アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

モチノキの実

2007-12-22 | 動物

 近くの農家の大きな生垣のモチノキに赤い実がついた。
モチノキの実は鳥の大好物だそうだが、鳥はまだ見つけていないようだ。
クロガネモチと同じ仲間だが、実のつき方も大きさも異なる。
(撮影2007/12/18 16:00頃)

モチノキ科 モチノキ属
学名「Ilex integra」
(クリックで拡大します)


 モチノキの赤い実


 果実の先端には4つに分かれためしべの跡が褐色に残っており、
中には4つ種子がはいっている。。


 人の背丈をはるかに越え、綺麗に手入れされたモチノキの生垣。


メモ
・暖地の海岸に近い常緑樹林に多く見られる。
・大きなものでは、樹高30mになることもある。
・樹皮から鳥もちが採れ、品質は本種のものが最上とされた。
・名前もその特徴に由来する。
・花期は4月、前年枝の腋に黄緑色の花を多数咲かせる。
・雌雄別株で、雄花は枝に蜜につき、雌花は緑色の子房が目立つ。
・11月~12月には、1cmほどの果実が赤く熟して美しい。
      日本文芸社「樹木図鑑」より