ぼくは猟師になった 著:千松 信也
えらい本格的な本で、面食らいました
これは面白い、凄い、よくわかる
賞賛を浴びせまくってしまうわけですが、
懇切丁寧に、狩猟生活のそれこれと、ノウハウを紹介した
優れものの本でありました
冒頭に著者が説明したとおり、入門用になればという
その一心が伝わってくるような、
猟師という生業についての懇切丁寧な説明が
大変わかりやすく、面白かったのでありました
読んでいてというか、まず著者からして凄いなと
序盤の、さらっと書いてある生い立ちだけで衝撃を受けたのですが、
どうにも天才肌というか、非常に頭がよい人の様子で
ぼんやり獣医になろうと志して、北大目指せたりできちゃう、
でもやめたつって、あまつ、文転して京大入っちゃうとか
どうにも、頭のできが違うなとおののくのであります
もっとも、そんなところを自慢するようなところなぞ微塵もなく、
学生となって、自分が何をするのかということに
真剣に悩んでというか、向き合って、
ああ、もともとの人間のできばえが違いすぎるなんて
完全にやられてしまったのですけども、
あの有名な京大の寮に住んでおられたようで、
そこがまた、この猟師稼業について
寛容であったというのも面白いところだななんて
思わされたのでありました、閑話
と、まぁ、そういうことはさておいて、
実際手探りで猟師になろうとしていく、
しかも、罠猟というジャンルでやっていこうと考えるというのが
肝でありまして、このジャンルの説明からして、
ニッチかどうかなんぞわからないんですが、
どうも、猟師というニッチ稼業の中でさらにニッチなのを
選んでいっている様子が、非常に面白い
別に凄いこととか、面白いことを書いているわけじゃないのに
ぐいぐい引き込まれるのであります
なんせ読みやすいのである
あとは、図解つきで、捌き方や、罠の仕掛け方まで紹介していて
とても親切なつくりになっておりました
大変面白いというか、猟師になろうという人は
ひとつ読んでみたほうがいいんじゃないかしらと
興味本位の一人でしかないものの、
誰かに勧めてみたいと思うような
ステキさを秘めていたのであります
そしてやっぱりというべきか、猟師稼業をすると
知らぬ間に民俗学的な素養が高まってくるのか、
いくつかの雑草刈から食料調達したり、さまざま
自給自足に挑むという姿が凄いのでありますが、
なんというか、実験というのが適当な感じがする
不思議な生き様と挑むさまに、
なんとも、楽しく読み終えたのでありましたとさ
しかし、罠は、捕まえる足まで想定して仕掛けてるとか、
ちょっと驚いたというか、ああ、そういえば
最近山の中、ふらふら歩いてるけど
下手すると、こういうのにかかるかもしれないのかと
2月半ば過ぎるまでは、入らないほうがいいのかもと
いまさらながらに思ったのであります
えらい本格的な本で、面食らいました
これは面白い、凄い、よくわかる
賞賛を浴びせまくってしまうわけですが、
懇切丁寧に、狩猟生活のそれこれと、ノウハウを紹介した
優れものの本でありました
冒頭に著者が説明したとおり、入門用になればという
その一心が伝わってくるような、
猟師という生業についての懇切丁寧な説明が
大変わかりやすく、面白かったのでありました
読んでいてというか、まず著者からして凄いなと
序盤の、さらっと書いてある生い立ちだけで衝撃を受けたのですが、
どうにも天才肌というか、非常に頭がよい人の様子で
ぼんやり獣医になろうと志して、北大目指せたりできちゃう、
でもやめたつって、あまつ、文転して京大入っちゃうとか
どうにも、頭のできが違うなとおののくのであります
もっとも、そんなところを自慢するようなところなぞ微塵もなく、
学生となって、自分が何をするのかということに
真剣に悩んでというか、向き合って、
ああ、もともとの人間のできばえが違いすぎるなんて
完全にやられてしまったのですけども、
あの有名な京大の寮に住んでおられたようで、
そこがまた、この猟師稼業について
寛容であったというのも面白いところだななんて
思わされたのでありました、閑話
と、まぁ、そういうことはさておいて、
実際手探りで猟師になろうとしていく、
しかも、罠猟というジャンルでやっていこうと考えるというのが
肝でありまして、このジャンルの説明からして、
ニッチかどうかなんぞわからないんですが、
どうも、猟師というニッチ稼業の中でさらにニッチなのを
選んでいっている様子が、非常に面白い
別に凄いこととか、面白いことを書いているわけじゃないのに
ぐいぐい引き込まれるのであります
なんせ読みやすいのである
あとは、図解つきで、捌き方や、罠の仕掛け方まで紹介していて
とても親切なつくりになっておりました
大変面白いというか、猟師になろうという人は
ひとつ読んでみたほうがいいんじゃないかしらと
興味本位の一人でしかないものの、
誰かに勧めてみたいと思うような
ステキさを秘めていたのであります
そしてやっぱりというべきか、猟師稼業をすると
知らぬ間に民俗学的な素養が高まってくるのか、
いくつかの雑草刈から食料調達したり、さまざま
自給自足に挑むという姿が凄いのでありますが、
なんというか、実験というのが適当な感じがする
不思議な生き様と挑むさまに、
なんとも、楽しく読み終えたのでありましたとさ
しかし、罠は、捕まえる足まで想定して仕掛けてるとか、
ちょっと驚いたというか、ああ、そういえば
最近山の中、ふらふら歩いてるけど
下手すると、こういうのにかかるかもしれないのかと
2月半ば過ぎるまでは、入らないほうがいいのかもと
いまさらながらに思ったのであります