森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

鎌倉殿の13人 第14回&第15回

2022-04-18 16:45:27 | ドラマ (大河)

14回「都の義仲」と15回「足固めの儀式」。

二話とも、心が重くなるような残酷さがありましたね。

「鎌倉殿、いじめの世界観」ってな感じですものね。

義仲の運命も上総広常の運命も知っていましたが、やはり脚本と描かれ方(演出)は重要ですよね。

「吾妻鏡」はこの先も、義経にばかりではなく、多くの御家人たちにもとんでもない運命が待っているでしょう。

なんだか

「では、ここらへんでワタクシめはお暇します。」と言って視聴離脱したいような気分になってきましたが、たぶん見る事は止めにはしません。

 

なぜなら見届けたいからです。

 

この物語は、いろいろな所で合わせ鏡のように「対」になっているような気がします。もちろんひとつのタイトルに二つの意味と言うのは、面白いなと気がついていましたが、その他にもいたるところで対比になっているように感じている私です。

 

14回で、丹後局が義仲に言うじゃないですか。

「京を知らなすぎる。」と。もちろん1週間以上前の事で、よりセリフは正確ではありません。

でも私は、一方諸事情があってなかなか吾妻から抜け出せない頼朝だって「坂東を知らなすぎる」と思いました。

元々頼朝は、西で権力争いして負けた父親のせいで東に流されてきた人。今では西の流儀も疎くなったと側近として大江広元を呼び寄せたのは良いとしても、この人は生涯公家のポジションで、鎌倉幕府に貢献した人で、いわば西の人じゃないですか。

つまり京でも西と東。坂東でも西と東が争っているような感じ。

 

対と言えば、先週の「都の義仲」でも義経と義高が、お互いの未来を熟れい合うシーンがあるじゃないですか。

それを見ていると、「なんとかならんのか。」とどうしようもない事なのに、ついつい思ってしまうのは、やっぱり脚本の凄さなんでしょうね。

 

そして今回もいろいろと合ったはずなんだけれど、畠山はやっぱりカッコいいとか、藤村はいつもあんな知ったかぶりとか、お父さんが八重に「立派な北条の跡継ぎを産んでくれよ。」と言った時のりくの複雑な顔とか・・・・・って、やっぱり書いているわけだけれど、とにかくもすべてが上総の最後に持っていかれたように思います。またそうじゃなくちゃねってところでもありますね。

 

最近、「善児」と言う名前がopに出てくるだけで、ツイッター民は震えるのだとか。

なるほどですね。だって、死亡フラグと言うか、大きく旗が「誰か死ぬよ~。」って振られるわけですから、そりゃ震えて当然ですよね。

だけどワタクシ、いつもボーっと見ているんで、気がつかず、・・・・・

だからあのシーンで、「あれっ ??」って思いました。

通り過ぎちゃったから・・・・

でもあれは・・・・!

ちゃんと歴史通りに、景時が上総と双六に興じている時に、すきを窺って討つと言うシーンになっていました。

でもここで感じた脚本と演出によって、舞台はいかようにも変わるんだと深く思いました。

大勢の人の中で、わけも分からず切り殺されていく・・・・

なんでなぜ。上総広常は思った事でしょう。

頼朝の「小四郎、来たらお前も切る。」のその「も」で、上総は悟ったのかもしれません。誰の指示でこんな目にあっているのかを。そして小四郎の涙を見て、逃れられない運命を。

だけど見せしめの為にと言っても、これは無実の人なわけなので、完全にいじめの構図で、はっきり言って、このシーンを素晴らしいと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、「ここまでやるか。」と言うのが、私の本音かも。

また佐藤浩市さんが上手過ぎるからね !!!

そして、その後の彼の拙い子供様な字の手紙でしょう。(ノД`)・゜・。

本当に

「頼朝、ろくな死に方しないな!!」って叫びたくなる!って、まあ、馬から落ちて死ぬんだけれどね。

だけどきっと、馬の耳に善児が虫でも入れるんじゃんとか思っちゃう^^

 

と、かくのごとく熱い気持ちにもなってしまうわけですが、これが三谷氏の仕掛けた罠じゃないかと思うんです。

今回の上総が討ち取られるに至るまでの流れは、物語上のオリジナルだと思うのですが、なぜ頼朝が景時に上総を討てと命じたのかと言えば、その理由はいろいろとあると思うんです。考えの相違とか。上総は平家討伐よりも関東の独立に拘っていた人だったので、頼朝とは目指すところが違っていたのでしょう。彼が力のあまりない人だったら、意見の相違など問題にはならなかったかもしれません。だけど彼の力の影響力はかなりのものだったと思われます。謀反の疑いありと言って、誅殺してしまう・・・・

 

だけど今回のドラマを見ていて、ふと御家人たちの力を均衡にするという目的もあったのではなかったかと思ってしまいました。均衡と言っても、皆同じにと言うわけではありません。とにかくひとりの御家人に広い所領と力を抜きんさせて持たせないと言う意味です。中央集権国家を作るために。

ここを理解しておくと、なぜ子がいなければ後継にとまで思った義経を排除していくのか、その流れも分かるような気がするのです。

頼朝は恐ろしい男です。

だけど彼は上総広常が言った通り、「御家人は使い捨ての駒」と彼らを使って鎌倉幕府の作り時代を駆け抜けていくわけですが、実は御家人たちは源氏の血を徹底的に利用して坂東武者による幕府を拓いていくわけで、やはりここでも「対の物語」になっているのだと、しみじみと感じました。

これはその「実は」以下の部分の物語なのではないかと思いました。だから頼朝の非道さに震えながらも、政子の尼将軍への道みたいな成長ぶりが描かれているような気がするのです。

 

なんかこの恐ろしい出来事の直後に義時に、子供が生まれました。重い気持ちのまま嬉しく思うっていうのも厳しいなと思いましたが、何やらこの赤ちゃんが「ブエイ」と泣いて、皆震えたらしいですね。夫とある事を話していて、聞き逃してしまいました。(後でチェックしましょう。)

何を夫殿と話していたかと言うと

「この子を産んで、八重は報われたよね。」

「本当だな。この子が鎌倉幕府のトップだもんな。」

頼朝の長男を産んだのに殺されて、義時の子を産んで、その子は執権になっていくー。

ほらねっ、ここでも・・・・

 

と言うわけで、次回が楽しみかそうでないのか分かりませんが、とりあえずドキドキしながら見る事にします。

 

 


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4月の「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」

