森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

11月は、そっと過ぎていった秋の日

2021-12-10 11:41:45 | 梢は歌う(日記)

ここ数か月、時には私は、かなり真面目に「人生の秋」と言うものを考えていました。

青臭い人生の春など遠い昔。

ギラギラした太陽のような夏の時代ももう過ぎて、静かな秋の入口に佇む私ー。

どんな風に生きていこうかな。

どんな風に生きていけばいいのだろ。

 

だけど11月は違いました。

いつも心のどこかで彼女の事を考えている私がいました。

美味しい食事をしている時も、美しい風景を見ている時も、いつも心の何パーセントかが奪われていたのです。

彼女ー。

それは妹のスノウさんの事です。

事あるごとに考えるー。

夜な夜な想っては涙するー。

なんだか11月はクタクタです。

 

だけどある夜、私は思いました。

そうか。

これが人生の秋の風景なんだわと。

 

このたった5年足らずで、3人のお友達を見送ってしまいました。

60代になったばかりの人をはじめ、やっぱり皆、60代。

早すぎますよね。

また二人の友も、病気になって会えなくなりました。

皆キラキラとした想い出の時間があったと言うのに。

命あるものは、生まれて来て、生きて、そして死んでいく。

人生の風景が、ずっと同じわけはないのでした。

 

父がいて母がいて、姉妹たちが居て、そしてみんなが集まっては賑やかに笑い合うー。

木漏れ日がさす、夏の日のような緑濃い時代も過ぎていくのでしょう。

当たり前のように。

 

それでもきっと私は泣くでしょう。

激しい雨が顔を濡らすように泣くでしょう。

寂しくて、そして悔いの想いで押しつぶされそうな気持を抱えて、落ち込むかもしれません。

 

だけど私が人生の季節を歩むなら、これが人生の秋の風景ならば、

この風景を受け入れよう。

そう覚悟した11月の最後の日々でした。

 

※          ※         ※

 

以下はずっと続けている一か月のおまとめ日記です。

かなりお気楽な内容で、

そこには、上に書いたようなことは微塵も感じないのではと思います。

人の心は多面体なものだから・・・・

心情的には、タイトルの「そっと過ぎていった」がピッタリの毎日でした !!

 

 映画

いつもこの内容から、始めています。

「「未来二番館のお知らせと【11月に見た映画】」

「近未来二番館」は私の映画専用ブログですが、11月に10月に見た映画の感想を書き始めたので、11月だけで24記事を書き、頭がおかしくなりそうになりました。それだったら書くなと言う所ですが、やはり記録は何らかの形で残したいと思っているので、来年も続けてしまうかもしれませんね^^

 ドラマ

 

地上波では、「大河」「朝ドラ」「相棒」以外では、「最愛」と「和田家の男たち」を見ています。

後は「日本沈没」かしら。「アバランチ」は姉にも勧めたくせに、とにかくこの時間帯は眠くて、あまりテレビは熱心には見ていないんです。

WOWOWで毎週楽しみに見ているのは、「プロディガル・サン2 殺人鬼の系譜」と「いりびと-異邦人-」、それから始まったばかりの「暗行御史(アメンオサ)」です。(皆かなり面白い!!)

終わってしまいましたが、「准教授・高槻彰由の推察」も面白かったです。

感想を書いたドラマは→「英国サスペンス「THE BAY」「THE BAY2」」

         →「九尾狐〈クミホ〉伝~不滅の愛~」

 

 アニメ

「鬼滅の刃」を録画して、楽しみに見ていました。これは1作目は書きおろしでも、その他のほとんどは映画版の分断放送だったと思います。テレビ放送された劇場版は、以前にも書きましたが、前半のほとんどをグーグーと寝ていましたので、私にはこれを見る意味があり、また堪能しました。

感想の記事を、実は書きたいと思っています。難しい話は無しの、「ねえねえ、あのシーン、凄かったよね。」的なミーハー記事を。

だってですねぇ、これの感想って10歳年下の妹の名都さんしか言い合えないんですよ。どこかでキャーキャーと言いたいじゃないですか。

 読書

→【「一度きりの大泉の話」】

 

