リスペクト(事例紹介)コラムです。
先月突如、「ホームグロウン制度」という言葉が登場しました。もちろん、今まで聞いた事がありません。どういう意味なのでしょうか。スポニチアネックスに「Jリーグ 地元枠導入へ!『ホームグロウン制度』を検討」というタイトルの記事がありました。以下、抜粋して紹介。
Jリーグがホームグロウン制度の導入を検討。登録メンバーに地元出身選手を入れることを義務付け、各クラブの若手育成を促す狙い。ルール化を急げば反発を招いて混乱する可能性もあるだけに、当面はホームグロウン選手の人数に応じて、各クラブへのJリーグ配分金に傾斜をつけるプランも浮上。
育成強化に向け、Jリーグが新たな施策を検討。関係者は「世界との差を縮めるために、もう一度、育成を見直す必要があり、ホームグロウン制度もその一つ。日本に適した独自の形を希望」とコメント。ホームグロウン制度は外国人枠のないプレミアリーグやブンデスリーガ等が導入。自国や地元出身の若い選手の登録を義務化することで、育成を促進する狙い。
英プレミアリーグは「国籍にかかわらず21歳の誕生日までに3年間イングランド協会、またはウェールズ協会の登録クラブに所属した選手」をホームグロウン選手と定義。「トップ登録25人中8人以上がホームグロウン選手」と規定。独ブンデスリーガでは「ドイツ国籍が12人以上、うち6人以上が自クラブのユース出身」などをルール化。各国の事情によって微妙な違いがあるのが特徴。外国人枠があり、学校スポーツも盛んな日本版のホームグロウンは、ユース出身選手や地元出身選手の人数に特化した制度になる見通し。
Jリーグは来季から外国人枠の拡大を決定。現在の登録人数「3+2(2は20歳未満のプロC契約、アジア枠、タイやベトナムなど8カ国のJリーグ提携国枠、アマチュア枠)」から「5」に変更する。助っ人を増やすことでリーグ全体の競争力を上げる狙いがあるが、一歩間違えれば若手の成長を阻害となる可能性も。ホームグロウン制度により、各クラブにユースを中心とした「自前選手」の重要性を再確認させる効果を期待。急な導入には混乱を招く懸念があり、準備段階としてホームグロウン選手の数に応じてJリーグ配分金に傾斜をつける案もあり、最適な形を模索しながら議論を継続。
これはどうでしょうか。日本に合う制度なのでしょうか。ドイツの「自分のユース出身が6人必要」は特別で、イングランドの「自国選手が8人必要」がまあ現実的なのか。記事によれば、日本では「ユース出身選手や地元出身選手の人数に特化した制度になる見通し」とありますが、J1にしても果たしてそう上手く運ぶでしょうか。例えば地元のJ2岡山で考えても、岡山出身選手がJ1やJ2に何人いて、それらの少ない岡山出身選手が果たして、すぐに岡山に移籍してくるでしょうか。
当ブログの持論は、そういうものではなく、U-20とかU-23の年齢の選手を制限する事。昔から長年のテーマである育成世代の実戦の機会の提供に役立つし、自分のところにいなかったら、よそから来てもらえばいい訳ですから。これが一番現実的だと思っています。
スポニチアネックス該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/23/kiji/K20161123013774740.html
話は変わり、今日たまたま仕事でお会いした方と、仕事の合間に歓談していたら、某県でBリーグチームを立ち上げるプロジェクトに参加されているとか。夢があっていいですねー 理想は新潟さんのスタイルだとか。まずは地元JクラブにNPO法人の異競技を手掛ける公益団体を立ち上げ、そこでバスケの活動を進めながら、来るべきタイミングでBリーグ(B3からですが)チームを立ち上げるというプランを言ってあげました。素人のミーハーの戯言とご理解下さい。ちなみに、たまたまSNSの話になった時に、J2岡山にはブログ以外に公式SNSが無いと言ったら、目を白黒されていました(苦笑)・・・
リスペクト(事例紹介)コラムです。