2022-04-16 02:45:50 | テレビ・ラジオ

今月も、拓郎さんのラジオのおまとめをしておこうと思います。

追記:「「つま恋」「全国ツアー」「フォーライフ」……。吉田拓郎、本紙に語る」

↑ 東京新聞のweb版、拓郎さんのインタビュー記事をリンクさせておきました。(これを読むと、下の私のまとめは要らないんじゃないかなと(/_;)・・・・まっいっか(笑))

 

拓郎さんと佳代さん、お互いにおめでとうと言い合っていて可愛いらしかったですね。

「私はね、カレーが止まらない!!」って、佳代さん。

私、この時彼女はカレーでも食べていたのかと思っちゃった。

あっ、加齢ねって、笑ってしまいました。

大丈夫! 彼女は本当に可愛らしい女性(ひと)ですよね。

私はドラマ好きな人なので、彼女は私にとっては、やっぱり森下愛子さんなんですよね。

 

そして一曲目は、「いくつになってもHappyBirthday」

吉田拓郎 いくつになってもHappyBirthday [公式]

 

良い曲ですよね。みんな自分の誕生日に歌うと良いよね^^

 

次のスポーツの話は、私的には一応面白く聴いていたけれど、このブログではスルーで・・・。

苦手なので。

 

リスナーの方のお手紙で、拓郎さんのブログを読んで思わず「イイネ」のボタンを探しちゃったけれど、拓郎さんはジャニーズじゃないんだからと気がついたって話、ちょっと笑えましたね。

そして今夜は、新しいアルバムの話がメインでした。あっ、思わず「今夜」なんて言ってしまいました。聴きながらだとツイね。「今回は」ですね。

コロナ禍でいろいろと気を使いながらのレコーディング、本当に大変だったと思います。

 

キンキとも久しぶりに会えたお話は楽しそうでしたね。

すぐに元のようにべちゃべちゃと話し一緒にふろに入っているような感覚だったと。拓郎さんの中では僕たちはずっと17歳なんでしょと光一。じゃあ、おれはずっと50歳か。って会話。なんか俺だけ、ちょっとがっかりしちゃう・・・。

ちょっと言葉は正確じゃないんだけれど、確かにかなり若返ったと言っても、50と言う数字は大きいですものね。ちょっぴっとニヤニヤしちゃった。

だけどね、今の拓郎さんは76歳。立派だと思います。

私、最近ちょっとだけ、彼の言ってることに、「そうかな~」って思う事もあるんです。でも76歳なんですよね。「そうか~」って、ちょっとしみじみと思いました。私たちは同じ時代と空間を生きているんだけれど、若干、生きてきた時代が違くて、そしてその違いが思考の違いになってくることもあると思うんですよ。彼の歌にもあるじゃない。「新しい水夫」「古い水夫」。でもみんな新しい船に乗っていくから、ちょっと大変なんだって。

だけどもちろん拓郎クラスタの大半は、皆もう古い水夫だと思います。だけどそれでも敢えて言えば、年季の入った古い水夫、中堅の古い水夫、なったばかりの古い水夫って言うくらいの違いはありますよね。

なんたって、古い水夫の時代は長いじゃないですか。

これ、ちっとも褒め言葉に聞こえないかも知れないけれど、やっぱり彼はそれでも若いなって思えます。

頑張っているんだな。だから私も頑張ろうって気持ちに、本当になれる所が好きです。

 

 

小田和正さんにも久しぶりに会えて、この前のテレビの番組の感想を聞いたら、「最後の拓郎のメールだけ良かった。」と言う返事。「分かるやつには分かる。」って言っていたけれど、

ごめんね、分からなくて。あの番組、嫌いじゃなかったもん。(笑)

こんな書き方していたら、拓郎さんのファンの人に叱られちゃうかも

でもさ、彼が右向けって言っても、考えて「あっ、右を向いた方が良いかな。」と思ったら、右向くよ、私。

ああ、凄く今、私自身が拓郎さんのファンらしく感じました。彼を子供の時から好きな人って、私みたいな人が多いと思うんですよね。

 

で、拓郎さんは小田さんのライブのどこかに乱入 ?

何処かは分からないっていうのもドキドキですね。もう拓郎さんのライブはないわけだから、ドキドキしながら小田さんのライブに行くのも楽しいような気がしますね。

そしてここでOPだったので、このテンポで書くのは無理でしたね。

ハワイの佳代さんの話は面白いと思いましたが^^

 

今回の放送の翌日が、珍しく5時起きしなくてはならない日だったので、夜家事を済ませなくてはならず、さすがにリアルタイムでは聴けなかったんです。だけどradikoでギリギリ3時間視聴の間何回も繰り返して聴きました。

なぜなら彼がかなり熱く語ったからなんです。

3回ぐらい聴いて、なんかようやくすっきりと分かったような気がしました。

なんかさ停滞してるなんて言われちゃうと、すぐに自分も含まれちゃうような気分になって、思わず「してねえよ !!」とヤンキーおばさんになって心の内で答えたくなっちゃったわけだけれど、あれはそう言う意味ではなかったんだなって思いました。

彼自身がいくつになっても、前に進みたかったんだなって。ただ今の前が引退と言う道であっても、それでも「前に」に拘って生きていきたいのだと。それを例えエールの言葉であっても、彼を地縛霊のようにその場に引き留める人たちを振り払って、その人たちに半歩でも前に進もうよと言っていたのだと思います。

この番組の終わりに、彼が心情を述べるじゃないですか。それを聞くと、思わず深く耳を傾けたくなるような気持ちになりました。

 

今の心境は「まあ、ヤッタナ」と言う感じ。満足感と言うか、ちょっと不自由から解放されたなと言う感じ。何が不自由だったかは言えない事だけれど、若い時にもおじさんになった時にもそれなりの不自由さがあった。でも70過ぎた今は束縛がない。のような事を言っていたでしょう。

束縛からの解放って良いよね。羨まし。

「いくつになってもHappyBirthday」で始まったけれど、人は毎朝新しい朝を迎えて、前に向かって生きているのよね。いくつになっても今日と言う日を生まれて生きるんだよね。(ちょっとこじつけ)

 

で、今回は新しいアルバムの曲がたくさんかかったから、関連している曲を載せておきました。

そのアルバムは「ah,面白かったね」。

即予約しました。

 

6月29日、楽しみですね。(なんか28日に届くみたいでワクワクします。)

 

今回は新しいアルバムのお話が多くて面白かったですね。

タイトルは、「ごめんね青春」と言うドラマで森下愛子さんが演じた役の奥さんが、最後の亡くなる時に「ああ、面白かった」と言うんですよね。

「楽しかった、」じゃなく「面白かった。」。凄い脚本だなと心が鷲掴みになったと言っていましたね。そこからこのアルバムのタイトルが決まったそうなんですね。本当にいい言葉だなって思うけれど、ちょっと気持ちがザワザワする・・・・