 漫画

→ 【「百鬼夜行抄29」】

 

 

 

 お散歩とお出掛け

「ついでながらの秋散歩《野の花マニア》」

→「ついでながらの秋散歩《きっとキラキラしてた》」

→「ついでながらの秋散歩 《写真日記》」

夫の発熱外来の検査費を払いに行ったついでのお散歩で、「流山市総合運動公園」を訪れた記録です。(2日)

 

  

→【「東京都庭園美術館」へ。】

お友達と「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」展に行きました。(19日)

 

  

【小石川植物園の秋 その1「鬱蒼の魅力」】

→【小石川植物園の秋 その2「日本庭園」】

→【小石川植物園の秋 その3「メンデルやニュートンで見所がいっぱい」】

→【神宮外苑の秋】

星子さんと「小石川植物園」に行きました。ついでに「小石川後楽園」にも行っても良いかななどと、チラリと思いましたが、植物園が思っていた以上に広くて、そのついでにと言うのはとんでもない事でした。次は「後楽園」の方にも行ってみたいですね。(23日)

 

  

→【本土寺で、真っ赤な秋を探す その1】

→【本土寺で、真っ赤な秋を探す その2】

→【本土寺で、真っ赤な秋を探す その3】

→【美しいものをたくさん見た。】

またほかのお友達と、「本土寺」に行きました。

なんだかんだと過ぎていく秋を楽しんでいたように思います。(29日)

 

そしてこの日は12月5日にスノウさんの家に持っていくお土産を買うついでに出掛けたわけですが、11月は14日の日に行きました。

 

  

10月24日に訪れた時は、一緒にわずかだけれど昼食も食べ、買っていったプリンも食べられたのに、11月のその日は起き上がる事も出来ませんでした。それでもワイワイとお喋りをして、2時間ほど滞在していました。だけどその後、彼女は疲れてぐったりとしてしまったようです。彼女の夫さん曰く、「嬉しくて頑張ってしまうようだ。」と。

「嬉しくて」と言う言葉は嬉しかったけれど、ぐったりさせてしまっては申し訳ないので、これからは短い滞在時間にしようと思いました。

そう言えば、その14日の日の事を書いていませんでした。夜はラッタさんと会い、横浜の実家に泊まりましたが、いつも書きそびれる事が多いのです。

 

  ランチ日記

・8日の日に星子さんとガストでランチしたのですが、画像無し。私的には珍しい事です。

 

・最近そういう事が多いです。「庭園美術館」に行った時、帰りにちょっとお洒落っぽいカフェに入って軽食を頂いたのですが、南瓜スープだけ写真撮って、メインを撮り忘れちゃった !!

でもそういう記憶っていらないですよね。

 

・でもこちらはちょっと残したいかも。

 お友達の誕生日ランチだったから。+湯呑のプレゼント。(22日)

だけどまだランチの前に、彼女からお菓子のプレゼントを貰ってしまって、贈り贈られの楽しい一日でした。

 

・また25日の日には、ピアノのお稽古をキャンセルして頂いて(m(__)m)、迷いつつ行ったランチ。(迷ったのは他の方≪ピアノの先生≫に迷惑を掛けてまでと思ったから)

12月から新しい職場で頑張ると言う友達とのランチ。

いろいろな意味を含めて、行って良かったです。《お仕事頑張ってね !!仕事は覚えた人が勝ちだからね。詰まらない事で止めちゃダメだからね。》

 

 

 病院の記録など

今月は、私は無し💛

夫殿はまだ減薬の為に、通ってます。11月は2回。そのたびに検査するので、我が家の医療費貧乏は続いています。(ノД`)・゜・。

病院ではないけれど、11月の初めにルート君のワクチン接種の2回目がようやく終わり、ホッとしました。

 

 姑に会いに。(11月30日に)

