夢十夜 双面神ヤヌスの谷崎・三島変化 作:宇能鴻一郎
とうとう読んだ、読めた、読むことができた
そんなわけで、なんというか、
読書というか、本読みとして、やっちゃいけないような
ミーハーな読み方をしました、
あの宇能鴻一郎先生の新作であります
昭和一桁生まれなのに、まだ本とか書けるのか
というか、今回読んで驚いたけども、
こんなに若々しいというか、読みやすい文章になるものか、
驚きと感動と、なんというかな、ともかく
まともな状態で読めていない、おのぼり的な具合でありましたが
先生の小説を読んだのでありました
先生などと呼んでいるわりには、
実際のところ、先生の作品を芥川賞をとったそれはおろか、
数々のポルノ作品についても読んでいないのであります
いや、本当、自分のこの名前に圧倒されている感じが
恥ずかしくて仕方ないのですが、
さりとて、芥川賞作家のポルノという、
まぁ、キャッチーで仕方ないと思っていたそれ、
とうとう、最新作という形で読めた
ここに、いやおうなしに興奮していたわけでありました
私はバカだった
芥川賞作品も、いくつか読んできましたが、
ちょっと色物がかった作品ばっかりで、
まっとうといっていいのか、いわゆる、純文学というそれを
一つか、二つくらいしか読んでなかったので
なんというか、文章が綺麗だというのはわかるけども、
内容はさっぱり理解も共感もできないなどと
さめてみておったわけであります
むしろ、色物系と勝手に判断した芥川賞のそれこれに
近い何かを読めるかしらなんて
嘗めてかかったのが間違いでありました、
物凄く上手い、それなのに、凄く読みやすい
まぁ、この感激たるや、この興奮たるや、
語ることもできないそれでありました
内容については、私小説めいた告白をあれこれごたまぜにして、
独自の三島感や、谷崎感を織り交ぜて、
いろいろな知識と高度な文学表現を下地にして書いている(らしい)
ともかく、それが本当か嘘かもわかりませんが、
多分本当なんだろう、頭良すぎる人が、
ちょっとわかりやすく書いてみましたと、あけすけなほど
そういう具合に読めて脱帽だったのでありました
なお、今回は純文学だったので、いわゆるポルノ描写については
相当に抑えられていたようでありますけども、
それでも、わずか数行のシーンでありながらも
物凄く、手に触れられるような描写というか、
読んでいて、そのまま絵というか映像になるような
この感じが、まぁ、久しぶりに凄いの読んだと
快哉なのでありました
面白いとか、そういうのではなく、
読書体験として素敵であったと
わけのわからない感想を抱いてしまうのであります
多分に、宇能ネームに気圧されているのでありました
とうとう読んだ、読めた、読むことができた
そんなわけで、なんというか、
読書というか、本読みとして、やっちゃいけないような
ミーハーな読み方をしました、
あの宇能鴻一郎先生の新作であります
昭和一桁生まれなのに、まだ本とか書けるのか
というか、今回読んで驚いたけども、
こんなに若々しいというか、読みやすい文章になるものか、
驚きと感動と、なんというかな、ともかく
まともな状態で読めていない、おのぼり的な具合でありましたが
先生の小説を読んだのでありました
先生などと呼んでいるわりには、
実際のところ、先生の作品を芥川賞をとったそれはおろか、
数々のポルノ作品についても読んでいないのであります
いや、本当、自分のこの名前に圧倒されている感じが
恥ずかしくて仕方ないのですが、
さりとて、芥川賞作家のポルノという、
まぁ、キャッチーで仕方ないと思っていたそれ、
とうとう、最新作という形で読めた
ここに、いやおうなしに興奮していたわけでありました
私はバカだった
芥川賞作品も、いくつか読んできましたが、
ちょっと色物がかった作品ばっかりで、
まっとうといっていいのか、いわゆる、純文学というそれを
一つか、二つくらいしか読んでなかったので
なんというか、文章が綺麗だというのはわかるけども、
内容はさっぱり理解も共感もできないなどと
さめてみておったわけであります
むしろ、色物系と勝手に判断した芥川賞のそれこれに
近い何かを読めるかしらなんて
嘗めてかかったのが間違いでありました、
物凄く上手い、それなのに、凄く読みやすい
まぁ、この感激たるや、この興奮たるや、
語ることもできないそれでありました
内容については、私小説めいた告白をあれこれごたまぜにして、
独自の三島感や、谷崎感を織り交ぜて、
いろいろな知識と高度な文学表現を下地にして書いている(らしい)
ともかく、それが本当か嘘かもわかりませんが、
多分本当なんだろう、頭良すぎる人が、
ちょっとわかりやすく書いてみましたと、あけすけなほど
そういう具合に読めて脱帽だったのでありました
なお、今回は純文学だったので、いわゆるポルノ描写については
相当に抑えられていたようでありますけども、
それでも、わずか数行のシーンでありながらも
物凄く、手に触れられるような描写というか、
読んでいて、そのまま絵というか映像になるような
この感じが、まぁ、久しぶりに凄いの読んだと
快哉なのでありました
面白いとか、そういうのではなく、
読書体験として素敵であったと
わけのわからない感想を抱いてしまうのであります
多分に、宇能ネームに気圧されているのでありました