アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

カイノキ(楷の木)の実

2007-12-11 | 動物

 麗澤大学には、大きなカイノキ(楷の木が2本あった。12月7日のカイノキとは別の場所にある大きなカイノキ(雌株)には、沢山の実がついていた。
(撮影2007/12/10 13:00頃)
ウルシ科 カイノキ属
学名「Pistacia chinensis Bunge」
別名「カイジュ、トネリバハゼ、ランシンボク(爛心木)、ナンバンハゼ(南蛮櫨)、クシノキ(孔子の木)」


 5~6mmの球形の実が房状についている、熟したものは黒くなる。
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 木の上の方で実っているたくさんの房


 大きなカイノキ


 カイノキの周辺の様子


メモ
・カイノキは直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っているこから楷書にちなんで名付けられたとされる。
・別名のクシノキは、山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたこの木が代々植え継がれていることに由来する。また各地の孔子廟にもうえられている。このように孔子と縁が深く、科挙の進士に合格したものに楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされる。
・日本には1915年に孔林で採られた種子が伝えられ、東京都目黒区の林業試験場(現在の林試の森公園)に植えられた。
・雌雄異株で樹高は20-30m、幹の直径は1mほどになる。 葉は偶数羽状複葉だが、奇数の葉が混じることがある。小葉は5-9対で倒卵披針形で濃い緑色をしている。秋には美しく紅葉する。 花は円錐花序で、4-5月に葉に先立って花を咲かせる。雄花は淡黄色、雌花は紅色を呈する。 秋には5-6mmの赤い球形の果実を房状につける。実は熟すると紫色になる 。
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