9月に会ったきりなので、ずっと気になっていました。彼女の家に次男さんが棲みつくようになってから(私の中では敢えてその文字)、徐々に疎遠になりつつあるけれど、私に会いたいと思ってくれているみたいなんですよね。

彼女の事は大好きで、尊敬もしているけれど、やはり消せない過去が、この季節は私を苦しめるのです。

凄く楽しい時間を過ごしたのに、家に帰って来てから、そして1週間ほど、押し寄せてくる過去の記憶に私は苦しくて苦しくってもがいていました。

そんな時ツイッターで流れて来た言葉に救われたような気がしました。人はさりげない人の言葉に救われたりするのですよね。

 

 

 1回、キャンセルしてしまったので、ピアノのお稽古は一回のみ。

先日「いつか必ず頑張ります。」と言ったら、

「今のままで、頑張らなくて良いです。このままで楽しんでください。」と先生。

真意は分からない事ですが、自分に都合よく解釈すると、私が本当に望んでいることを与えようとしてくれているのだなと感じています。誰もがピアノを「凄く」上手になりたいわけではないという事が、分かっているんだなと思いました。(私がいたから、分からざるを得なかったとか ?)

  

これ、凄く大事な事で、15年前の私に教えてあげたい。いいえ、5年前の私にも。悔いの心が沸き起こります。いや、これはピアノの話から離れて、私の仕事の話です。

 

 そのお仕事の事ですが、なんでか、ここ数年で一番頑張っています。月曜日から土曜日まで毎日お仕事をしています。

こんなに強調して言わなくても良いようなものですが、上のお出掛け日記を含めて、諸々のメモ記事を読むと、絶対に、この人毎日遊んでいると思われるような気がします。

もし私が、他の人のこの記事を読んだら、そう思うんじゃないかと思います。

いや、頑張ってますよ~・・・・ヨレヨレ

 

 くろ豆 !

去勢手術後の2回目の検診が27日に終わりました。

もうまったく、子猫じゃないくろ豆。

しかも、我が家では、またも名前がさりげなく変わってしまいました。病院の診察券には「黒豆」と書かれているのに。ルート君は「豆助」と呼びますが、返事はありません。いや、なんと呼んでもほとんど無反応。

「お前の名前は『くろまめ』だよ。」と何回教えても無理で、そのうち夫が「くぅちゃん」と呼びはじめ、私は反対していたけれど、どうせ覚えてないから良いかと徐々に私もそう呼び始めてしまいました。

食う事ばかり考えているからではなくて、(それも大いにある!)、「くうぅ」と鳴くからです。この猫がニャーと鳴いているのを聞いたことがないです。そう言えば、あんずさんも「あんあん」と鳴きます。

夫が「あんず」と名付けた時、「ず」の音が嫌で気にいらなかったのだけれど、「アン」と呼んで育てればと言う提案があったので受け入れたのです。だけど全くイメージに合わず、そう呼んだことはなかったのですが、彼女がその名前になる事は、元々の運命だったのかしら。

 

 

 

 こんな季節が巡ってきました。

トップ画像は11月3日

 この映画を見るために、夕方出掛けてまいりましたら、たまたまイルミネーションの点灯式でのカウントダウンが始まったところでした。

そうか、今日からかと、何かしみじみとしたような気持ちになりました。

 

 

まだ空が若干明るいので、綺麗さはイマイチですが、そのタイミングで来ることが出来て、「ラッキー」と思いました♪

 

と言うわけで、11月のおまとめ日記、終わりです。

書いてみると、なにげに11月は、私的には「詰まっていた」と言う感じがしました。

毎日は笑えることばかりじゃないけれど、口角をあげて12月も生きていこうと思います。

 

 

 


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2 コメント

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いろいろと… ()
2021-12-12 09:51:29
『相棒』ではお手数おかけしました。

★人生の秋の風景
 私も人生の秋を感じることが多くなりました。
 今年は喪中はがきが多かったです。まあ、そのほとんどが、親御さんの逝去なのですが、一通、60歳前の友人の旦那さんからの葉書がありました。
 お通夜の後に地区の会合の予定があったのですが、ショックで完全に忘却してしまいました。

