下の囲みは、昨年の4月1日に投稿したもので、2013年からツリーになっています。
だから今年もそのツリーを止めるわけには行きません。
いつも心の中で父と語らって来た今日の日。
2021年の4月1日は木曜日2013年に父と他愛のない嘘をつきあった事が、まるで昨日のようです。下の囲みは、2020年の4月1日に投稿したもので、2013年からのツリーになっています。 202......
だけど私、今日思ったんですよ、お父さん。
2013年はやっぱり遠くなったなぁって。
つい最近まで、本当にお父さんと語り合った、あのさして面白くもなかった嘘合戦を楽しく思い出してきたのに、なんだかそれが凄くどうでもよくなってきたんです。
もっと大きな悲しみが、忘れたくない悲しみの記憶を奪って言ってしまうのでしょうか。
そう言えば、お父さん。
ちょっとお伺いしたいのですが、あの時、お父さんはスノウさんの家に来た?
だってねぇ、私がベッドに横たわっているスノウさんに話しかけていた時、誰かが私の左側の背後に立ったような気がしたんですよ。だから私は、話しかける言葉も気を使っていたのです。彼女に話しかけながら、ふと妹は綺麗だなと思いました。それで「綺麗だね。」と後ろに立っている人に話しかけて振り向くと・・・・・・・・だーれもいないの。
思わず照れて咳払いなんかしたい気分になっちゃった !
この話を姉や友達に言うと、皆お父さんが来たのねって言うのですよ。
やっぱり来たのかしら・・・・?
だけどこの話、4月1日のお話にぴったりかもね。
私には真実。だけど他の人にとっては、・・・・ねっ。
あのねっ、お父さん。
やっぱり今年も、嘘のような現実で私たちは苦しめられているんですよ。
疫病に噴火、地震。もうこれだけで、もうもうもうと牛のように鳴きたくなってしまうのにね、なんと今、戦争も加わってしまったんだよ。
21世紀に、戦争だよ。
ドンパチだよ。
人類に進歩ってないんだろうか。
そう思ってしまいますよね。
あの「プ」のつく名前の人のお母さんは、あの人が赤ちゃんの頃、ゆりかごを揺らしながらどんな夢を見ていたのでしょう。
人の上に立つ息子を見て、今は満足なんかしているのかな。
だけど世界中の、いや世界中かは分からないけれど、少なくても私の周りにいる善良な普通の主婦に、お茶を飲みながら「死ねばいいのに」と呪いの言葉を呟かれている息子を持って、その真実を知ったらどんな気持ちになるのでしょうね。
でも仕方がないよね。
直接手を下してなくとも、殺戮者なんだから。
「終わりの始まり」って、誰が一番最初に言ったんだろうかっていつも思います。凄い言葉です。
でもこの言葉は、願うならば、SFの中だけに存在していて欲しい言葉ですね。
そんな事をつらつらと思う2022年の春の日でした。