(いや、それドラマのセリフじゃなくて・・・)

 

アルバムの中の「雨の中で歌った」は、「たえこMY LOVE」のその後の物語。

たえこMY LOVE

 

新しいアルバムには「 Together」。それはむかし歌っていた「たくろうちゃん」の先の物語・・・かな。

その説明の中に、地球がボロボロになっていてと言う言葉があって共鳴しちゃいますね。

 

たくろうちゃん

 

「青春の歌」というアルバムの中の「雪」と言う曲に歌詞も付け加えられて、「雪さよなら」と言うセルフカバー曲に。小田和正さんも参加しています。

よしだたくろう「雪」

 

題字は愛すべきへたくそな字で堂本光一君が書き、似ていない拓郎さんのイラストも載っているそうです。

堂本剛君のアレンジ曲は「ひとりgo to」

 

最後の「ah-面白かった」は彼が、運命の曲になると思うと言わしめた曲ですね。

彼のお母さんへの愛も感じました。確かに自分の人生の終わりに「ああ、面白かったナぁ」なんて言えたら良いなあ。

 

ドリス・デイ/ケ・セラ・セラ Doris Day/Que Sera, Sera(Whatever Will Be, Will Be) (1956年)

これ、スペイン語の造語なんですってね。

ここでまた私の無知の知発動。この言葉、ずっと長い間・・・と言うか、この番組を聴くまでフランス語だと思っていました。スペイン語だったのね。

みんな知ってた ?

今まで使いまくってた言葉だったのに。

私の魔法の言葉だったのに。

吃驚したなぁ、もう。

ちょっと笑っちゃった^^

最後の曲は、

Amy Winehouse - You Know I'm No Good

 

アナログ盤の話とそれについているエッセイ集について来月は語る。

次回は5月13日です。

 


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「シン・ヘソン×キム・ジョンヒョン『哲仁王后(チョルインワンフ) 俺がクイーン!?』」

2022-04-15 08:20:06 | 海外ドラマ

WOWOWで金曜日放送枠の韓国ドラマは、今のところ私には相性が良くて楽しみに見てきました。

このドラマは、わざわざ冒頭に、「これは作者の創作です。」みたいな断りが入るのですが、当たり前でしょって毎回思っていました。(笑)

なぜなら現代の大統領専属シェフが、濡れ衣で警察に追われマンションの高層からプールに落ち、目が覚めたらそこは朝鮮時代で、しかも朝鮮25代哲宗の正妃になるソヨンの体の中に入り込んでしまっていたのですから。

創作以外の何ものでもないじゃないと思っていたからです。

ところが、この哲宗という王様は実在の人物なんですね。そしてその妻、キム・ソヨンも実在の人物。

だから本当のこの王は、こんな人だった、妻もこんな人だったと思われてもダメだし、その後の彼のやった事が歴史の事実と認識してはいけないとと言う意味の「断り」だったんだなと、納得しました。

 

本当の哲宗は、政治的な勢力争いの為に長く江華島に流されていましたが、19歳の時に即位しました。これは安東金氏、つまりキム一族が権力を手放さないための操り人形を得たという事を意味していたのです。大王大妃となった純祖の正妃だった純元王后は、哲宗が政治に対する知識がなく年も若いという理由で垂簾聴政を行ったのです。

ここまでの背景をドラマは上手くしっかりと取り入れていました。

しかし実際の哲宗はその3年後に親政を行うも、安東金氏の権力の前に何も変える事が出来ずに、やがて深酒に溺れ、虚しく33歳で亡くなるのです。

その事をソヨンの体の中に入ってしまったボンファンは、ちゃんと勉強していて「あのボンクラか。」とのようなことを言うシーンもあったと思います。

 

安東金氏の権力乱用に加え、災害も続き国は大いに乱れたと言うのが史実で、それをドラマでは、ボンファン・イン・ソヨンと哲宗一派とで、どう変えていくのか、変える事は可能かと言うドラマチックな展開になっていました。

と言っても、このドラマはほとんどが楽しいコメディです。お気楽です。闇は闇として描かれていますが、登場人物は皆いろいろと魅力的だと思いました。

美しき側室のファジンは、徳も高く気高い人に描かれていて、いつ味方になってくれるんだろうかと最初は期待して見ていましたが、実はとんでもなく嫌な奴なんだと、途中でそう思いました。だけど最後、やっぱり彼女は・・・・・・と言う所でしたね。

ソヨンの中身は実は男性なので、最初は彼女に勝手に片思いをするのも可笑しかったです。

 

このソヨンの役、難しかったでしょうね。

宝塚の男性役だと、ひたすらカッコいい男性を演じるわけですが、このソヨンは実際には女性であるヘソンが、中身は男、体は女性と言う役を演じるわけですから、視聴者には男性、その物語の世界の人には、ちょっと変な女性に見えなくてはならないわけで、なかなかだなと思ってみていました。

 

そのソヨンを子供の時から守り、愛してきた従兄弟のキム・ビョンイン(ナ・イヌ)も良かったです。

ネタバレになってしまうので、これ以上は書けませんね。

ボンファン役のチェ・ジニョクはあまり出ては来ません。なんたって、ソヨンの中に入ってしまっているので。でも最後によくよく彼を見ると、なかなかのイケメンだったのねと思いました。

 

2話ずつ放送されていたので10週楽しめました ♪

 


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桜と菜の花、そして海だった「江之浦測候所」②

2022-04-14 00:10:46 | お出掛け日記

・「桜と菜の花、そして海だった「江之浦測候所」①」の続きです。

ちょっと同じような風景の画像が続きます。

予想外の桜と菜の花の風景に浮かれて歩いていましたから。

実はさ、この道のどこかで、私、ステーンと転んだ !!

綺麗にステーンと転んだので怪我なし。

だけど「惨めだ。」と、心はズキズキした。

「このババアめ !!」と自虐で自分の心に叱咤したけれど、段差の小さな階段って、逆に危ないんだなと深く思った。坂か階段かハッキリせいという階段ってあるじゃない?

あそこで階段の縁と坂の始まりの真ん中にうっかり足を置いちゃうと…・・・つまりね、転ぶんだよ、明智君。フンだ。

更に危ない二回目もあって、「おっとと」とか言ってたら、星子さんが

「二度ある事は三回あるから気を付けなくちゃね。」と言った。

「大丈夫。実は家を出た時、階段で落ちそうになったから三回、もう禊は済んでいるよ。」と、大丈夫なのか全く大丈夫じゃないじゃん的な事をのたまうワタクシ。

段差は関係ないんじゃね。

と、思いつつ、とにかく転んではいけないお年頃、気を付けようと思いました!!!

