CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

軍師官兵衛  引き裂かれる姉妹

2014-04-06 20:46:47 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
視聴完了であります
相変わらず、官兵衛というか半兵衛が主役っぽいけど
面白く生きておりますね

みんな大好き宇喜多が出てくると、
俄然騒乱が面白くなるといったところでありまして、
今日も平常運転でさくっと略殺していたのが素敵でありました
ああいうのがいいですね、もっと、ああいうのを見たいですね
幽閉後に、官兵衛があんな風にならないかしら
そう願ってしまうくらい、わかりやすい悪者でありました

山中鹿之助も出てきて、俄然合戦が盛り上がるという人物ばかりでしたが、
なんだろうか、毎回同じような原っぱで、同じくらいの人数でと
小競り合いに見えてしまったのが残念であります
こういうのが、ドラマの難しいところなんでしょう
ほかから比べると、かなりロケに力入れているというか
陣形とか、戦の流れみたいなのを再現しているというのが
ひしひし伝わってくるのでありますが、
それがこう、画面的に地味という
残念なところが、本当、どうしたらいいんだろう
そんな風に思うのであります

あの、北からの伏兵が、さっと陣地を狭めて後ろに回りこむところなんて
ものすごくわかりやすい陣形戦術が見えたと思うんだけどな
そのあと、官兵衛が押し返しにいくところが
もうちょっと押し返している感じで写ったら
なおよかったのでありますが、
もう乱戦という具合にしか見えなかったのが残念
わかりやすくするために、旗色はかなり変えていたと思うのですが
あと、どうしたら画面的に見やすくなるのかしら
考えさせられます

そして、今回は、唐突といってもいいほどの
茶器フィーバーでありました
秀吉に茶釜を渡したというのが、
茶の湯を許したというそれという意味じゃないのかと思うのですが、
それが、さらっと柴田、丹羽に並んだという台詞説明でありましたが
茶の湯ご政道とか、そういう言葉でわかりやすくやっても
よかったんじゃないかしらなんて思ったりもしたのであります
荒木をもてなしていた、青磁の茶碗が何気によさげだと、
後からもってた、耀変天目とともに大陸の匂いを感じさせる名物で
素敵でありました、耀変というか、禾目だと思いますが、
けっこう凝った小道具使ってるなという印象であります

そんなこんなで、パワハラに精神を病みつつある荒木が見逃せないと
思ったり感じたりしながら、もっさり生きていくのであります