水戸植物園の池でコウホネ(河骨)が満開だった。
スイレン科 コウホネ属
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↓ ラクウショウ(落羽松)の大きな木が池を囲み、その中で群生していた。
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↓ コウホネ(河骨)の群生。比較的水の浅い場所に群落をつくる。
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↓ コウホネの葉には、水中葉と水上葉がある。
水中の葉は薄くて細長く、水底にあって水面にでてこない。
水上葉は水深が深い場所では浮葉となり、浅い場所では立ち上がって抽水葉となる。
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草津でみたコウホネ 撮影2008年7月1日
メモ
・名は、川底の土中をはう白い根茎を白骨に見立てたもので、河骨がコウホネとなった。
・根茎を乾燥したものを漢方では、川骨(センコツ)と言い、強壮剤。
・花びら状に見えるものは、がく片(5枚)、花後は緑色になる。
・内側にあるリボン状のものが花弁。
・中心部に雌しべ、周りを多数の雄しべが取り囲む。
・水位変動の少ないため池などに生育。
山渓ポケットガイド「野の花」より