トップ画像は、パムッカレからアチャコチャと休憩しながら、やっとたどり着いた「メブラーナ博物館」です。
「メブラーナ博物館」とは、
『イスラム神秘主義メヴラーナ教団の創始者であるメヴラーナ・ジェラール・ウッディーン・ルーミーの霊廟がある』場所です。
その前にバスから降りて、外観だけ見学したのは「インジェミナーレ神学校」です。
外観だけの観光では物足りない感じでしたが、街に降り立つと言うのはそう悪いものではありません。
「テルマエ・ロマエ」と言う漫画があるじゃないですか。その中で日本人の事を「平たい顔族」と呼ぶでしょう。
こんな街に降り立つと、その「平たい顔族」と言う言葉が浮かんできますよ。もちろん自分たちのことを言っているのです。
なぜなら、街を行きかう人が皆美男美女ばっかりなんですよ。
目がクリッと大きくて鼻がツンと高くて、そして上品な顔立ちなんです。
ちょっとでぶったおっさんズも、自転車に乗った生意気そうな中坊も、皆イケメン。
心の中で「うわっ」って小さく思って、ニマニマしていた平たい顔族のおばさんだったのでした。
じゃあ、そのイケメンの誰かにウィンクでもされたかって?
いやあ、そうじゃないのよ、あなた・・・^^
ワタクシ、枯山水の如く恋愛的な事には心ときめかないのよね。ドラマでも映画でも一番苦手なジャンルです。
それはね・・・・と言う前に、振り向いたらトラムが走ってました。
バスの中から見た街の風景。
そして「メブラーナ博物館」です。
その角度違い。
また別の視点。
霊廟なので気後れして、撮るべきものを撮ったとは言えないかも知れませんね。
ところで浅草などに行きますと、いつ日本はきもの文化がこれほどに復興したのだろうかと思うシーンに出会う事がありませんか。そしてしばらくすると、その着物を着てはしゃいでいるのは、海外からの旅行者だと分かるのです。
私いつもその場面に出会うと、微笑ましく思うのです。それと言うのも、私自身がその人たちと気持ち的には同類項で括られる者だからだと思います。
インドに行った時のサリー体験もとっても楽しく、地元の男性に褒められていい気になれたのも良い想い出です。
今度の旅行ではスカーフは必需品でした。
「前に行った時は、旅行者はうるさく言われなかったよ。」と星子さんが言いました。
「ううん。煩く言われなくても、むしろやりたいわ、私は !」と言いました。
今度の旅行の下準備が悪くて、旅の栞の最後まで検索できなかったくらいですから、前日にトルコのスカーフの巻き方を検索してみました。同じイスラムでも国によって巻き方が違うみたいです。トルコの方々はお洒落に楽しんでいるみたいですね。一回見ただけで、練習もしなかったので上手く行ったとは言えなかったです。
外で星子さんと一緒にはしゃいで写真を撮っていたら、目の前を若い美女が通り過ぎて行きました。
ばっちりと私を見るので、コスプレおばさんの私は照れて「うふふ」と笑いました。
すると彼女は美しく微笑んで、悩殺ウィンクを私に送ってくれたのでした♡
やはり女同士、気持ちは通じ合うと言うものなんだと思います。
上の画像の様なものでもっと私がメインの物を、翌朝ラインで姉妹に送ったら、
「地元のおばさん !」と言う言葉が並び、一番受けたかも。
「道端でなんか売ってる人を撮ったのかと思った。」など。
煩いやい。
笑っていただけて、それも楽しかったです^^
≪上の画像だと、スカーフがあまり分からなかったですね(^_^;)≫
この日も暑かったです。日本のお寺にも龍の飾りなどがある水のみ場(?)があるじゃないですか。ここにも素敵な飾りで湧き水が流れている所があって、皆がそこで水を飲んでいました。これは喉が渇いているからではなくて、信仰心からだと思います。清めているのですね。イスラムの人ではない私ですが、その水に触れて見たくて手を差し出してみたら、思った通り冷たくて気持ちが良かったです。
すると目の前の女性が、何か言いました。
そしてジャスチャアでその水で顔や首を清めよと教えてくれました。それで喜んでその水で顔や首筋などもピチャピチャと清めさせていただきました。
別れ際に覚えたてのトルコ語でありがとうと言うと、その女性と傍にいた子供たちも優しく微笑んでくれたのです。
そんなさりげない触れ合いが嬉しかった「メブラーナ博物館」でした。
薔薇の季節のトルコ。
メブラーナの特徴は、くるくる回る踊りらしい。その像です。↓