個別に紹介できなかったもの、鉢植え3種と草玉1種、
庭植え10種です。
左端の、朱色を帯びた明るい赤が鮮やかなセンノウゲ
(仙翁花)は、室町時代から栽培され、絶滅したと思われていた幻の花でした。
次は同じ仲間で、茎の節が黒味を帯びる朱色花のフシグロセンノウです。
3枚目は韓国原産の高地性小型ショウマで、葉姿が繊細なタンナチダケサシ、4枚目が樹皮上に育つ着生シダで、花以上に涼感を与えてくれた吊りシノブです。
以下は庭植えの草花です。
左は宿根姫ヒマワリ3種で、花期が最も長い一重花、八重のロドンゴールドと小型の「旭」です。
右2枚は、7月から花茎を伸ばして咲き続けているミソハギと、
ツワブキに似るが大きな銅葉(今年は本来の色が出ていません)が存在感を示す、洋種のリグラリア・ブリッドマリークロフォードです。
左2枚は、
「古都の花火」と銘打った藤袴として通販で購入したものですが、
草丈が180cm程になり別種のヨツバヒヨドリと思われます。
朱赤色のヒオウギは花後に緑の風船のような種袋をつけ、やがて中から真っ黒な美しい種子が顔を出します。
7月に続いてオトギリソウも、庭のあちこちで小さな黄色花を着けていました。
鉢植えのヤクシマススキを地植えしたら、大きく繁茂してススキの中で一早く花穂をつけました。