一千兆円の身代金 作:八木圭一
ミステリーが読みたいと思ったので、
さらっと手にとってみました
このミス大賞で評価を受けたとのことで、
どんな難しいトリックが出てくるだろうか
などと、勘違いして読んでしまったわけであります
ミステリーというのは、必ずしも、
凄いトリックとかが入るものではないのですね
それなりに読みました
正直なところ、肌に合わないという感じでありまして、
どうも、テーマが政治すぎるといいますか、
いや、政争関係の小説は好きなんだが、
これはもっと違って、なんといいますか
作者の思想なのかわかりませんが、どうも、
振りかざされる正義めいたものが、
白々しく思えて、感情移入できなかったのであります、
小説としては、そんな部分よりも、
特捜の男女刑事の関係だか、成長だかのほうが
読みたかったかなと思うようなところでありました
全体のテーマというか、こめられたメッセージのようなものは、
よくよく伝わってきたのでありますが、
共感というではなかったため、残念でありました
しかも序盤から、おおよそ犯行というか、
事件の全容がわかる、予想ついてしまうという、
親切設計といいますか、事件の内容、複雑さについても
かなり簡単でありまして、
小説全体のうち、半分くらいがいわゆる、
そういった社会に対する怨嗟や、批判といったところに費やされ、
小説読んでいるのか、そういう本読んでいるのか
よくわかんない具合でありました
なんとなし、原発ホワイトアウトとも似たような、
肌に合わない作品だったと
自分の思想に問題があるのかもしれないとも
思ったり感じたりしながら、読んだのでありましたとさ
ミステリーが読みたいと思ったので、
さらっと手にとってみました
このミス大賞で評価を受けたとのことで、
どんな難しいトリックが出てくるだろうか
などと、勘違いして読んでしまったわけであります
ミステリーというのは、必ずしも、
凄いトリックとかが入るものではないのですね
それなりに読みました
正直なところ、肌に合わないという感じでありまして、
どうも、テーマが政治すぎるといいますか、
いや、政争関係の小説は好きなんだが、
これはもっと違って、なんといいますか
作者の思想なのかわかりませんが、どうも、
振りかざされる正義めいたものが、
白々しく思えて、感情移入できなかったのであります、
小説としては、そんな部分よりも、
特捜の男女刑事の関係だか、成長だかのほうが
読みたかったかなと思うようなところでありました
全体のテーマというか、こめられたメッセージのようなものは、
よくよく伝わってきたのでありますが、
共感というではなかったため、残念でありました
しかも序盤から、おおよそ犯行というか、
事件の全容がわかる、予想ついてしまうという、
親切設計といいますか、事件の内容、複雑さについても
かなり簡単でありまして、
小説全体のうち、半分くらいがいわゆる、
そういった社会に対する怨嗟や、批判といったところに費やされ、
小説読んでいるのか、そういう本読んでいるのか
よくわかんない具合でありました
なんとなし、原発ホワイトアウトとも似たような、
肌に合わない作品だったと
自分の思想に問題があるのかもしれないとも
思ったり感じたりしながら、読んだのでありましたとさ