、31日ウズベキスタン戦までに決めたい意向。
霜田委員長は「日本人のいいところをリスペクト(尊重)し、世界で勝つために何が必要かを持っている。W杯予選を勝ち抜ける監督を連れてこないと」とコメント。
【現在フリーな有力監督】(代表監督経験者)
・プランデッリ(伊):元イタリア代表監督。
・ラニエリ(伊):前ギリシャ代表監督。
・ファンマルバイク(蘭):元オランダ代表監督(韓国とは交渉決裂)
・ドメネク(仏):元フランス代表監督。
・スコラリ(伯):前ブラジル代表監督。
今日の段階での情報はこんなところです。短い間でしたが、アギーレ監督お疲れ様でした。ぜひ無実を勝ち取ることに全力を尽くしてほしいです。そしてまた、いつの日か再び日本代表を率いて欲しいと思います。まだまだお若いですから。身がきれいになって、正々堂々と日本代表を力強く引っ張って欲しいです。アギーレ監督とは10年間交渉を持ち、4年越しの思いを実らせてスムーズな契約へと結びつけましたが残念でした。決まった事はしょうがないです。前へ向いて歩んでいきましょう。
新監督ですが、3月末の国際親善試合2試合に間に合わなければ、6月予定のW杯予選が新監督の初陣になる公算が大きいので、3月までに決めたいところですが、じゃあ日本人監督でいいのかという事になります。上にネットで見かけた現在フリーになっている有力指導者を紹介しています。大事な事はW杯本戦に出場し、勝てるチームにする事です。個人的にはスコラリ監督がいいですね。しばらくはこの話題で賑やかになりそうです。でもまさか、アギーレ監督に決まった時に、半年後にまさかこうなるとは思っていなかったです。
ドイツW杯後にオシム監督になった'06年から'07年の時代に似ていると思います。ジーコジャパンで惨敗し、代表監督経験と日本での経験が豊かなオシム監督が就きましたが、道半ばで病魔に倒れ、あの岡田監督が就任しました。結果的に南アフリカW杯で成績を残せましたが、本番直前に日本協会に進退伺いを出すほど不安定な内容。ぶっつけ本番での本田のトップへ抜擢という大博打に勝っただけと当ブログは認識。
今回の流れで評価しているのは日本人監督待望論は息をひそめ、有力外国人監督への流れが見られる事。技術委員長の「日本人のいいところをリスペクト(尊重)し、世界で勝つために何が必要かを持っている。W杯予選を勝ち抜ける監督を連れてこないと」というコメントに、大きな期待を持っています。楽しみにしています。
事例紹介コラムです。
岡山の巷では、フォルランが岡山に来るのではとざわついているようですが、そのセレッソさんのいい話題がありました。J1、J2を問わず、総合型地域スポーツクラブを運営できてるところは、しっかりとホームタウンにスポーツ文化が根付き、きっと100年続くクラブになるだろうと当ブログでは見ています。セレッソさんもそんなクラブの一つ。その(一社)セレッソ大阪スポーツクラブでは、会員の健康をサポートする「セレッソ大阪LAB(ラボ)」を今月より開設。個々に応じたサポートを行い、クラブのトップチーム、アカデミーで指導しているスタッフが会員の健康やコンディショニングの向上をサポート。以下抜粋して紹介。
【コンセプト】
・スポーツ愛好家からアスリートまで、幅広い年代やニーズに応じた「身体づくり」をサポート。
・成長期におけるジュニア年代のスポーツ選手の健全な発達をサポート。
・パフォーマンスを向上させ、コンディションの維持をサポート。
・健康な「身体づくり」をおこない、傷害の予防をサポート。
・セレッソ大LABで得られた結果をフィードバックし、地域に貢献。
・セレッソ大阪LABで得られた結果を世界に発信。
【コース紹介】
セレッソ大阪LABでは、サポート内容を「アスリートサポート」、「ケアサポート」、「リカバリーサポート」、「コンディショニングサポート」の4種類に分類し、一人ひとりのご希望やお悩みに合わせたプランをご提案し、サポート。
【料金】
・LAB利用年会費
セレッソ大阪スポーツクラブ会員(アカデミー在籍選手、サッカースクール(子ども・大人)、ランニングクラブ、ヘルスケアサポート各種会員が対象):無料
・LAB会員:2,000円(税込、事務手数料含む)
・各種料金 60分6,000円~ 完全予約制。
【施設】
名 称: セレッソ大阪LAB(大阪市此花区北港緑地1-2-25 セレッソハウス内)
受付時間: 月曜日~金曜日13:00-20:00/土曜日9:00-17:00
定休日: 日曜日・祝日
【セレッソ大阪LABスタッフ】
センター長/藤野セレッソ大阪フィジカルコーチ(アカデミー兼任)、北浦セレッソ大阪フィジオセラピスト(アカデミー兼任)、
セレッソ大阪アカデミー(宮田トレーナー、柴田トレーナー、山下トレーナー)