 

先程の転んで惨めな気持ちになった事は、頑張って乗り越えた私は、どちらかというと「わーいわーい」というような気持ちで歩いていました。

↓ 「ねえ、こんなのがあるよ。ここにも隠れキリシタンがいたのかしら。」と言うと、

「いろいろなものを集めて展示してあるらしいよ。」と星子さん。

そうなのか。

でもまたもこの記事を書いていて、ふと思いました。キリシタンの為の「地蔵」・・・・。

なんか微妙・・・・・!?

そして坂の下にある化石の部屋も面白かったです。

ウミユリの化石。4億3500万年前―3億6000万年前のものですって。

竹林に向かう途中にもオブジェがいっぱい設置されていました。

竹林と道祖神。

 

トンネルの上にもトンネルが・・・。

そしてギャラリーの横の部分ですが、石垣などが美しいです。

こんな感じです。

このギャラリーの先端がテラスになっています。

そこから見た風景がトップ画像と(二枚目も)、下の風景です。

そう言えば、このような物もありました。

 大河の題字。いろいろなコレクションがあって面白いですね。

 

ところで・・・

母さん、僕のあれ、どこに行ったんでしょうね。

ほらっ、江之浦の入口で頂いた、立派なパンフレットですよ。

いろいろと書いてあったでしょう。

って、ないな~。

化石の部屋のリストは目の前にあったと言うのに。

きっと、この記事を書いて、「もういいや、どうでも。」という呪文を唱えたら、出てくる事でしょうね。

 

前の記事の石の鳥居がどうのとか、ギャラリーの石垣は何かとか、また井戸は何かとか、もういいや。

 

江之浦測候所、堪能しました。

ひとつだけ悔いがあるとしたら、バスの乗り降りをする駐車場から森を出た所、受付の入口の間に出店のように素敵なカフェが作られていたのですが、そこで珈琲を飲む時間がなかったことぐらいかもしれません。

 

※ 「1万年後まで続く未来の遺跡「江之浦測候所」、杉本博司が描くものがたりとは?」

↑ 詳しく説明されている場所を見つけました。

HPは→こちら

 

 

 


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桜と菜の花、そして海だった「江之浦測候所」①

2022-04-13 08:58:27 | お出掛け日記

「青春18切符」って初めて使いましたが、それ、良いですよね。癖になりそうです。

と言っても今回はその中の一回分を分けてもらって、4月2日に小田原の先の根府川に行き、そこから送迎バスで「江之浦測候所」に行ったのです。

4月3日にアップした「鎌倉☆亀ヶ谷坂切通し」は、この旅の後半部分です。

 

6時45分に家を出て、ミニ旅に出発~!!

 

降り立った根府川駅は無人駅で、こういう雰囲気が旅のテンションをあげますよね。

 

9時40分頃にこの駅に着き、10時の送迎バスで着きました。

 

 

こんな鳥を発見 !!

って、嘘です^^

このようなオブジェが迎えてくれたわけですが、写真で見ると薄暗いし、羽にリアル感がありますね。

 

この場所は、春分とか夏至とか(よく分かってない私・・・(^_^;))の時、この下のトンネルから太陽の光がちょうど差し込むらしく、その日の予約はいっぱいなんですって。

じゃあ、その時に来なくてはとも思うのですが、なんかね、そこまでは良いやって言う気分でもあるんですよ。

じゃあ、他に何かあるのかっていうと・・・・

私たち二人って、(相棒はいつもの旅のコンビ、星子さんの事だけれど)本当に呑気だなと思ったのは、今が何の季節かっていう事を、全く考えてなかったんですよね。もちろん、桜と菜の花、分かってますよ。でもそれがこの場所に咲き乱れているなんて思ってもみなかったんです。

なんか素晴らし、なんかラッキってな感じ。

もちろんそれはオマケ^^

 

トンネルの中に入っていきますね。

 

途中に光が天井から差し込む窓がありました。

 

下には

 きっと時間になったら、このガラスが光によって輝くのだと思います。

 

帰る道で振り向くと、

なんだか不思議な空間でした。

 

このトンネルの上には出る事も出来、歩けます。

 

 

 お友達。この写真好きで、勝手に載せた。カッコいいから良いかなって。だけど叱られたら削除する w

 

最近はちょっと、写真を撮るのに気合が入ってないなって、上の写真なんかを見ると再確認してしまいます。撮ってる時もそう思ってました。

この石の鳥居の説明ぐらいは載せたいなと思いつつ、ちょっと時間切れかな~。後で追記しておきますね。

向こうに見えるのは茶室です。

 

そして桜と菜の花の遊歩道へ・・・・

②に続きます。


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約8年 その6

2022-04-11 01:56:49 | ランダム自分史

ブログに何かを記録する時、私は結構細かく書く方なのではないかと思います。

それでも書くことと書かない事が、裏と表のようにあるのです。

ちょっと間が空いてしまいましたが、

約8年 その5」

の続きです。

                ※

2014年11月の初めに書いた「東京ラーメンショー2014」

の記事は、楽しいイベント会場でお昼を食べたと言う話です。また自由が丘で美味しいモンブランを食べて帰ったと言う話です。

でも表か裏かは分からない事ですが、書かなかった事があるのです。

そこに書きこんだ

>近くの場所に用があって

ですが、それはスノウさんの乳がんの手術の立ち会いに来たのでした。

スノウさんが言いました。

「手術で目がパチリと覚めた時に、すぐ傍に姉妹に居て欲しいの。」と。

それでその日は、早起きして手術の時間に間に合うように駒沢公園近くの大きな病院に名都さんと一緒に行きました。

スノウさんは彼女の夫さんと娘ちゃんと一緒にニコニコしていました。

なんか、私たち要らないんじゃないのと、ほんのちょっぴり思ってしまったくらいに家族で寄り添っていました。

だけど夫婦にも様々な歴史ありと言う所なのだと思います。

きっとその頃の妹には、夫さんに対してわずかな距離みたいなものを感じ、遠慮みたいなものが存在していたのだと思います。

「時間が来たら、仕事に行ってね。お姉ちゃんと妹が来たから大丈夫だから。」とスノウさんは夫さんに言っていました。

でもスノウさんは夫さんの気持ちを読み間違えていたなと、私は思っています。もちろん彼が途中でどこかに行くなんて事はありませんでした。

                 

                  ※

「じゃ、ちょっくら行ってくるから。」

「頑張れ、ファイト。外で待っているからね。」と私たち。

その手術の時、何と彼女はスタスタと歩いて手術室の中に入っていったのです。

「うん、大丈夫。」とにっこり笑って入っていったスノウさんの後姿を忘れはしません。

 

