森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ドラマ☆いろいろ☆見ていたドラマの感想を。

2020-03-21 16:45:09 | テレビ・ラジオ

※ 記事には関係ありませんが、季節柄、花を添えました。

いろいろと今シーズンのドラマも最終回を迎えたので、その感想を書いていこうと思います。

今週はドラマブログをやっています。

ひとつずつ丁寧に書いてもみたいような気もしましたが、やはり私的には無理なので、少々長くなっても一気に書いていこうと思います。

 

〈月曜日〉

絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」。これは今までの「絶対零度」と言うタイトルが付いてきたドラマの中で、私的には一番面白く感じ、そして好きでした。チームワークも良くて、それぞれの自分との葛藤も良く描かれていたと思います。

ただ人は自分の心が生まれ落ちた故郷があり、その世界から抜け出すことは容易ではなく、その世界の中で生きたり成長したり死んでいくしかないのかなんて事を感じてしまったのでした。ある日、本人には何の落ち度もないというのに加害者家族になってしまった苦しみ。その世界から見える風景は、けっして普通の穏やかな風景ではないと思いました。

多くの犠牲を払って誕生してきた「未犯」。これは、だからこそ潰してはならないものなのか。それとも、だからこそ存在させべきではないものなのかー ?

とりあえず井沢の妻子を亡くした心の苦しみからは、何とか抜け出し一歩前に進めたので、良かったと思いました。

この問題がど真ん中に有ったので、お気楽刑事ものにはならずに重みがありました。

次回からはお気楽刑事もので良いので、続編希望です。

 

病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜

フツーに面白かったです。これは実話がベースなんですよね。高嶋さんが良かったです。有原の挑戦かも知れませんが、打ち出したことを粛々とこなし叶えていく倉嶋(高嶋)がいなかったら、この病院の改革は無理だったのだなと思いました。これは小泉孝太郎さんの演技によるのかも知れませんが、溜めがないから、次から次へと考え無しに言っているような気さえして、暴走特急ぶりだけはよく分かりました。こんな上司がいたのでは胃に穴が開くよなと思いつつ、ここは病院だから良いのかなんて思ってみたりしました。

 

〈火曜日〉

「恋はつづくよ いつまでも」

これは前にも書いたことなのですが、ターゲットが私たち世代ではないと思ってました。それでもヒロインの健気なお仕事ぶりが好きでなんとなく見ていたのですが、最終回だけは

「あっ、いっけなーい。見逃しちゃった。」で、何の問題もなかったような気がしました。ばっちりとターゲット世代のための内容になっていて、全編イチャイチャ。

あくまでも最終回だけの話ですが、見なければ良かったと後悔しました。これからは世代的に相手にされていないドラマには手を出さない事にしようと思いました。

 

〈水曜日〉

「相棒」の最終回記事は→相棒18 最終話「ディープフェイク・エクスペリメント」

「知らなくていいコト」の最終回記事は→ドラマ☆いろいろ 「心の傷を癒すということ」と「知らなくていいコト」

 

〈木曜日〉

「科捜研の女」

まだ最終回は録画してあって、未見です。だけど一年経ってしまったのですよね~。それだけでもしみじみとするものがありますよ~。私はあまり普段、「科捜研の女」はキチンとは見ない方なんです。だけどなんたって一年やっていたので、今までと違って見た方なんじゃないかと思います。意外と推理なども面白いのですよね、これ。人気が高いのも分かるような気がします。

ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜

これの前の番組がなんたって「ドクターX」で、これの後がキムタクのドラマ。その間で、桐谷健太さんの初連続ドラマ主演なのに、あまり視聴率的には振るわなかったのは痛かったかもしれませんね。お話的には普通に面白かったです。

この視聴率が振るわなかった理由に、東出さんの不倫騒動も確かに一因はあるかもしれませんが、そればかりじゃないと思うのですよ。なくても同じような視聴率だったのではないかしら。と言うのは、私的には桐谷さんと東出さんは声が同じトーンで、画面が騒々しい。

東出さんは、今度の騒動が起きてから、ある事を遠慮なく言われるようになってしまったと思うのです。

「大根役者」って。

実は私もちょっと前までそう思っていたのです。あの「花燃ゆ」の頃。朝ドラは良かったのになあと、ちょっとがっかりしていました。だけど「精霊の守り人」を見て、気持ちが復活しました。最初にキャストが発表された時、竜也さんがタンダをやったらいいのにと、その時もがっかりしたわけですが、のちの展開を見たら竜也さんは帝をやらなくてはならなかったのですよね。