先日、ジップアリーナ岡山で開催された、Vリーグ女子の岡山シーガルズのJT戦の観戦に行ってきました。今回はタイミングが悪かったのか、みんな長野の方ばかり気になっていたのか知りませんが、現地でもつ鍋氏に遭遇したくらい。いつもは1F席で観るのですが、今回はのんびり2F席で観戦しました。ふと会場全体を見渡すと、全体的に空席が目立つ。特に1Fのいわゆるゴル裏の位置。いっぱい空席が残っています。実は前日にコンビニで前売り券を購入しましたが、元々いつものように1F席で観ようと思ったら、1F席はすべて売り切れで、しょうがいないから2F席を購入した経緯があります。ちょっと今回はチケットの売り方が余り良くなかったですね。自分のように1F席を買いたくても買えなかった人が大勢いるはず。
正面入り口で、プログラムと山陽新聞の青い特別紙面などを受け取る。プログラムにも紙面にもバレーボールやVリーグのビギナー向け解説が詳しく掲載されていました。これはいいですね。今度記事にさせてもらおうと思うくらいに、わかりやすくていい内容でした。応援する会ブースに寄ってみる。何かないかと聞いてみたら、今回はスタンプラリーのシートと、ステッカーをいただきました。ありがとうございます。
再入出場口から一度外へ出る。県民応援デーという事でいろいろとブースが出ていました。スタグルは別のスポーツのスタグルでお馴染みのお店がいくつかあり、せっかくだからと今回しか出店していない店舗に行く。小豆島ラーメンHISHIOさんで、シーガルズバージョンの「必勝かもめそば」を食べました。岡山を感じる味で美味しかったです。他には倉商のご当地スイーツがありました。こういうのがいいですね。
他には、 「チーム岡山! 県民応援デー」と銘打った撮影用ボードが2つ置いてあり、ファンの親子が記念撮影していました。横長タイプの方にはベルとシーガルズとファジの選手が混ざり合ってポーズをとった集合写真になっていますが、よく観たらビックリ。ベルの選手で退団選手がすっぽり抜いてあったのです。タウン情報さんがされたと聞いていますが、グッジョブだなと。通常ならば、宮間選手や福元選手の写真が残っていて、おいおい・・・と言われていたところなのに。そばにアンケート用紙を持ったタウン情報の女性社員さんが立っていたので、しばし歓談。結局「ブログ観てください」という話でまとめちゃうんだよなぁ。
再入場して、コンコースをウロウロする。岡山南高校が選手バージョンのクッキーを販売していました。美咲町の幸せの黄色いハンカチ応援メッセージブースがありました。会場スタンドにはそれらのハンカチをすべてつなぎ合わせた巨大な黄色い横断幕が貼られていました。似顔絵コーナーもありましたが、この日はちょっと暇そう・・・
試合の方ですが、1-3で岡山は負けました。全体的に押しが弱いというか、勝ちたい気持ちが伝わらなかったというか、競り合いに弱かったというか、そんな負け方でした。今回はリベロに注目。去年の五輪から全日本入りした丸山亜季選手をつい見てしまいます。でも、この日は出番がやや少なかったかな。セットの合間に、シーガルズのチアチーム(清心女子大)によるパフォーマンスがありました。JTさんのも観ましたが、やはり岡山のチアがいいですね。
あと、スポーツフェスティバルのトークショーで監督が名前を口にしていた、物まね上手な大升選手も出てきました。背の高い選手ですね。面白かったのが、今季から導入された「チャレンジ」。1チームで1試合で2回可能で、成功するとカウントされないとか。去年の五輪では何度も目にしましたね。チャレンジの間は、五輪等では手拍子が起こってせかすのですが、田舎の岡山では観客はただただ見守るだけでした。まだ場馴れしていないのですね。
第二試合は、日立対NEC。日立には元岡山のあの栗原選手が11番で選手登録されていますが、この日はベンチ外。他に馴染みがある選手はNECの古賀選手がいましたね。若手からあっという間に全日本の主力になった選手。上手かったですね。という事で、今季の初観戦は終わりました。あと、2回岡山大会があります。6位以内に入ればファイナル6が岡山で開催されます。
あと、Vプレミアリーグのオールスター戦が復活するという告知もありました。オールスター戦か・・・Jも復活させればいいのにと思ってみたり。ちなみに翌日の日曜日、日立戦は勝ちました。