森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

篤姫44回「龍馬死すとも」

2008-11-03 00:57:34 | ドラマ (大河)
    見せてあげたかったなぁ、龍馬に。
    七つの海や、大陸を・・・・。



新しい時代の夢を語っても、政治的権力には興味がない龍馬。

「狙われていると分かっていたのに迂闊すぎるよ。」とだんな。
「もっと誰かが守ってあげるべきだったんだ。」

一体誰が?
この時代誰が誰を守れると言うのだろう。


        



だから、
「私が大奥と徳川を守る。」と言い切った天璋院はカッコ良かったです。


龍馬の死を知った帯刀の整理の付かない驚きと悲しみには、胸が打たれました。瑛太さんの演技が光りました。カメラが近かったですよね。なんて言うか見せ所でした。

また今回は、帯刀が非常に活躍しましたね。

「大政奉還」には思っていた以上に、深い意味があったのですね。この流れは結構史実に忠実だったようで、Wikpediaの「大政奉還」の所を読むと、今日の復習になりました。
ココ→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%94%BF%E5%A5%89%E9%82%84


なんとなく勝海舟の話を聞いていたらイギリスの名誉革命なんかを連想してしまいました。あれも細かいこというと無血ではなかったのですが、血を伴わない革命を願っていた者たちがいたんだと、そんな男達の正義を感じました。

だからなのか、岩倉、大久保、西郷が極悪人に見えてしまいましたよ。困ったものです。


「大政奉還」に動揺していた天璋院は、勝海舟に状況の説明を受けます。そして会った事のない坂本竜馬と言う男の死を知らされます。また、彼と帯刀が大政奉還に力を注いだことも知るのです。
小松帯刀がそれを強く推し進めたと言う言葉を聞いて、動揺する天璋院でしたが、その真意を知った時、彼女の中にも強い決意が生まれるのでした。

帯刀と龍馬、そして篤姫はおなじ年に生まれたもの同士。そして同じ時代を生きる同志。

このシーンは天璋院と勝海舟が対峙して、話しているだけなのですがいいシーンでした。
人は死んでも、尚思いは受け継がれていくのだ・・・・と言う意味のサブタイトルだったのですね。



そしてラスト。
主役復活です。
―徳川は安泰。なぜなら私が守るから。

並々ならぬ決意の前に、和宮も本寿院さえも、みなの心が一つになっていくところで良かったです。

近頃ようやく小説の「天璋院篤姫」を読み終わりました。和宮の扱いは断然ドラマの方が、好きですね。ドラマチックじゃないですか。


チラッと気になったことですが、天璋院は後家さんになった途端に着物が地味になって気に入らなかったのですが、和宮の着物は相変わらず綺麗です。嫁と姑と、ちょっと意識して衣装を決めているのかなあ。




・・・・・庭田嗣子が逝ってしまいました。
コメント (4)
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