こちらのLABは、アカデミー在籍選手、サッカースクール(子ども・大人)会員、ランニングクラブ会員、ヘルスケアサポート会員であれば既にセレッソ大阪スポーツクラブ会員なので、新たな年会費の負担はないとか。つまり、スポーツクラブに入っていれば利用できる事になります。いいですね。サッカー興業だけやっていればいい、皆さん、単にグッズやスタグルだけを買って下さいというスタンスではなく、一緒に健康になりましょうという高い付加価値が備わっているのです。
しかし、フォルランがCスタに来るという事は、また観客動員が増えそうですね。ホームセレッソ戦が前半で本当に良かったですね。後半だったら、フォルランは日本にいないかもしれないので。
セレッソ大阪LAB公式サイトhttp://www.cerezo-sportsclub.or.jp/lab/
J2・C大阪公式HP該当ページ:http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10015063&contents_code=100106
J2・C大阪関連⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141202
〃 ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140507
〃 ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140419
〃 ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140219
〃 ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131108
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130922
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130829
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130817
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130122
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121102
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110226
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100929
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091108
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090406
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081006
事例紹介コラムです。
昨日、記事を打ちながら24時を過ぎた頃に、J's GOALを観たら、違うサイトに一新されていました。そうでした。2月1日付で、Jリーグ公式HPと、J's GOALが統合して、新Jリーグ公式HPに替わっていたのでした。新公式サイトは、Jリーグの関連会社が運営していた公認ファンサイト「J's GOAL」を閉鎖・統合した新サイト。
昨今のJリーグの流れから、それほどすごい進化は期待していなかったのですが、ササっと観た印象は、「やっぱりこんなものか」という印象でした。それでも、これからJリーグの情報発信の基盤になるサイトなので、当ブログとして以下のとおり、個人的に分析させていただきました。
【Jリーグ.JPの概要(内容)】
〔上 部〕
・コンテンツ: 「チケット」「テレビ放送」「観戦ガイド」「日程・結果」「順位表」「成績・データ」「動画」「フォト」「コラム」「ニュース」
その横にはサイト内検索用のキーワード入力バー。
・カテゴリ: 「明治安田生命J1リーグ」「ナビスコカップ」「明治安田生命J2リーグ」「明治安田生命J3リーグ」「ACL」「ゼロックススーパーカップ」
「ニューイヤーカップ」
・試合情報: 今日のものは「ニューイヤーカップ」の情報
個々の試合に「スカパー!で見る」「インターネットで見る」というバナーボタンがあります。
〔左エリア〕
・告知バナー: 3種類の大会情報が貼られていました。
・更新情報: ニュースが並んでいますが、気になるのがその下の「カテゴリ表示」?