乳癌は姉の蝶子さんもやっていて、その頃の私にはその手術に立ち会うとか退院の時に迎えに行くとかの発想が全くありませんでした。そんなに近所に住んでいるわけではないからです。だけど「来てね。」と正直に言ったスノウさんは、顔では笑っていても、本当は凄く怖かったのだと思います。

手術が終わった頃、私たちは先生の説明を受けました。

別室で4人もゾロゾロ入って、その話を聞くなんて、今のコロナ禍では許されることではないと思います。

4人もゾロゾロと書きましたが、手術の待合室では、多くの患者さんが、ひとりに付みな数名の立会人が来ていました。癌と言う病気は、やはり患者側からしてみれば、それだけ大きな病気なのだと思います。

先生の説明は、さすがに8年も前の事なのでまったく覚えていません。(もしかしたら、ちゃんと聞いてなかったのかも。)

ただその説明を聞いていた時に、医師の真横にある棚の上のお餅を入れるような大きさのタッパが気になって、チラチラ見ていたのです。

ー なんだろ、あれ ?

すると先生が、これが切り取った癌ですと言って、それを取りあげ蓋を開けようとするので、慌ててちょっと待ってもらい、私と姪っ子ちゃんは見る事から離脱しました。姪っ子ちゃんは精神的に耐えられないと言う理由ですが、私も似たようなもので、見てしまったらたぶん一生忘れられないからです。

だけど後で名都さんが、ざっとですが説明してくれたので見たような気がしてしまいました。それにタッパが気になってチラ見をしていたので、大きさなんかも予想がついていました。

なんたって乳房切除なんですから、かなりの大きさです。

大変な手術だと思います。

 

蝶子さんの体験談では、手術の後、痛み止めが良く効いていて、あまり痛くもなかったと言っていました。

私は今の時点では、手術は帝王切開が二回と言う経験しかないのですが、あれは後腹もあるからだと思いますが、ほとんど痛み止めが効かず、だいたいが地獄の一晩を過ごす運命にありました。

だから姉の「ほとんど痛くなかった。」との言葉を聞いて、今時の医学はどんどん良くなるなと思っていたのです。

 

ところが麻酔から覚めたスノウさんはずっと痛がっていました。

見ていて痛々しいほどでした。

こういう時、傍で「大丈夫 ? 頑張って。」と言われ続けるのも、自分の経験から煩いと言うか苦痛のような気がしたので、少ししてから帰る事にしました。ただ看護師の方には、妹の様子を告げて、痛み止めの事をお願いしておきました。

 

その時何処が蝶子さんと違ったのかと、私は思わざるを得ませんでした。

スノウさんは胸の切除と、その時に胸の再建手術もしたのです。それが彼女の胸には負担だったんじゃないのかとか・・・・

だけど真実は分からない事です。

ただ彼女は、その後の抗がん剤治療の時も、爪が真っ黒になり顔もシミだらけになりました。痛み止めで貰っていたリリカという薬は、私も飲んだことがあって、副作用があったので妹にもそれを告げたけれど、彼女はその薬を手放すわけにもいかずに、真っすぐに歩けなくなりました。ニッコリ笑ってスタスタと歩いて手術室に入っていったのが夢のような、そんな真冬の時代に突入してしまったのです。

この子はどうなってしまうんだろうかと、本当に痛々しい時代でした。

 

だけどこの冬には、ちゃんと春が来たのです。

 

抗がん剤治療が終わると、抜けた髪も、最初はごわごわの髪が生えて来て、そしてまた綺麗な髪に戻りました。だから彼女はまた髪を伸ばして素敵なロングの時代があったのですよ。なかなか顔のシミと言うのは消えるものではないと思うのですが、理由が理由だったからか、そのシミさえ綺麗に消えてしまったのです。

抗がん剤治療と言うのは、今の時点では頼らざるを得ない治療法だと思いますが、やはり恐ろしい治療法であることは否めませんね。

 

そしてやっと訪れた春の時代。

私たちは、その春がずっと続くと信じてて疑いもしませんでした。

楽しい事、いっぱいあったよね。

 

ランダムに続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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朝が来るのが楽しみだった「カムカムエヴリバディ」

2022-04-10 16:54:24 | テレビ・ラジオ

※ 画像は、4月6日の運河の岸辺です。

 

大好きだった「カムカムエヴリバディ」が終わって、来週の月曜日から、少々ロスになってしまいそうです。

このドラマを好きすぎて、毎朝、朝が来ることが楽しみに感じていました。

夫が以前、「ミステリと言う勿れ」が好きで、「月曜日が来るのは楽しい事ではないと思っていたけれど、月曜日にはこのドラマが観られると思うと、月曜日が来ることが楽しみになった。」と言うのを聞いて、思わずそれがドラマの隠れた役割なのではないかと思ったりもしたのです。

それが私にはこの「カムカムエヴリバディ」だったのだと思いました。

 

だいたい朝ドラが最終回を迎えるとその感想を書くことにしているのですが、そんな好きだったドラマの感想を1回で書くことなんか無理というものですね。(これは、何とはなしに毎回言ってるような気がします・テヘッ)

ちゃんとは出来なかったと思うけれど、1週間ごとのおまとめ感想を書けば良かったなと、今更ながら思いました。もちろん後の祭りですが(^_^;)

なのでほんのちょっとだけ、感想を書いておきたいと思います。

皆さんの感想とダブると思います。

 

私が最後に「あっ、そうか。」と思ったのは、やはりこの100年に及ぶファミリーストーリー自体が、英語のテキストだったことです。最初、テーマが「ラジオ英会話」だったから、ナレーションの城田優が、やたら英語で言いなおすのだと思い込んで見ていたのです。でも物語全体がラジオ英会話ならば、このナレーションは当たり前で、途中でひなたが、ずっとそのナレーションを英語でしていた時がありましたが、それも普通の展開だったのだと納得できました。そのテキストが、

「Hinata’s sunny side English」。

このテキストは本当にあるのかと検索なんかしてしまう私 (笑)

もちろんあるわけもないのですが(2025年の話だし(^_^;))、もしかしたら思ったのは、その最終回前日に本屋に行ったら、下記のようなテキストがあったからなんです。

 

 

そんなのがあったなんて、もっと早くに知りたかったです。

どこかで告知されていたのかもしれませんが、見逃していました。これもある意味後の祭りか、または今から買って、余韻に浸りまくるのも良いかもしれませんね。

最近はすっかり、朝ドラツイートは、自分が呟くよりは人の発見に驚かされることが多いです。

下のは、驚かされたわけではありませんが、公式の残しておきたいツイートだったのではめ込んでおこうと思います。でも公式のだと何時消えてしまうか分からないので、画像で「RT」です。(ツイッターに興味のない方には、何を言ってるか分かり辛くてすみません。)

