黄色い花のように見える苞が目立つパキスタキスが開花していた。
この苞は4列で重なり合っている。
横に白くみえるのが花。
数年前に我が家の庭でも沢山咲いた。(わが家のパキスタキス 撮影2006年9月)
冬の寒さに面倒を見切れず、消えてしまった。
キツネノマゴ科 パキスタキス属
茨城県植物園温室
撮影2010年3月3日
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↓ パキスタキス・ルテアの説明プレート
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メモ
・常緑低木。
・紅色のベニサンゴバナも仲間。
・名前は、花穂の形からギリシャ語「厚い穂」に由来。
・花ことばは荘厳。
・葉は細長い楕円形で、長さ8~15cm、葉脈が目立つ。
黄色く花に見えるのは笣で4列になって重なりあう。
花は笣から突き出る白色の小片。
・原産地は中央アメリカ、メキシコ、ペルー。
・草たけ(茎の長さ)は20cm~50cm、花径2cm
花期5~10月
・生育環境は非耐寒性。
・夏の高温多湿を嫌うが、15℃以上を保てば、周年笣を観賞できる。温室内では、オンシツコナジラミ、アカダニに注意する。
参考文献 日本文芸社「季節の花図鑑」