森の中の一本の木

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9月に見た映画 ☆ 2023

2023-10-09 01:32:43 | 映画

9月に見た映画のまとめです。

 

【昨年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。】

 

 

1 「カラダ探し」☆☆☆

カラダ探し : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

ホラーだけれど、まったくと言っていいほど怖くないので、むしろ安心して見ていられたように思います。ホラーだけれど青春活劇。

「活劇」って、古いか(笑)

いっぱい死ぬのに誰も死なない・・・・そんな映画。

面白かったです。

最後に「あれっ ?」と言うシーンがあって、本来なら、そこでドキドキってすると思うのだけれど、もう少しアピール、もしくはゆっくり見せてくれないと、「えーっ !?」と思えない・・・・・と、思いました(;^_^A

 

2「コクリコ坂から」☆☆★★★

コクリコ坂から : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

知っている中学生女子が「この映画がジブリの中で一番好きだな。」と言ったので、未見だったので金ローでやったのを録画して見てみました。

私は思いました。

きっとこの映画を見た時の思い出の記憶が、その少女にとって、今までのジブリの映画を見た思い出の中で、一番好きだったのではないかと。

映画にはそういうマジックがあると思うんです。それはいい意味の魔法です。

 

この映画、まさに青春活劇。

正直な気持ちを言うと、学園ドラマ部分は「感覚が古いなぁ」と思いつつ、その古さが楽しめるし、登場人物は結構みな魅力的。でも出生の秘密からの流れは、気持ちがざわっとする、なんか「昔のお話」的な感覚を感じて、私の好みではない作品だったと思いました。

何か事情があるんだろうなと思いつつ、それがミステリーには感じず、その事情が分かるまで父親への不潔感のようなものを拭えないような気持になりました。

これは原作もこんな感じなのかなと、またもwikiで検索してみたら、これは1980年の作品で8回で打ち切りになってしまった作品だとか。

それが連載されていた時に、実は宮崎氏などの目に留まっていたと言う、エピソード的には感動的にも感じる話なんだけれど・・・・。

だけど1980年あたりと言ったら、少女漫画のレベルは相当高いし、「なかよし」は私の記憶では年齢がちょっと低めの少女から読める雑誌だったはず。

この映画の内容が、原作をきちんとベースにしているのであったならば、なかなかアンケートに丸は付けては貰えなかったかもしれません。

だけどこの作品の原作は、やはりその当時の少女たちに愛されていたようですね。

 

上に貼った、原作漫画のレビューを読むとそれが伝わってきます。

 

 

 

3「ミステリと言う勿れ」☆☆☆☆★★

 

ミステリと言う勿れ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画館で見ました。

その感想は→「ミステリと言う勿れ」を見てきました。

 

4.「名探偵ポワロベネチアの亡霊」☆☆☆☆★

名探偵ポアロ ベネチアの亡霊 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画館で見てきました。

その感想は→「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を見てきました。

 

5.「愚行録」☆☆☆☆★★

愚行録 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

2回目です。wowowで見ました。

一回目に感想を書いていました。

「愚行録」

 

6「ある男」☆☆☆★★

ある男 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

日本アカデミー賞にはあまり興味もないのですが、だけどそれに対して目についてしまえば、そうなのかと感心します。

この作品は「第46回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む同年度最多の8部門(ほか最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞)」を受賞しました。

石川慶監督と妻夫木聡の再びのタッグになるわけですが、かなり奥が深い作品だと思いました。

名前を変えて、違った人生を借りて生きることによって、今ある現実の辛さから逃げ出すことが出来る・・・・・なんてことは思えませんが、気持ちが分からないでもないと思える自分が、少々怖く感じました。

死んでしまった夫は、本当は誰だったのか。たどり着いた真実には、そうせざるを得なかった人生を感じ、しみじみとしました。

明かされた謎だけで終わったら、まだまだ浅かったかもしれません。やはり最後の妻夫木が演じる弁護士のバーでの一幕があったことで、この物語をギュッと締めたような気がしました。

 

※ 実は「名探偵ポワロベネチアの亡霊」と「愚行録」と「ある男」は同じ日に見ました。

2回目だっていうのに「愚行録」のインパクトが強すぎて、寝入る前に布団の中で、ずっとその作品の事ばかりが頭に浮かんできてしまいました。

寝る前に、その日に見た映画を反芻するのは好きな習慣です。

やはり「愚行録」は私にとっては、かなりのインパクトの大きい作品だったと思います。

 

 

 


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