そして東出さんに、ある事に気が付きました。彼はどんな役でも出来る人ではない代わりに、自分に合う役さえ選べばけっこういい役者さんだなと。自分は大した力もなく庶民であっても、ヒロインを支え続ける優しさと言うものを前面に出したら、これほどぴったりな人はいないと思いました。あの詐欺師のドラマのぼくちゃんも然りです。

なんでリアル世界での自分のヒロインを大切にしないんだって事ですよね。でもこの部分は、ご夫婦で乗り越えて行けば良い事で、預かり存ぜずということだと思います。まあとにかく、彼は「傲慢」になっている場合じゃないですよ。

足の長さだけでは、勝負なんか出来ない世界じゃないですかね。

と言いつつ、私はこっそりと気持ちの中では彼を応援しています。

 

〈金曜日〉

「病室で念仏を唱えないでください」

毎回泣いていました。僧侶で救命医と言う特殊な医者でありながら、医療物としては王道だったと思います。安心して感動させていただいていました。伊藤英明さんは好きな俳優さんで、この役はぴったりでしたね。

そう言えば、先ほど夫殿と3月29日にやる「陰陽師」の事を話していました。2001年の映画からすでに19年も経っているのですね。初々しかった陰陽師の相棒・博雅もオジサンになるわけですね。佐々木蔵之介さんの陰陽師も楽しみにしつつ、ちょっとだけ伊藤さんの「陰陽師」も見たかったなと思ってしまったのでした。

 

〈土曜日〉

録画でnhkの土ドラ「心を癒すということ」を見ていました。

「トップナイフ」は好きな俳優さんばかりでしたが、基本的には見ていませんでした。木曜日の「アライブ、がん専門医のカルテ」とこれは、身内にがん闘病患者がいるので、見るのも辛くて初回辺りから離脱しようと思っていたのです。だけどけっこう世間様では評判も良かったみたいですね。

夫が見ていてテレビでは掛かっていたのですが、背中を向けてのPCタイムでした。ただ少年を「あなたの子よ。」と押し付けられたり「違うから」と取り上げられたりの下りは、思わず振り向いて魅入ってしまいました。

今は、やはり録画で「トップナイフ」の時間帯にwowowde放映されている「パケードの誤算」を見る事が楽しみです。

 

〈日曜日〉

「テセウスの船」

これは明日が最終回ですね。これは本当に最終回だけ見たらいいんじゃないのと思いつつ、毎回見ていました。なぜって、毎回、本当にイライラしていましたから。ドラマをイライラして見てるって、それって楽しんでいると言えるのかってところですよね。このイライラを解消するには、最終回まで見なければということで、明日が楽しみです。(何かの罠にはまっているような気がします(^_^;))

 

「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」

これは大好きな作品でした。

「パンダ~!!!」とミスパンダになったレンが叫ぶと、なぜかすっきりしました。これの前に見ているのが「テセウス・・・」だからかも知れませんが、清野菜名さんの魅力全開の作品でしたね。もちろん横浜流星さんも素敵でした。

なんだかんだと言って、親に死なれてしまった子供、愛されなかった子供、構われなかった子供の後の物語でしたね。

すべてを忘れて未来に踏み出すレンと直輝。はちみつでの暗示をかけて・・・・・。

だけどラストシーン、偶然にも隣どおしに座った二人は同じようにパンケーキを注文して、同じようにはちみつを回しかける・・・・

ああ、どうなるのと言うところで終わり。

これの後日譚が、有料であるんでしょ。有料だから見ない !! いやいや、無い方が良いな。この終わり方で良いのになって思ったからです。明日はこれがないのかと思ったら、私は寂しいです。

 

あっ、もちろん「麒麟がくる」は楽しみに見ています。

 