 

 

このドラマ、本当に伏線回収が完ぺきに近いほど見事でしたね。

皆それぞれの人生をそのドラマの中で生きていて、そして語られていました。

安子の時代があって、るいの時代があって、そしてひなたの時代があるわけですが、それが見事に繋がっていく様子にワクワクしました。

最終週に至っては、あの時、安子が塀越しにラジオを聴いていて、親切な家族に一緒に「カムカム英語」を一緒に聴かせてもらい、その時一緒に聴いていた男の子の娘さんが出てきたことには驚きました。そしてその男の子と一緒に聴いていたその人が、自分の母と祖母である事をひなたは分からないままなのです。

皆がそうかなと思っていた、横須賀から全国展開に発展していた「たちばな」は、やはりあの時の少年が創業者だったのですね。

その由来が書いてある社長の挨拶文を読んで、ひとり微笑むアニーこと安子。

その時のおじさんが、安子のお父さんだったことは、安子以外誰も知らない事なのです。

何となく、私たちは長い年月でほんのわずかに縁した人に大きな影響を与えながら生きていて、そしてその事にほとんどの場合は気付くこともないのかも知れませんね。

 

また心に響いたセリフですが、

「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」という伴虚無蔵の教えは、本当に心に響きましたね。

ひなたも五十嵐も、この師匠の言葉を実践したからこそ、チャンスを生かす事が出来たのだと思います。また、虚無蔵にとってもそれは同じだったわけで、費やした時間は関係なく、いつか必ず報われると言うお話は、本当に良かったですね。

そしてこのドラマからは、失敗や挫折そして別れが次の扉を開く鍵になるのだという事を多く学んだように思います。「学ぶ」という言葉を使うと、何やら固く考え過ぎのような気がしますが、それを感じ取る事が出来たたくさんのエピソードは、皆素敵でした。

ただ水底に至る道は平たんではなく、長い時間を要していました。

安子の稔の思描いた時代を生きると言う夢も素敵でした。

私はいつ錠一郎がトランぺッターとして復活するのかと待っていましたが、これは本当にそういう奇病がある方があさイチに出演したころから,それは無いんだと覚悟しました。だけど彼はジャズピアニストとして見事に復帰して行きました。そのきっかけを作ったのが、算太おじさんだったのには胸が熱くなりました。算太おじさん、あの日にサンタの格好をして踊り、そしてみんなにたくさんのプレゼントを残すために、その名前だったのだろうかと思いました。

伯父さんの死が、るいを再び岡山に又引き寄せる事になり、そして再びそこからいろいろな事が動き出すのですから。

ちょっと困ったところもあったけれど、やっぱり伯父さんは、サンタさんだったと思いました。

 

ひなたと五十嵐にとっても、あの時の(五十嵐の自分勝手な)別れがなかったら、あの二人に今の未来はなかったわけで、見ていて二度の別れは本当にひなたが可哀想に感じ辛かったのですが、その選択で正解だったのだとしみじみと思いました。

今の時代は、結婚至上主義って事もないわけだし、恋愛至上主義もないと思います。でもやっぱり一人より二人と言う風に未来を感じさせるラストは良かったですよね。結局彼が、初恋の人に当たると思うし・・・・

なんかそこの部分・・・・・「キャンディキャンディ」みたいな感じですよね^^

 

3人のヒロインたちの物語、本当に楽しくワクワクして見ていました。

朝が来るのが楽しみだった朝ドラ。

雪衣さんも言いましたよね。

「たった15分、半年であれだけ喜びも悲しみもあるんじゃから、何十年も生きとりゃ、いろいろあって当たりめえじゃが」

なんか、名言ですよね。

 

名言と言えば、やっぱりこれ。

「あずきの声を聴けえ。時計に頼るな。目を離すな。何ゅうしてほしいか小豆が教えてくれる。食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべえ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。その気持ちがあずきに乗り移る。うんとおいしゅうなってくれる。甘えあんこが出来上がる」

 

そしてやっぱりこれ。

「Life  can  be  so  sweet  on  the  sunny  side  of  the  street.」

ひなたの道を歩けば、人生は輝くよ。

 

  半年間、ありがとう♡♡♡


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3月の暮らし☆2022

2022-04-07 01:21:24 | 梢は歌う(日記)

なんか最近、毎日が忙しいです。

楽しく一日は終わるけれど、自分の心に問えば「ヤル気」と言うものがありません。

 

2月の終わりだったか、3月の初めだったか、サークルのある人が言いました。

「なんだか心が晴れないなぁ。」

それはコロナの時代が長いのでその事を言ったのですが、私は言いました。

「もしも今の状態で心が晴れないのなら、私はずっと晴れないままで良いわ。この心が重い状態のまま生きていく。ずっと今のままが続いて欲しい。」

何もわからない人が聞いていたら、何を言っているのか分かずに驚くと思います。

でもその人は頭の良い人なので、何の説明もしなくても

「うん、そうだね。」と言いました。

・・・・・優しい人だな・・・・・・(/_;)

 

3月の初めの頃は、心は重くても普通にヤル気もあって生活していました。

3月の12日以降、私は夜な夜な涙ぐみ、その涙が逆に明日の自分を支えているような気がします。

その涙に支えられ後半も普通に生活しています。時には微笑み、時には怒ったりもして、毎日何かをしています。

というわけで3月のおまとめ日記です。

 

 映画

今気がつきました。誕生日月に貰える1000円クーポンを使い忘れてしまいました。200円損したなぁ。見たい映画はたくさんありましたが、映画館には行けませんでした。テレビで見たものは4本。少なめですが、どちらかというとドラマを見ていたからだと思います。

ドクター・ドリトル」は映画館でも見て2回目。映画館で見た時よりも面白く感じました。私には時々、そういう映画があるんです。

自分の生き方と向き合う「あのこは貴族」。今の時代は、結婚=幸せではない。それは分かっているのですが、こんな時私は自分が意外と古い人間なのかと戸惑います。やはり伴侶と言うものは、大事な存在ではないのかと思うからです。あー、そうそう。つまりこう言えばいいのです。

結婚相手に依存は幸せにはならないと。

記憶探偵と鍵のかかった少女」は少々わかり辛いし、「ありがとう」じゃ済まないだろうと思うけれど、なんたってヒロインは美少女で、どうせ映画なんだから、それですべてを許してやろうと思えました(笑)

