CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台湾で食べた胡椒餅と葱抓餅

2014-02-05 20:17:21 | 台湾
唐突に思い出したかのような話題
台湾であります
実は、ひっそりこっそり、5月に続いて12月にも
ぶらり台湾旅行をしてきたのでありました
二回目ともなると、かなり慣れたもので
また、地下鉄が驚くほど伸びているということに気づいて
あっちこっち、移動し放題だったわけであります

と、そんな観光なにかれの話しは
またいずれとしまして、今回はジャンクフードと呼んでよいのか、
朝の台湾屋台でさらっと買うことができる
ステキな重たいおやつ二品であります

胡椒餅(フーチアオピン)

これは、台湾ガイドブックにも食べるべし
などと紹介されている非常に有名なそれでありました
第一回旅行で、龍山寺に行ったにも関わらず
本格の胡椒餅が食べられなかったため、
その一番美味しいそれはわからないものの
さらっと、朝の屋台で買って食べました
路上のどこでも売られているので
ささっと買って食べられるのがステキであります
だいたい30元前後であります

中身はジューシーな、肉とか野菜とかでありまして
外側はパンのような生地で丸められております
胡椒がふんだんに使われていて、香ばしくてよい
噛むと、いわゆる「餡」の部分から肉汁がほとばしるようで
これがまた、非常にうまい食べ物なのでありました
台湾独特の香辛料でもないのですが、
胡椒がぴりっと利いておりまして、葱と脂で
朝から重たいけども元気になるわなと
思わず、二つくらい食べたくなるようなステキな物体であります
揚げてあることも考えると、
いわゆるカロリー的なそれは高いと思われる
だが旨い、本当に台湾はいいところだ

そしてもう一点、似たような食べ物でありますが
こっちは、日本でいう安いお好み焼きというか
小麦粉的なものを焼いたクレープ状の物体
葱抓餅(ツオンツワピン)であります

葱が入っていて、とんでもなく辛いタレをつけて
折りたたんだクレープ的なものであります
卵をつけてもらうこともできて、
これこそ朝ごはんといった感じで
非常に手軽に食べられます、
こちらも30元前後、しかし、とてつもなく辛い

このタレが曲者なのでありましたが
まぁ、辛いなんてもんじゃない
後に引く辛さでありまして、一瞬ですまない
ずっと、ぼんやりと口の中が温かい
そんな気持ちになれる辛味がたまらないのでありました
朝ごはん食べたにも関わらず
屋台で見つけてつい食べてしまったのですが
これもまた、非常に美味しいものだったのであります

この二点が、とりあえず食べる的な内容としては
抜群だったんじゃなかろうかと
きわめて、一般的な感想を書いておきつつ
台湾の食の旨さと安さについて
感激したという、そんなお話なのでありました

好きだモノ。。。02「腕時計」

2014-02-04 20:11:49 | ドラマ映画テレビ感想
第一回のメガネで終わってしまうんじゃないかと
危惧しておりましたが、
なんてことはなく、第二回目として腕時計で再来
前回よりも、スタジオ分が少なくなっていて
個人的には、より面白い番組になってたと
そんな風に思うのでありました
なかなかよかった

ただ、腕時計としたものの、
これがまた、恐ろしく奥が深いんだろうと
心配したとおりに、なかなか深堀までいかなかった
そんな印象も受けたのでありました
時計師とか、実にいい、素晴らしいと
その世界の扉を開いてくれたのは、
これこそNHKの番組と、手を叩いて喜んだ情報でありましたが
いかんせん、腕時計とくくったがためなんでしょうか、
腕ではない時計の情報とのどっちつかず感が
なかなか、苦しい編成であったように思うのでありました
いや、あれを、時計と広範囲にしたら
いよいよあの時間で紹介されるわけもないと
わかってはいるものの、古い話しに遡ると
どうしても懐中時計、機械時計といえばそこにいきつくと
それを思い知らされるばかりなのでありました

