森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「世界で一番しあわせな食堂」

2021-05-01 08:08:48 | 映画

「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」に続けて映画の感想を書きます。

更新頻度が多くてすみません。

そう言えば今日は1日で映画の日だから、それにかこつけて映画の感想をたくさん書くのも良いかもしれませんね。

この「世界で一番しあわせな食堂」は4月7日に、近頃お気に入りの「キネマ旬報シアター」に見に行きました。

ご一緒した友人と、「今度はフィンランドに連れて行ってくれたね。」と見た後に感想を言い合いました。

美しい風景でした。

「羊飼いと風船」を見た時の感想で

>世界のあちらこちらに行きたいと思っても、それは不可能な事です。チベットの空と大地の境目がないような風景には、本当に心が洗われました。もうチベットには行かないですんだねと言うのが私と友人との共通の感想になりました。

と書いたのですが、「こんな時代」の今はもちろん無理な事ですが、そうでなくても世界中など回れる方はそうそうは居ないと思います。

短い時間でもフィンランドに行った気分になり、そして幸せを感じました。

 

恩人を訪ねて上海からやって来た中国人の親子。

その父親は料理人で、その尋ね人を探す約束で、たまたま立ち寄ったレストランで仕事を手伝う事になるのですが、そこで知り合った人たちとの交流が本当に素敵です。

確かにつらい過去がいっぱい。

シルカは何故この場所で、得意でも無いお料理を作り続けてお店をやっていたのか。

チェンが抱えていた問題は何だったのか。なぜ上海から流れて来たのか。

だけどそれはすべて過ぎ去った時間です。

その過去に向き合いながら、傍から見たら素敵がいっぱいの「今」を描いているように思えて、幸せな気持ちになってくるのです。

しかしこの映画は、俗に言う「メシテロ」です。

出てくるお料理が皆美味しそうで、本当にお腹がグーグーと鳴ってしまいました。

友人とも離れて座っていて良かったです。

 

「私たちの体は食べたもので出来ている。」と先日、友だちが誰かの言葉を引用して語っていましたが、まさにその通りだと思います。

中国料理の薬膳なども、ちょっと興味が湧きました。

 

 

ちょっとだけネタバレしてしまっていますが、

チェンの子供を地元の子供たちがヒソヒソしながら見ています。

あっ、嫌な予感 !

と、思ったら、次には仲良く遊んでいます。

強面のおじいちゃんたちが、なんだかよそ者を受け入れない雰囲気なのかと思ったら、それもまったくなくて、彼らの素敵な世界にどんどん仲間に引き入れてくれるのです。筏での釣り時間とか、サウナとか。

本当に嫌なエピソードなんかあったかしら ?

だから納得のラスト。

幸せな時間を持ちたい方にお勧めできる作品です。

作品情報は→こちら


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「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」

2021-05-01 00:00:42 | 映画

ようやく4月に見た映画の感想を書き始めました。

更新の間隔が短くなっていますが、私の中の4月をちゃんと終わらせようと、またちょっと頑張ってしまっているかもしれませんね。

☆     ☆     ☆

ドラマの「シグナル」が結構好きだったので、映画版も4月3日に見に行きました。

映画だからか三枝君(坂口健太郎)が、メチャクチャ頑張っていました。ボロボロになるまで戦っていて、なんだか映画だからってアクションをそこまで頑張らなくてもいいのになと、ちょっとだけ思ってしまいました。三枝のキャラの良い所って、そこじゃないような気がするのですよね。

だけどドラマのようにやったら「ドラマスペシャルでやれば良かったじゃん。」などと言われかねないので、そこはやはりいろいろと映画らしく頑張らなくてはいけないのですよね。

実は私、途中まで眠くて仕方がなかったのです。

見に行った日の午前中がずっと病院で、エネルギーを費やしていたと言うのが一番の原因だったと思うのですが、「つまらなくないのに、困ったな。」と思っていたのですが、あるシーンで一気に目が覚めました。

それはある女性の理不尽な死のシーン。

「そんなぁ!!酷すぎる !!」と思いました。

 

でもこの物語の良い所は、事件の根本的な所が修正できれば、事件は起こらないで、それに関わって死んだ人の復活も叶うと言う所ですよね。

 

この二人の関係が、本当に好きです。

またこの人との関係も。

連係プレーが良いですよね。

なるようになるのがこのお話だと思うのですが、それでも「あー、そうか !」と思うシーンもありで、まあまあ面白かったです。

しかし、原作が韓国なので、それで警察の腐りっぷりの描き方がそうなのかと思っていたのですが、もしも同じように腐っていたとしたら、そりゃ嫌だなぁと思ってしまいます。

あと、数行はネタバレしていますので、この画像の下に書きます。

それからまた、ラストに「ああ、三枝と桜井はとうとう大山に会うのね。」と思い、本当にワクワクしドキドキいたしました。

それなのに、あれはどういう意味なのかしら。そこにいた大山が消えてしまったのは何故 ?

また何か始まったと言う意味なのかしら ?

会せてあげたかったなと言うのが、私の本音です。

ネタバレで書いたのでついでに言うと(数行ではなくなった^^)、橋での大山狙撃阻止は上手くやったなと思いました。そしてマスコミにリークして、青木が犯罪者になる事を防いだのですから、良かったと思いました。

だけどどうやって過去の桜井に襲撃がある事を伝えたのかという事で、夫と語り合ってしまいました。

大山自身が頼んだのかしら。

こういうのは、あまり深く考えてはいけないのかも知れませんね(^_^;)

そうそう、小泉ミチル(奈緒)は生き返って良かった !!

作品情報は→こちら


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