 確かに、ずっと続くと思っていた家族の情景…でも、いつかは……と思うと、切ないですね。
 今後のことを考えると、眠れなくなる夜があります。「先に逝くものを見送り、そして生きていくことが残った者の務め」とか「先に逝ったものの勝ちかな?」(←不謹慎です)とか、「病気で苦しむのは嫌だ」とか、どんどんマイナス思考に(笑)。
 で、ケセラセラ(なるようになるさ)と思い直し、眠ります(眠れなくなると言っても、たぶん、5分ぐらいで眠っています)

★ドラマ
 「日本沈没」は、先の展開が辛過ぎて、観ていません(笑)
 今クールで面白かったのは「アバランチ」です。最初の3~4話は「ザ・ハングマン」の焼き直しみたいで、視聴終了かと思いましたが、4話辺りから、俄然面白くなりました。
 「准教授・高槻彰由の推察」は最終回の最初だけちらり。面白そうだったので、今後見る機会があるかもと思って、チャンネルを変えました。

★アニメ、漫画
 「鬼滅の刃」は面白いです。
 劇場版もブルーレイを購入しました。でも、忙しくて放置していたら、テレビ放映。放映前に、慌てて視聴しました(先に観ないと、購入した意味がなくなる)
 「無限列車編」(テレビシリーズ)は、初回を除き、劇場版の分断放送でしたね(おそらく、制作したけれど劇場版に使用しなかったシーンを挿入したような気がします)。それでも、煉獄さんのシーンはジーンときました。煉獄さんは、私より相当年下ですが、もし対面したら、きっと「さん」付けですね。

 「百鬼夜行抄」は面白そうですね。機会があったら観ます(アニメ化もされていて、一話分だけ見たような気がします)
 私のお奨めは、「夏目友人帳」です。kiriyさんなら、きっと気に入るはず。

 長文失礼しました。
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英さま (kiriy)
2021-12-13 01:36:12
こんばんは~☆
我が家も、今年は喪中はがきの数が多かったです。
つい最近まで届くので、ちょっと年賀状の作成を遅らせています。
同じく親の世代の訃報ですが、皆80代後半から90代越えで、「人生100年時代」と言うのは、この人たちの事を言うのであって、60代で亡くなってしまった友の事を思うと、私たちはその括りには入らないのではないかと、深く思います。

であるならば、クヨクヨせずに楽しく毎日を過ごしていきたいものですね(そうはなかなか行きませんが(^_^;)

ドラマの「日本沈没」ですが、今日が最終回で、SFチックなパニックドラマでは全くなく、ほとんどが政治ドラマでした。(あまり辛い展開ではありませんでした。が、その分、面白くナ・・・・ムニャムニャ)

「鬼滅の刃」は、先日、妹が映画にはなかったシーンの解説をしてくれました。そうですね。きっとあのシーンは、劇場版では時間の関係で切った部分だったのかもしれませんね。
そして私も、煉獄さんは、やっぱり「さん」付けすると思います。アニメの話をする時も「煉獄ってさあ」とは言わずに、やっぱり「煉獄さんってさぁ」と「さん」付けしていますから(笑)

「夏目友人帳」!!
実は、もうかれこれ10年以上前(ブログ生活が長いので)、やはり「百鬼夜行抄」の記事繋がりで、「きっと好きだと思う。」と勧められたのです。
で、1冊は読んだ記憶があります。
でもその頃、なにげに時間がなく普通に読書なども出来なかった時代のような気がします。
そして息子君にいろいろ解説されながら、アニメも見た記憶もあります。その時、凄く面白いなと感じた記憶もあります。
このすべてが曖昧な書き方 !?

要はすべてが曖昧な記憶になっているのですね。
ここで英さんに再びお勧めされたのは運命かしら^^
また再び、もっとちゃんと読んでみようと思います。

お勧め、ありがとうございました。
そして丁寧なコメントもありがとうございました♪
返信する

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