しかし、紹介されていた数々の時計には
なんというか、まさにモノ語りという、
この番組のテーマが凝縮されていたようで楽しかったですな

和時計というステキすぎるそれとか、
3億円もする機能による価値が認められた時計とか
目がくらむほど面白い内容でありました
宝飾のそれという見方をしがちだけども、
本質はそこではないというところに
なんというか、モノ語りなるものをひしひしと感じたのであります
あんなに紹介されたら、ぜひとも欲しいなどと
ついつい願ってしまうものであります

なにげに日本の凄さということで、
クォーツのくだりや、電波時計のくだりなんかも
楽しく見せられたのでありますが
次回、どのジャンルでくるのか
和食人気にかこつけて、食べ物できそうだなと
思ったりなんだったりしながら
なんだか楽しみで仕方ないのでありました
次のスペシャルは、春暖かくなってからでありましょうか
また、やって欲しいのであります

【読書】エルサレム ダビデのカナン統一

2014-02-03 20:44:54 | 読書感想文とか読み物レビウー
エルサレム ダビデのカナン統一  作:中野太郎

旧約聖書を下地にした、
ダビデ王のお話でありました
正直、このあたりのことは全く知らなかったので
勉強がてらというところでありました
ユダヤ教の話しかと思いましたが
そういうわけではなく、
ダビデ王という人物が、どのようにイスラエルを建国したか
まぁ、そんなお話でありました
どうやら、旧約聖書の一節になるのだそうでして
実在した王様であり、
また、神に選ばれた<聖別>という儀式を受けた
救世主ことメシアだったとそんな筋書き

正直なところ、小説としてはなんというか
同じことの繰り返しで面白みに欠けてしまうのですが、
実際の伝説もこうであるなら仕方ないところ
なんというか、ご都合主義もてんこ盛りというか
結構残虐な描写や内容でありながらも、
内容は、童話に近いといってしまったらいいのか、
深みのあるそれこれよりも、
道徳的な教えを導くためのお話のような
そういう印象を受けるのでありました

凄まじい徳によって、倒した敵はみんな感服して、
メシアであるダビデにひれ付するというか、
従属してしまい、また、ちょっとでも性根の悪いやつは
みんな神の名前の下に、滅亡させられるという
大変わかりやすいというか、一方的な物語でありまして
都合よく、未亡人とか、身寄りのないとか、旦那が死んだとか
そういった女性とほいほい婚姻を結び
どの妻も、他に妻をとることを許容するという
これは、あちらでは一般的な考え方なのかもしれないが
なかなか、字面にされると不思議というか
これがハーレムというやつなのかと
間違った感心を覚えてしまうのでありました

内偵に3日間入っている間に
敵の将軍にまで抜擢されるとか
ちょっと無理というか、これはもう、凄いはしょった内容なのかと
不思議に思うほどの展開ながらも、
なんだかんだ、苦戦することもなくあっさり勝ちを繰り返し
気づいたら、カナンと呼ばれるイスラエル全土を治めることになったと
そんなことを読みながら、
ちょっとだけ、この時代というか、伝説を知ったのでありました
ゴリアテというのは、このダビデに殺された巨人だったのですね

軍師官兵衛  死闘の果て

2014-02-02 20:41:10 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
無事視聴完了であります
今週は、また小競り合いに気合を入れてくれて
非常に楽しかった、いいなぁ、
ああいうのが見たかったんだよ
そんな気持ちでいっぱいなのであります

どうせなら講談のように、派手にわかりやすくと
思ったのかどうかは、怪しいものでありますが
非常に解りやすく武兵衛が死んでしまったのが
なんというか、哀しくもありというところでありました
いや、母里親子の死に様がというべきなんだろうかな
ともあれ、そこまで、官兵衛との絆を作るまでもなく
ささっと退場となった印象で
なんというか、ちょっと残念でありました
見所はたっぷりだったし、よかったのに
惜しいというところであります

さて、物事の流れうんぬんは、どうしても織田と対比されてしまうから
御着や、姫路の小競り合いが、大きな戦に見えない
実際大きな戦じゃないんだけども、この感じが
残念感を増してしまっているんじゃないかと
考えさせられてしまうのであります
まるで別の物語として、秀吉が行われているといいましょうか
とっとと、合流して欲しいものであります