と言うわけで(どういうわけだ ?)、ドラマブログは、もう少し続きます。


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7 コメント

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Unknown (閑斉)
2020-03-21 17:32:46
いつも沢山の考察を掲載ですね。
うちはほとんどを録画で見ていて、この中では「科捜研の女」と「麒麟がくる」だけですね。
歌番組は全部撮って聞き流しています。
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確かに (たたら)
2020-03-21 23:21:11
お邪魔しますm(_ _)m
『ケイジとケンジ』はまあまあ面白かったと思います。
私も東出昌大さんの「大根役者論」は、「そうかなぁ?」と思っています。
剣道をされていたせいかな、声が高めなので暗くて渋い役はハマらないのかもしれませんが、コメディー調の『ケイジとケンジ』は合っていたと思います。
世間であれだけ騒がれバッシングされまくって、それでも笑いを取りに行ってたのはむしろプロっぽいなと感心したりして……。
返信する
閑斉様 (kiriy)
2020-03-24 08:13:31
おはようございます。
いつもコメントをありがとうございます。
それなのに、お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
春はコロナばかりのせいで無く、いろいろと憂鬱な案件がたくさんあって(主に自治会などの・・)、気落ちしていました。
まあ、それはともかく(^_^;)
やはり「科捜研の女」は、人気ですね。見る人を選ばないのが良いのかも知れませんね。
歌番組も好きですが、録画してとの発想がなかったので、それも良いなと思いました。

またこれに懲りずにお越しください。
よろしくお願いいたします。
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たたら様 (kiriy)
2020-03-24 08:39:02
おはようございます。
せっかくコメントを頂いたのに、お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
東出さんの事を書く時に、彼のファンの方々の事がちょっと脳裏に浮かびました。彼への攻撃ではないものの、それでも不愉快に感じる方もいらっしゃるかもと・・・。
それは私なんかが、そんなタイプだからなのかも知れませんね。自分が贔屓にしている役者さんが「×原×也って演技が下手よね~」などと言われると、「何言ってんだ、見る力もない癖に」と心の中で思い、ずっと忘れないという隠れ陰湿です(笑)
その私のご贔屓さんにも、スランプの時代があって、その頃、私はちょっと祈るような気持ちで彼のドラマを見ていました。
役者さんは、いろいろな時代を経て本物になって行くのかも知れませんね。
東出さんは今度のイメージダウンを、むしろ糧にして、暗くて渋い役も出来る俳優さんにもなって行って欲しいですよね。

たたらさんは、東出さんのファンでしたか ?
もしそうで、この記事で不愉快に感じる部分があったら、お許しください。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。
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Unknown (blue-moment-rainbow)
2020-03-24 09:07:55
おはようございます。
私はいつも全然ドラマというものをみないのですが、
長女が割と好きなので、チラッと見たりします。
今回は「恋は続くよどこまでも」を見ていたようなので、最終回だけ少し観ました。
「っか~~!若いっていいねえ」と思いながらヘラヘラと。
感想は、まさに「もうこの世代ではないな」でした笑
なのでkiriy さんの感想にふかくうなずいたのでした。
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Unknown (blue-moment-rainbow)
2020-03-24 09:21:18
すみません、読み直してもいないのに途中でおくってしまいました。
続きです。
テセウスの船は主人が見始めたのですが、
最後から2話目を再放送?ダイジェストで見たあと最終回だけしっかり見るという、
まるでミステリーを後ろから読むみたいな反則技
をしました。
Kiriy さんが「イライラ」するっておっしゃっていたので気になったんです。
ちゃんと見ていないで言うのも失礼な話なのですが、最終回終わって「いいのか、幸せに終わったから。しかしストーリー的にいいのか、これでσ(∵`)?」と首をひねってました。
霜降り明星のせいやさんの鬼気迫る表情は良かったです、怖かったけど。
返信する
blue-moment-rainbow様 (kiriy)
2020-03-24 18:42:00
こんにちは♪
ちょうど、私が「テセウス」の感想を書いていた頃にこのコメントを頂けたのですね。
>いいのか、幸せに終わったから。
まさに、このような感想だったと思います。たぶんこの感想、19.6の見た人の中の大半の感想だったのではないかしら(笑)

しかし、確かに良作とは思えませんが、話題性が充分で、尚且つ、その後も話題をばら撒いていることを思えば、スポンサーが背後にいるテレビのドラマとしては大成功の作品だったのですね。

「恋つづ」は、
今だに「俺はもうお前をかわいがることしか出来ないんだよ。」と言うセリフなどを思い出し、「キャー」ではなく「ああ」って、時々なってます(^_^;)

※ 何かを乗り越えられたようで(不確かな推理ですが)、良かったですね。
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