クワイエット・プレイス破られた沈黙」は前作よりも面白く感じました。前のは、冒頭の子供がおもちゃの銃を鳴らしてしまう所はショックで、ちょっと気持ちを引きずってしまいましたから。子供たちは更に心身ともに成長して・・・と言う話だったなと思いましたが、これ、また続きが出来そうですね。

皆お勧めできます。

 

 ドラマ

ドラマの事は別記事に書くべきだったかなと、ちょっと思いました。

WOWOWで「スノーピアサー」全10話を見ました。この続きが映画かと思ったら違いました。お話が中途半端だなと思いましたが、どうもシーズン2があるらしいです。WOWOWさん、早くそれを見せてねと思った次第^^
(だけどあまり好みじゃないかも。)

同じくWOWOWで「レジデント・エイリアン」。人類を滅ぼしに来たエイリアンですが、なんとなく憎めず、周りの人々との交流もユーモラスで楽しいかったです。コメディなので、気楽に楽しめました。やはりシーズン2が楽しみです。

北欧サスペンス「刑事ヴィスティング~殺人鬼の足跡~」全10話。北欧サスペンスはかなり好きです。連続殺人鬼、アメリカから逃れて北欧に他人の皮を被って生きて来て、また殺人を続けていた・・・・追い詰めていくさまも最後のクライマックスもドキドキハラハラしました。物語的には2本立て。身内が巻き込まれた元刑事の執念と優しさと、最後の同僚たちの優しさにもジーンとしました。

WOWOWで日本のドラマも見ました。亀梨君の「正体」。脱獄した死刑囚の目的は?

夫殿が「亀梨、上手いなぁ。」と言っていましたが、私も同意見です。心にしみじみと残る作品でした。

 

地上波のドラマもいろいろと見ていました。

ミステリと言う勿れ」- 最終回は誰が主人公なのと言う感じでしたね。でもこれが今シーズンで一番面白く感じたのは確かな事でしたね。こちらもシーズン2が楽しみですね。

ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」- 黒木華のヒロインのキャラに1話で離脱するかと思いましたが、なんか慣れたら逆に物語にのめり込み面白く感じました。でもこの枠って、視聴率が取れないんですね。

妻、小学生になる」ー これ、お話もとっても良かったです。でも亡くなった人をずっと引き留めるほど、心配させちゃダメなんだよねとしみじみと思いました。主人公の毎田暖乃ちゃんが素晴らしかったです。大人が中にいる白石万理華と、子供のままの白石万理華を完ぺきに演じ分けていましたよね。

愛しい嘘、優しい闇」― 途中までかなりミステリー度が高くドキドキしましたが、最終回では失速した感じ。彼を殺さなくても良かったのにって思いませんでしたか.

 

 読書 タイトルで感想のページにリンクしています。

「自由研究には向かない殺人」

 

 

・「マンガ日本の古典「和泉式部日記」」

 

 

 漫画

18日に「ぼくらのよあけ」を読みました。

 

この作品は、今年の初秋、劇場アニメ化されて全国公開だそうですね。

そのHPは→こちら

子供の頃、こういう冒険がしたかった。夢にまで見ていた。という作品でした。

 アニメ 

以前もお勧めできると書いた「平家物語」が終わりました。→お勧め☆アニメ「平家物語」

いつも美しい映像だなと思っていましたが、最終回は特に秀逸だったと思いました。壇ノ浦で平家有利だったのに、その形勢が変わっていく様には鳥肌が立ちました。

 ラジオ

3月の「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」とアナザーストーリーズ

 お出掛け

3月3日に、気になっていた「森の美術館」に行きました。→「森の美術館」に行きました。

3月7日には別の美術館に→「パナソニック汐留美術館と旧新橋停車場」

予定を1週間遅らせてもらって、25日の日に行ったのは東京都美術館でした。→「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」と上野

 

 

 その他の暮らし

なんだか病院通いがてんこ盛り。まあ、こんな言い方はしないとは思いますが(^_^;)

貧しい老後と豊かな老後になる違いというのは、実はここにあるような気がします。相変わらずの医療費貧乏です(涙)

その合間に、月の初めは楽しいお友達ランチもありまして、図書館なんかも行ったりして、久しぶりのお友達とお話が出来たりもして楽しかったりしたのです。そう言えば税務署なんかにも行きました。姑の家にも行ったし、それなりには頑張っていたような気がするのですが、ドラマ視聴時間が多いせいか、なんとなく自分ではグータラしているような気がしてしまいます。

4月は時間を意識して作り、録画してある映画とかお芝居の方を見たいと思っています。

 

その他には、3月16日に、また大きな地震が福島が震源地でありました。その後もちょくちょく地震が起きていて、不安な気持ちに駆られます。

3月16日の日記

楽しいイベントもありましたよね。

→「ホワイトデー」

3月は「東京大空襲」の日があったり、「3・11」の記念日があったりで、忘れてはいけない日がいっぱいです。

→「3月10日だって、忘れないよ。」

→「出来なかったけれど、やったんだ。」

忘れてはいけない日と言えば、姉の蝶子さんの誕生日があったりスノウさんの誕生日があったり・・・・

それにお通夜があったり、お葬式があったり・・・・・・(/_;)

 

星子さんが「3月もあっという間に過ぎた。」と言いましたが、やはり私には3月もあっと言う間と言う感じがせず、ユルユルと時が過ぎていくような気がします。毎日何かがあって、日記を書いておこうと思いつつ、最近はちっとも実践していないので、いつかみんな忘れて行ってしまうのでしょう。

だからこのまとめ記事は、忘れないためのせめての備忘録なんです。

 

昨年の3月のおまとめ日記は→「花咲きて 三月去りて 散りぬるを」

 

1月の暮らし☆2022年

2月の暮らし☆2022

 


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鎌倉殿の13人 第13回「幼なじみの絆」

2022-04-05 00:23:58 | ドラマ (大河)

印象深さから言うと、木曽義仲はやっぱりカッコいいなという事でしょうか。

この人を教科書で学んだ時から何故か魅かれる人のひとりです。この人を田舎者の荒くれ武者のようなイメージを持っている人も多いかも知れませんが、

「俺だって源氏じゃん。」みたいな勢いで京の都に上ってくる事など出来るわけもありません。

今回の話の中でも頼朝に兵糧の事を尋ねられた義時が、京に着くまでの兵糧は蓄えましたが、着いてからはどうなるか分かりませんのような事を言っていたと思います。義仲が京に入った頃は酷い飢饉の年で、兵糧の確保などに苦労し、それが兵たちの狼藉に繋がっていったのかもしれないとか・・・・・真実は今は分からない事ですが、グッドなタイミングではなかったような気がします。

