2006年1月2日にこのブログを始めました。1447日、この記事で1000記事になりました。
誰も気がつかない
誰も見ない
だけど、私はそこに居る
日の光をきらきら受けて
吹く風にゆれながら
積もる雪の重さに耐えながら
私はそこに居る
森の中で 多くの木の中のその中で
だけど たしかに そこに居る
そんな詩から始めた私のブログでした。今振り返ってその頃の記事を読むと、凄く短い文の中に、自分の中のワクワクするような気持ちが溢れていたように感じるのです。今から何が始まるのでしょう。この先には何があるのでしょうかという気持ち。
楽しかったから、ずっと続ける事が出来たのだと思います。
そしてそれは、ここを訪れてくださった皆様に支えられていたからだと思います。
本当に感謝です。 ありがとうございました。
ところで、「1505」と言う記事を読んでいたら、私は1000記事の時は一人でワインなんか飲んで祝ってしまうよなんてことを書いているんですね。でも、イザその日がきたら、そんな「祝う」というような気分ではない事に気が付きました。
1000は到達点ではなくて、通過点なのですね。
この先には何が待っているのでしょうか。
―誰かと出会う喜びか、
誰かと別れていく寂しさか・・―
未来はいつだって悪戯少女のように微笑んでいる様な気がします。
悪意なき微笑を信じれば、光の道が開かれて、その微笑を疑えば闇の道に迷い込む。
私はこの先も、何かを信じて何かを探して、ここに居ます。
「もうしあなた、良かったら、気紛れにこの場所をまた訪れてくださいましね。」
と、少女が言い、老婆が言い、そして私が言う。
朝の光の下では、こんな文章は書きませんが、夜の闇を補う人工光の下では、そんな言葉を使いたくなるのです。いろいろな私が混在して私が形成されているのですね。
私はずっとここに居ます。
そして様々な、あなた様を心よりお待ちしています。
1000記事で、自分のブログの原点みたいなものを思い出してみました。次は2000と言う数字に拘って、スタートを切りましょう。