アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ユズリハ(楪、交譲木または譲葉)の実

2007-12-17 | 動物

 麗澤大学に大きなユズリハの木に沢山の実がなっていた。ユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。
(撮影2007/12/10 12:30頃)
ユズリハ科 ユズリハ属
学名「Daphniphyllum macropodum Miquel」

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 ユズリハの大きな木


 ユズリハの葉の表から見ると


 ユズリハの葉を裏から見ると実がたくさん


メモ
・ユズリハは雌雄異株の常緑高木。高さ6m内外。
・若い枝と葉柄は紅色を帯びる。
・4~5月頃緑黄色の小花を総状につける。
・楕円形の核果は11月頃熟して暗緑色となる。
・新しい葉が生長してから古い葉が譲って落ちるので、この名がある。
・葉を新年の飾り物に用いる。
・枕草子には「ユズリハのいみじふさやかにつやめき」と書かれている。
      広辞苑より