で、よかった小競り合いでありますが、
撮影の都合もあって、多分、序盤の小競り合いのときと
同じ日に撮ったんじゃないかなと邪推してしまう
そんな天候と、日差し加減がなかなかどうして、
夜襲だったはずなのに、払暁はおろか
もう昼だったように見えてしまったのが
少々残念ではありましたが、
それはもう仕方ないものとして、サービスシーンよろしく
一騎打ちが描かれたのがよかったと
素直に喜ぶのでありました

清盛と義朝を思い起こさせるような、
なかなか面白い殺陣というか一騎打ちでありました
ちょっと演舞にすぎるというか、
泥臭さがなくて、洗練されすぎていると
見とれたものの、もう一声などと思ってしまったところ
足を刺してからの、相手の刀を篭手で受けて
そのままひねり切るなんていうのは
渋くてステキだと、興奮しきりでありましたが
音というかSEが凄すぎて、
またご飯中の視聴者が逃げていく音が聞こえたようにも思うところ
よかったんだけど、こういう自分好みのそれが増えると
どんどん悲しいことになってしまうように思われます

そして、急速にキャラ立ちが進んでいく黒田二十四騎
ギャグ担当なのかと思うような、太兵衛がステキで
今後に期待したいと、
いつか、福島とオリーブオイル飲み比べをしてほしいと
願ったりなんだったり
楽しみなのでありました

【映画】TRICK トリック劇場版 ラストステージ

2014-02-01 20:36:10 | ドラマ映画テレビ感想
1000円だったので見てきました
考えてみると、1000円デーって、
3作くらい見ようと思えば見える日なんだな
3月は考えておこう
などと思いつつ、年末年始にかけて
番宣をかねたトリック祭を見ていたところ
案の定というか、やっぱり見たいかななんて
ほだされた感じで見てきたのであります

トリックだった

感想としては、それだけで十分でなかろうか
あの、10年以上も前のあのテンションというか、
雰囲気というか、良いも悪いもトリックのそれでありました
そして、最終回だからでありましょうという
様々な小ネタに満足しつつ
ただ、オチの部分については、知らない人は置いてけぼりという
なんというか、ちょっとだけ残念な按配でありました
あれは、年をとらない仲間由紀恵が悪いんだろうか
昔の画像とあわさってんのにまったく違和感がないというか、
終始、山田演技が完璧でありました
山田のままだった、あれは山田だ、凄いな
上田もずっと上田だったし、
二人の古い映像が出てきても、さっぱり古いとか思えなかった
だからこその企画だったんでありましょうね

さて、そんなわけで、あいかわらずの
さほど、そのトリック自体はどうでもいい、
というか話しの筋すらもどうでもいい
役者が、わざとデキの悪い喜劇を演じるという
あの独特の笑いが楽しい作品でありました
あの頃はあんなに先鋭的というか、先進的に見えたのに
今やられると、なんというか、食あたり気味になるのが
なんというか時代を感じさせるのでありました

とはいえ、さっぱり面白くないなんてことはもちろんなくて、
なぜかといっていいのか、NHK「七つの会議」メンバーが、
すらっと出てきて、それぞれがいいポテンシャルを発揮というか
まあ、吉田鋼太郎が怪演すぎて素晴らしかった
本当にあの演劇的な演技というのは面白い
しかも、それをわざとらしくやってほしいという要望に
演技で抜群に答えていたというのが
まぁ、本当、どうなってんだろうなと呆気にとられるのでありました
凄いよかった、上手い俳優さんが大根とはまた違う
上手いんだけども下手な演技をするという
高度すぎてわけわかんないところが
凄い笑えて仕方なかったのであります

ただ、以前のように、伏線につぐ伏線を回収というか
ちゃんとした種明かしに導かれていく感じがあんまりなくて
あのミサンガはどうしてなのかとか、
むしろ、下ネタ関係があんまりなくて残念だったりとか
ちょっと、時代によって許されなかったのかと
かんぐってしまうような内容でもありましたが
おおむね満足なのであります

ともあれ、やっぱり大殊勲というか
一番凄いのは、あれをちゃんとやりきった仲間由紀恵でなかろうかと
頭が下るというか、最後まで貞子が見られてよかったと
思うのでありましたとか