例えば「コラム」をクリックしても村井チェアマンのコラムしか出てきません。「イベント」をクリックしたらエラー表示でした。
・インフォメーション: 「フェアプレー」「」TEAM AS ONE」「+Qualityプロジェクト」
・関連リンク: 「toto」
〔右エリア〕
・企画コーナー?: 「マスコット総選挙」
・検索ページ: チーム別、月別に「チケットを買う」「テレビで観る」の情報を検索できる。
今回リニューアルの目玉部分。チケット購入等のポータルサイト化を実現。
・テレビ放送: テレビ放映を紹介。(地上波放送の情報を中心に掲載か)
・旬のキーワード: サイト内検索で注目度の高いキーワード及び検索結果を紹介。
・観戦ガイド: 「1分でわかるはじめてのJリーグ観戦」
スケジュール管理、チケット購入、席の選択、事前準備、スタジアムイベント・グルメ、FAQでわかりやすく解説。
マスコット特集も。
・最新動画: カテゴリー、クラブ名、年、月の条件で検索可能。
・最新ニュース: 左エリアの「更新情報」と内容は同じ。
・最新コラム: 村井チェアマンのコラムしか掲載されず。傍士さんの過去のコラムも掲載して欲しい。
・順位表: J1からJ3以外に、ナビスコ杯とACLの順位表も手軽に見えるのはいいですね。
とこれだけでした。今までJ'S GOALでは、サイトの最上部にJ1とJ2全クラブのエンブレムが、地域順に並んでいましたが、新HPではJ1のみの表示になっています。J2とJ3のエンブレムは最下部に並んでいました。確かにJ3まで全50クラブのものを一列に並べたら、無茶苦茶小さくなるとは思いますが、「J1優先」という事で、意外な展開でした。
普段、余りJ's GOAL、特にJリーグ公式HPを観ていなかった読者には昨日までのサイトとどう違うのかわかりにくいと思います。本来ならば、「旧サイト」というリンクを残すのが普通ですが、全く消去されたので比較をしにくい訳です。ちなみにニュースの表示件数は、J's GOAL(オフィシャルニュース)の50件に対して、新サイト(更新情報)は10件。写真付きで観やすいのかもしれませんが、その前の記事を観ようとしたら、「ニュース」をクリックして、「次の20件を見る」をクリックするという手間が増えました。
当ブログではキャッシュを引っ張り出して、比較してみました。両方の旧サイトにあって、新サイトで消えてしまったページについて触れたいと思います。何分、旧情報が消えてなくなったので完璧ではないと思います。
【新サイトにおいて削除された旧サイトの情報】
〔J's GOAL〕
・J2白書 ・・・J2サポーターの愛読書ですね。各クラブ付のレポーターがレポを投稿していましたが、今シーズンはすべてカットなのでしょうか。
岡山担当のO原さんの記事にはもうお目にかかれないのでしょうか。
・スタジアムガイド
スタジアム一覧、スタナビβ(スタナビβ投稿グルメフォト)
・サポーターゾーン
totoリーグ、toto予想、ブログパーツ、レーティングJ、Web Voter、クイズインタビュー、Stats Stadium、サッカー用語集、BOOK CORNER
※Web Voterの最後の質問は「【J2編】2015年の年男、活躍しそうな選手は?」でした。
・totoコーナー
・メディアニュース
・Messages
※印象に残ったメッセージ・・・ 「永遠の小学5年生 こんな小ネタを入れてくれるメディアはJ'sGOALさんだけですよ …」
・J1 節ごとのMVP及びベストイレブン
・J2 節ごとのMVP及びベストイレブン
〔Jリーグ公式サイト〕
・公式ツイート
・公式フェイスブックページ
・Jリーグ百年構想 ・・・ 以前のサイトがすべて消えてしまい、新しいサイトになっていました。
正しい理念に溢れた、「誇り」とも言うべき以前のサイトが好きだったし、ずっと頼もしく思っていました。
・ホームタウン活動
ホームタウンレポート、ホームタウン活動とは、教育、環境、社会貢献、活動調査
社会貢献、選手の社会貢献活動、介護予防への協力、クラブの活動ページ
※「社会貢献」の説明文・・・「Jリーグでは、選手による社会貢献活動を義務づけて、積極的に推進しています。養護施設や高齢者施設への慰問、
学校への訪問授業、ホームタウンイベントへ の参加など、スタジアムを出て、積極的に社会との触れ合いの輪を広げています。また2007年
からは、JFAと連携し、小学校で訪問授業を行う「こころの プロジェクト」の活動も各クラブでスタートしています。選手たちがこうした社会貢献
活動に取り組むことにより、クラブとホームタウンとの絆がより深くな り、また、選手の社会的地位が向上すると期待しています」
