の続きです。
「鳥のみち」エリアから城址公園に向かう私たち。
そしてまたそこに着くと、私は三度目の「ウワァ~」を言いました。
なぜって、入り口から空掘の深い谷が広がっているんですよ。
そこの谷間を歩いていると、丘の上から矢が降ってくるような妄想に駆られます。という事は、私はこの守谷城を攻める方の人ですね。
この城址は、地形のみで建物は何一つ残っていませんし、再建の何がしもありません。それでも、古の城を思い描くことが出来る素敵な場所だと思いました。
親切な説明の看板がたくさんありました。
下の画像は「御馬家台」と呼ばれる曲輪(くるわ)
曲輪って何かと言ったら
「曲輪は地面を削って平らにしたお城の一区画のことです。」
つまり二の丸も本丸も、その曲輪の一つになるわけですね。
詳しい事をお知りになりたい方はこちらなどが分かりやすいと思います。→【お城用語をわかりやすく解説 曲輪(くるわ)編】
もしも城を攻めるとなると、あらかじめ間者を放ち、地形図などを手に入れて綿密に策を練ると思うのですが、そこで間者などに裏切られてしまうと、大変な事が起きると思います。リサーチ無しで「さっぱりここ、分からないわ。」状態になった私たちのように。
けっこうお城好きなんです。
だけど今までは、建物に存在する工夫に感心することが多かったのです。だけどこの守谷城址は、繰り返してしまいますが、その城が既に無くても、城の工夫が伝わってくるような場所で、「良いなあ」と思えました。
二の丸跡から見下ろした風景。
そして本丸に向かう橋です。
そして、やっと本丸。
この時、既に午後1時半。
看板の後ろにある階段を上って行き本丸跡です。
ああ、やっと・・・・と思っても、写真などは撮りませんでした。
なぜって、ただの原っぱなので。
つい足元の花なんかをパシャリと。
ニガナ
森が大好きで、時々鉄ちゃん、野の花マニアで去年から蝶も好き。
お城好き、足が悪いのにウロウロ散歩している私。
満足がいっぱいの、初めての守谷散策でした。
でもね、私、いつもなんかあるんだな、これが。
後一回、つづきます。