アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

再びツタの紅葉とツタのお絵かき

2007-12-14 | 動物

 農家のコンクリートの塀に、綺麗に紅葉したツタの葉と、まだ伸びようとする蔓があった。さらに気をつけてを見ると、塀の下の方には、ツタがお絵かきをしたような綺麗なテンテン模様、上の方には、真っ黒なツタの実があった。
(撮影2007/12/12 13:30頃)

ブドウ科 ツタ属
学名「Parthenocissus tricuspidata」
別名「アマヅラ、ナツヅタ、モミジヅタ」
(クリックで拡大します)


 コンクリート塀にしっかりくっついて紅葉しているツタ。


 グラデーションが美しいツタの葉を小さな吸盤がしっかり支える。


 まだまだ、伸びようとするツタの蔓の先にも小さな吸盤が見える。


 ツタの葉が落葉した後は、お絵かきしたようなテンテン模様。


 ツタの根元は、沢山実をつけた立派な太い木になっている。


メモ
・ツタはつる性の落葉性木本。
・葉は掌状に浅く裂けるか、完全に分かれて複葉になり、落葉性。
まきひげの先端が吸盤になって、基盤に付着する。
・5枚の緑色の花弁を持つ小さな花をつける。
・ツタという言葉は、ツタ属の植物を総じて称することもある。
・ツタ属植物は、アジアから北アメリカに15種が自生し、日本にはツタ P. tricuspidata のみが本州から九州に自生する。
・「つた」の名称は他の植物や岩に「つたって」伸びる性質から名づけられた。建物の外壁を覆わせ、装飾として利用される。
・日本では古来から樹液を甘味資源として利用していた(アマヅラ)。
・ナツヅタの名は、ウコギ科のキヅタのことをフユヅタということがあり、それとの対比である。
・英語では単にアイヴィー(Ivy)というとキヅタの類を指すことが多い。
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より