※「介護予防への協力」の説明文・・・「Jクラブではスタジアムやトレーニング施設を活用し、シニア世代の健康増進や体力向上のお手伝いをする
ことを目的に、地域の人々を対象としたスポーツ教室などを開催しています。今後もホームタウン活動や、スポーツ振興活動の一環として、独
自に介護予防をテーマにしたイベントやプログラムを展開していきます」
→ これらは消えて無くなったのでしょうか。
ザザっと調べてみた結果です。これらを見てどう思われるかは、読者の皆さんにお任せします。ネット上では当ブログでも目が届かなかった意見が出ていました。ファンからは、「J's GOAL」にあった豊富な戦績データなどが見られなくなるのを惜しむ声もありました。内容はいちいち確認していませんが、参考に紹介させていただきます。
・「成績・データ」をクリックすると、2014年のJリーグアウォーズの画面が出る。延々とコメント等が並ぶ状態。
以前は、記録の項目とか年度とかカテゴリーとかチームとか、選択画面が出ていた。
・ユース関係が見当たらない。過去のJユースを見ようとクリックしたら、今日のトップ画面が出てきた。
・新サイトの評判が良くないJリーグ。これはただ単に予算削減に徹して、その分コンテンツが薄くなっている。
・J's GOALの話、これなら並行稼働で良かったのではないか。J'sGOALはあくまで「ファンサイト」だったはず。
・英語版サイトが思いっきり日本語になっている。
・データページがおかしい。「J1得点順位表」には、大久保とパウリーニがひたすら並んでいる状態。他の部分も欠陥。
今回はこれくらいにしておきます。もう少し様子を見て、また第二弾をお届けいたします。その時には改善が進んでいる事を祈念しております。メディアへの露出度アップに取り組んでいかれるはずなのに、自分のところの公式HPの情報提供度が退化した印象です。週刊サッカー雑誌が無くなり、豊富な情報で、ファン・サポーターの根強い人気があった「J's GOAL」が閉鎖され、新シーズンの開幕を前にどんどん全国のファン・サポーターからJリーグ情報がこぼれ落ちているのではないでしょうか。日本のサッカーはどういう時代に進んでいくのでしょうか。
Jリーグ公式サイト:http://www.jleague.jp/
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Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
事例紹介コラムです。
いよいよ、あと約1ケ月で、2015明治安田生命Jリーグ(早く元の名前に戻って欲しい)が開幕しますね。今シーズンはいろいろな意味で、「変わった」年です。今までの流れを観てきた中で、当ブログとして唯一評価できるのは、「プレシーズンマッチの増加」でしょうか。
まだ、Jリーグが開幕したばかりの90年代、プレシーズンマッチは多く開催されていました。報道でもプロ野球のオープン戦のような扱いで賑やかでした。それがいつしか萎んでいき、ここ10何年はほとんど開催されていなかった状態でした。なぜ、今までやらなかったのでしょうか。Jリーグの方針でしょうが、理由が全くわかりません。その中で、サポから「世界3大カップ」(笑)と言われている「ちばぎんカップ」(柏対千葉)は開催数20回を数えています。今年はJ1柏の、ACLプレーオフの日程の関係で初めて見合わせましたが、素晴らしい事です。
そんな中、産経新聞に「Jリーグ『経済格差』拡大も」という穏やかでない見出しで、記事が掲載されました。以下、抜粋して紹介。
Jリーグは今シーズンより、各クラブへの配分金を成績や入場者数、スポンサーへの貢献度などに応じ傾斜配分を実施。集客やスポンサー協力など、クラブが行う努力を金額に反映することで競争を促しクラブの総合力を上げる狙い。これまでの配分金はほぼ均等で、’13年度はJ1に約2億5千万円、J2に約1億円を支給。村井チェアマンは「協調から競争の段階に入る」と強調。2ステージ制とポストシーズンを導入する今シーズンは賞金の配分方法も変わり、「貧富の差」拡大の可能性も発生。
【スポンサーに配慮】
'15年から傾斜配分を始めるのは、スポンサーなどへの貢献度による配分金に変更。Jリーグのスポンサー企業が、例えばサッカースクールを開催する際に、チーム側が選手や指導者を派遣するなどの協力をすると、イベントに参加するために必要な経費などを、貢献度に応じて傾斜配分。
Jリーグのスポンサーのメリットを企業側に提供するのはもちろん、多彩なスポンサーの要望に対し、チーム側が細部まで対応することに対して金銭面で有利にする考え。村井チェアマンは「クラブの努力に報いていく1つの方法」とコメント。
