「おせん」二回目も楽しんで見ました。
あっと言う間に終わってしまい、ああ来週が待ち遠しいと言うドラマが増えました。
ただ、傍で一緒に見ていただんなが、江崎のことを
「こいつはくずだ、バカだ、うざい。」と言い続けているものですから、だんだんイラついてきてしまいました。
家庭不和を招くうざい男、江崎、ある意味凄いです。
ただドラマの方は、家庭不和だった高校の先輩岡本夫婦の危機を、このミソ作りが間接的ではあっても救うと言うエピソードが織り込まれていて良かったように思います。
「同じ釜の飯を食う。」と言う言葉がありますが、それは家族のようになっていくと言うことを言っているのかも知れません。家族とは同じ食事を食べ続ける人のことを言うのかもしれないと、感じさせるものがありました。だから、良かれと思って別会計別食事にしてしまうと、二人の大人が同居をしているようになってしまった岡本の家は、それをわかりやすく見せるための対局の例だったかもしれません。
ところで、今週のうざヨッちゃん。
お茶もまともに入れられません。今時は学校の家庭科で男子も調理実習などやっていて、お茶の基本ぐらいは習います。板前修行中の人は、お茶の入れ方は関係ない?
ちょっと疑問に思ったシーンでした。
「お茶や豆は可哀相でも、俺は可哀相じゃないのか。」と切れる場面では、だんななどが
「お前は修行中だろ。可哀相なんかじゃない~。」とテレビと会話しているので、言えなかったのですが、少し共鳴してしまった私です。だって、人にも気遣ってあげるって必要なことじゃないですか。でも、その共鳴部分をぶっ飛ばす彼のセリフ。
「そんな風だから、、元彼に食い物の話ばかりしているって言われてしまうんだ。」←もっと嫌なセリフでしたよ。
この瞬間、私はだんな側に回ってしまいました。この男は、本当にダメ男として描かれているんだなと。
でも、転がり込んだ先輩の家で味噌汁を作り、なんでもないことだと思っていた、おせんの味噌汁を作るまでにしている普通の努力に気がつくと言う場面は、なかなかいい場面でした。ヨッちゃんの味噌汁も先輩には絶賛されていましたが、まずいと本人には感じたのです。しっかり台所には煮干からだしをとった痕跡があって、多分その味噌汁は美味しかったと思います。でも、彼の日常はもっとハイレベルの味で満たされていたのですね。
改心して戻ってきた時の、ヨッちゃんのセリフは良かったです。
「自分は世界一幸せな給料5万円です。」
が、私は彼が何処からあの草鞋と足袋を履いて走ってきたのかが、思い切り気になってしまいました。張り切って踏んでいましたが、岡本先輩にも踏ませてあげましょうよ~、とかも思ってしまったりして・・・・
とにかく、またも大きく成長する事ができた江崎ですが、こいつは今後もわかりません。なんたって、バカだから雇われたんじゃないのかと言われているくらいですから。
詳しいあらすじは→こちら
ちなみに、ワタクシも豆から煮て味噌を作ったことがあるんですよ~。自分で作ると、信じられないくらいの美味しさです。もう、奇跡の味噌ですよ。って、手前味噌もたいがいにせいと言う所ですね。
思い出したので、ちょっとメモです。
「五部五分とは分ける事ではなく、分かち合う事。」
いいじゃないですか~。だから祝日の家事は、五分五分で行こうよ~、あなた~
あの江崎の役柄はうざいですね^^;
原作はあんなじゃないのになぁ~~。
また遊びに来ますね。
そうですよね、原作の江崎はもっと感情移入しやすいキャラでしたよね。ドラマではこのまま、うザキャラで突っ走ってしまうのでしょうか。もう、「辞める~」と言うドタバタは無しということでお願いしたいと思っています。
そんな事言っていますが、今期のドラマの中では一番の楽しみな番組になってしまいました。
また、遊びに来てくださいね。私も伺います。