やはり勝ち残っていく者には何かが味方をし、また力はあるのに敗れ去っていく者には、何か思いがけないものがその足をすくうのかもしれません。

にしても、キャスティングが青木崇高。

きっと三谷さんは、木曽義仲が好きなのねと思ってしまいました。

知的で人に対しても義に熱い義仲はとってもに魅力的に見えました。

この義仲を支え尽くすと決めていた愛妾、巴御前は、義仲とは幼なじみだと語りました。

このドラマでは、サブタイトルの意味が、いつも重なっていることが多いですよね。今回もそう思いました。ひとつめの「幼なじみ」は、この義仲と巴かと思います。もちろん巴の兄で側近である今井兼平もそうと言えると思いますが。(源義高、美しかったです。)

 

そしてもう一組の幼馴染たちは、義時と八重ですね。

ずっと報われない貢君をやっていたけれど、それは何かの下心合ってではなく、純粋に八重が笑っていてくれさえすればいいと言う想いからという気持ちが伝わって、ようやく少しの歩み寄りがあって良かったですね。こういうふうに絡んできて、ようやくヒロインっぽくなってきたなと、私には感じました。

この先八重はどんな立ち位置の人として描かれるのだろうと、いまだに私には分かっていませんでしたが、紀行で「妻の八重」という言葉が出て来て、今更ですが、ああ、このドラマはそれで行くんだなと確認したのでした。

 

しかしこのドラマ、本当に女性陣が、皆魅力的ですね。

亀に手を引けとわざわざ言いに来た政子に、驚くべきことに、元漁師の妻に過ぎなかった亀が説教するシーン。

なぜこの人がと思いつつ、すべてが「まさにまさに」という事ばかりで、

しかも思わず政子が「とりあえず何から読めばいいのでしょうか。」と尋ねてしまうなど、かなり面白いシーンになりましたよね。

 

魅力的な女性と言えば、りくも負けてはいませんでしたよね。

夫の短気のせいで思いがけずの田舎暮らしになってしまっても、一言も文句も言わず、自分を庇ってくれたことに感謝しカッコ良かったと言うりく、牧の方もカッコ良かったと思いました。

それに義村から亀の居所を聞き出そうとしての仕草も可愛らしくて、恐るべしと思っていたら、どうも畑の飼料の匂いが染みついていたらしく・・・・・っていうのも可笑しい・・・

あっ、だけど、ここでしっかり聞き出したから、結局、政子が亀の家を訪ねたのかもしれないですよね。やっぱり恐るべしですよね。

あっ、もう一つ。亀も言うじゃないですか。牧の方が本を持って来なかったかと。という事は、彼女も牧の方に何かを言われたから努力したって事かしら。このドラマ、描かれてない部分もセリフで描くようで、ボーっとしてると何かを見逃しそうです。

 

細かい事が多いので、全部拾って感想は書かないと決めたのに、捨てるものを決めるのが難しいような気がします。

義経はこんな所でさとと出会うのかと思いましたが、何で朝、寝坊した場所が、あんな海辺の掘っ立て小屋 ?

昨夜のいろいろあったであろう部分は、ドラマの方でも省略なんですね。

だから私も、この辺でと思いつつ、全成と文覚の調伏合戦、もうこれ本当に笑っちゃった。

 

という事で、次回もまた楽しみですね。

 

 

 


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鎌倉☆亀ヶ谷坂切通し

2022-04-03 08:51:31 | お出掛け日記

青春18きっぷを使って、日帰りでお出掛けしてきました。

最初に東海道線根府川駅で下車し「江の浦測候所」に行き、そして次は鎌倉に行きました。

今日は「鎌倉殿の13人」の日なので、お出掛け後半の部分の鎌倉のお話からしたいなと思います。

 

このブログを始めた頃、やりたかった事の一つに「鎌倉切通しに行く」があったのですが、2007年に「化粧坂切通し」に行ったら、かなり満足しその先が続きませんでした。

やっぱり制覇したいなという気持ちに火をつけたのは、「鎌倉殿の13人」の影響だと思います。

今回は15時過ぎからの鎌倉入りでしたので、目標はひとつに定めて「亀ヶ谷坂切通し」にしました。

目標ひとつに決めて、それが「切通し」って言う人もあまりいないとは思うのですが(笑)

「鎌倉殿の13人」の「紀行」でも第8回の時に取り上げられていましたね。

 

鎌倉から歩いていった場合、この「海蔵寺岩船地蔵堂」六角の所を右に曲がって行きます。

坂道って、その坂感を写真でだすのって難しいなと思っています。

亀もひっくり返ったと言うのが名前の由来だと言う急こう配が分かりにくいと思います。

ちょっと無駄な抵抗をして、似たような画像ですが並べてみました。

 

  

説明のボードですが、

 最初、何でこんなに曲がっちゃったのと思いましたが、実はこれで真っすぐなんです。

写真で見ると、やっぱり曲がっているようにしか見えませんが。(撮り方が悪いのね。)

ちょっと坂がきつい事を伝える事が出来たでしょうか。

鎌倉切通し二つ目制覇でちょっと満足した私です。

 

因みに、「化粧坂切通し」の記事は→「鎌倉新緑散歩」です。

その時人が入らないように画像を切って、その記事には坂が全く写っていません。亀ヶ谷切通しは、確かにきつい坂ですが長さ的には長くありません。たぶん、坂のきつさで言ったら「化粧坂切通し」の方が厳しかったように思います。

しかし人が入らないようにするために坂の部分を切った昔の画像を見て、それと比べて、今の人のいないこの道はやはりコロナのせいかと思ってしまいましたが、もしかしたら単に人気がないだけなのかも知れませんね。

鎌倉駅近くの「小町通り」は相変わらずの人出でしたから。

若い人が多かったのも印象的でした。

 

その日の遅い昼食は、

おやつ

 

映画の目黒あむ原作「honey」のロケ地になった場所みたいです。↑

 

短い時間ですが楽しかった鎌倉散策でした。

入ってみたい雑貨屋さんを見つけました。もう18時近くなので、閉まっていました。

今だからなのか、それとも前からなのか、観光地のお店などの閉まる時間は早いなと思います。特にお食事するところやお茶を飲むところなど。

 

鎌倉いいなぁ。もっと頻繁に行きたいと思いました。横浜に住んでいた時は、「近所」というイメージだったところなのになぁ。

 

トップ画像は、そんな17時58分に写した「円覚寺」の桜です。

日が長くなりましたね。

 

 

そして私たちは北鎌倉から帰途についたのでした。

おっと、大事な事を忘れました。

お土産です。やっぱり今だったら、これを買いますよね^^

 

 

 

 


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