また、'15年はJリーグに入る放映権料から配分金に回す金額を増額。「スカパー!」への協力や、加入者獲得などで貢献したチームにはより多い配分をしていく方針。
【評価指標の課題】
成績や入場者をもとにした傾斜配分は、今シーズンの実績をもとに、J1で来シーズンから導入の予定。ただし、比較的予算規模が小さいJ2のチームについては、配分金の減少が急激な経営悪化につながる可能性があるため適用しない方針。今後は入場者数や成績による傾斜配分の方法を具体的に協議する予定。
特に注意する必要があるのは入場者数の評価方法。単純に数字だけを評価すると、各チームが使用するスタジアムの大きさによって不公平な状態が発生。例えば、入場者数を収容人数で割った「収容率」などを指標とする事が一案。チームの活動地域によって交通網の整備状況や人口に差があることも考慮する必要性が存在。
【賞金もより上位に】
Jリーグは2ステージ制とCS(チャンピオンシップ)の導入により、大会方式に合わせて賞金の配分も変更。今シーズンの賞金は年間優勝が1億円、各ステージ優勝が5千万円、年間勝ち点1~3位に8千万円、3千万円、2千万円を贈呈。クラブは最大で2億8千万円を得ることができ、今季までのJ1優勝賞金2億円より増加。
年間7位まで賞金を獲得した昨シーズンまでとは大きく変化。上位に食い込まないと賞金は手にできない方式に移行。また、上位クラブへの配分金として総額1億8千万円を用意。ここ数年、成績が出ないACLに出場するチームへの強化費として重点配分する方針。
分配金の傾斜配分、賞金の変更によって、いわゆるビッグクラブに多くの資金が配分される仕組みに変わったと思われるが、苦しい経営を強いられるチームが増加する懸念が発生。
産経ニュース該当記事:http://www.sankei.com/premium/news/141223/prm1412230004-n1.html
当ブログでも、分配金の傾斜配分化はいいが、スカパー!勧誘力で金額を替えたり、単純に観客動員数で振り分けるのは不公平と述べてきましたので、これらの記事を読むと、「そうだよなぁ」と思い直しました。確かにおかしいのです。駅からスタジアムが近く、他にプロスポーツがなく、そこそこ人口がいるところと、駅から歩いて行けず、関東圏のように他プロスポーツに限らず、競合J1クラブのエリアにも入っていて、人口が少ないところと一緒にできるのかと。本当に企業能力が比較できるのかと言い続けてlきました。それだけでなく、前年対比なども加味すべきではないかと思います。まずは、今のホームスタジアムを満杯する事が必要なので、収容率の反映もいいと思います。
次にビッグクラブ化へ舵をきると、クラブ間格差が増えるのではないかという懸念ですが、そのとおりです。今までもどのクラブにも優勝するチャンスがあったから、終盤まで盛り上がったのではないでしょうか。これが一部のビッグクラブだけのリーグになってしまうと、結果的にはリーグは衰退すると思います。そもそも50クラブまで広げてきた拡大路線に逆行する行為です。プレミアリーグ化などは論外です。それは、「スポーツで日本を幸せに」という理念に逆行する行為。早く、商業主義路線から傍士さんがいた頃の「いい時代」に戻って欲しいです。目指すのは、世界一の観客動員数を誇りながら、国の隅々までスポーツ文化が根付いているドイツであって、アメリカやイングランドなどではありません。早く目を覚まして欲しい。この「失われた時代」はいつまで続くのか。
また、この記事とは直接関係ないですが、最近あれっと思う事がありました。書店でいつものように「サカダイ」を手に取ると、冊子がデラックスになっている。さすがサカダイ、週刊サッカー雑誌競争に勝って、更にサービス向上かと思いましたが、何か先週と同じような印象。表紙をよく見ると「月2回刊」って・・・ ついに週刊サッカー雑誌は無くなってしまいました。調べてみると、2014年内をもって21年間に渡った週刊発行を終了し、原則として毎月第2・4木曜日(首都圏基準)発売の月2回刊行に移行したとか。
村井チェアマンが今シーズンから2ステージ制等「チャレンジ」していくのに、それとは逆行する格好になりましたね。単に売上不振が理由だからなのか、ひょっとしたら暗黙の抵抗だったりしてと勝手に深読みしてしまいます。残念ですね。
㈱日本スポーツ企画出版社公式HP該当ページ:http://www.nsks.com/news/19454/
サッカーダイジェストWEB公式HP:http://www.soccerdigestweb.com/
Jリーグ組織問題関連 (その他):⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①